日本スリーデーマーチなども行われ、花とウォーキングのまちとして知られる埼玉県東松山市。
見所満載のウォーキングマップを片手にぐるっと一周廻ってみました
走行日 | 2004年5月 2日(晴) |
走行距離 | 60 km |
使用した愛車 | MTB(Jamis Comodo) |
コース概要 | 唐子中央公園→駒形公園→稲荷橋→高本山峠→鳴かずの池→足利基氏の館跡→川島・こども動物公園自転車道→彫刻のある通り→高坂駅→八王子道標→石橋・供養塔→高済寺下の清水→東光院下の清水→世明寿寺→観音下の清水→香林寺→八幡神社→宮鼻の清水→寺下の清水→中杉の清水→大下の清水→小剣神社→一本棒の銀杏の木→等覚院→GRILL→おくま山古墳→柏崎緑地→市野川→岩鼻運動公園→大谷瓦窯跡→玉太岡神社→上岡の観音様→農林公園→串引沼→比丘尼山古墳→東松山ぼたん園→西明寺沼→市野川→上沼公園→下沼公園→東松山駅→箭弓稲荷神社→芝桜→おため池→青鳥城跡→八幡神社→唐子中央公園 |
花とウォーキングの町として知られる埼玉県東松山市。 んで、先日小川町に山サイに行った帰りに「東松山ウォーキングセンター」に立ち寄ってウォーキングマップを入手しました。 コースは大きく分けて6コースに別れており1周10〜25kmくらいです。 今回もYAMAHONで行くつもりだったのですが、コース案内をよく見ると「あぜ道」とか「階段」とか書いてあります。 |
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唐子中央公園に車を置いてスタート。 ちょっと曇り気味。 |
公園にはツツジがたくさん植えられておりちょうど見頃な感じでした。 | 駒形公園を通って稲荷橋へ向かいます。 |
前にも通った沈下橋である「稲荷橋」を渡り、本日最長の登りとなる高本山峠を登ります。 |
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稲荷橋。 いつも通り狭い橋を車が行きます。 |
高本山峠は坂道の形が猫の背に似ているところから「猫坂(ねこざか)」と呼ばれてるそうです。 | 峠を登り切りました〜。 最初から頑張りすぎ。。。 |
登り切ったら、後は下りです。高坂方面に向けて気持ちよく下っていきます。 下り終えたところからもう一度登り返すと、「岩殿観音」があるのですが、先日沈下橋を訪ねた際に行ったばかりなので今回は省略しました。(いいわけ) |
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峠を越えると景色が開けます。 高坂方面を眺める!いい眺めです。 |
下り終えたところには、鳴かずの池がありました。 池に蛙が棲みつかない事から「鳴かずの池」と呼ばれているそうなのですが、ホントに蛙はいないのか? |
足利基氏の館跡だそうです。 MTBで走りたくなりますが、ここは我慢。 |
こども動物自然公園の前に出たら「川島こども動物自然公園自転車道」に入り高坂駅方面へ向かいました。 | ||
「川島こども動物自然公園自転車道」入り口。 今回は途中までの利用です。 |
高坂駅前から続く道は彫刻のある通りと名付けられ、こんな彫刻がいっぱいあります。 | 東武東上線高坂駅を通過。 |
なんか、だんだんと晴れてきました♪ 曇りだと何が困るって、「写真の写りが悪い」んですよ。 この脇の細い道を下っていくと都幾川リバーサイドパークです。 |
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なにげに立っている八王子道標。 松山道と児玉道に分岐するところにあります。 |
都幾川リバーサイドパークの片隅に石橋があります。 高坂の渡し場手前の水路に掛けられた一枚岩の橋です。 |
都幾川リバーサイドパークの様子。 サッカー少年がたくさんいました。 |
ここからは、高坂七清水コースに沿って進んでいきます。 この辺りは高坂台地と低地である水田地帯の境目に辺り、あちこちにきれいな清水が見られます。また、これらの清水は古くからこの辺りの人々の生活用水として利用されておりその名残が今でも見ることが出来ます。 |
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高済寺下の清水 あまり手入れされておらず、いきなりショックを受ける。 |
こんな道を通って次へ。 | 東光院下の清水 ここは、綺麗に手入れされています。 大きな鯉が何匹もいました。 |
高坂神社を過ぎ折本山緑地方面へ向かいます。 すると途中に「もののふ温泉」なる看板が!こんなところに温泉ですか!?でも、どう見ても普通の民家なんですよねぇ |
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気持ちいい雑木林の道。 | もののふ温泉! どうやら、温泉スタンドの模様。 民家の庭先に温泉出てます。 |
世明寿寺に到着。 門前の桜の木にはサクランボがなってました。 |
ここで疑問が。 僕の記憶では小学校の桜の木にはいつもサクランボがなっていたような気がするんですが、一体どうなってるんでしょう? で、調べました。こういう事だそうです。なるほど、種類が違うんですね〜 |
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問題のサクランボ。 もう少しで食べられる? |
観音下の清水 市指定文化財とのことですがお手入れはいまいち。 |
花とウォーキングの町とのことであちこちに綺麗な花壇が整備されています。 |
ウォーキングコースに沿って進みますが、本来と逆回りしていることもあって、案内看板が非常にわかりにくいです。 今回、ハンディGPSと国土地理院の2万5千分1地図を利用して事前にルートを入力してきたのであまり迷わずにすみました。こういうところを走るときは、ホントGPSのありがたみを感じますね。 |
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香林寺 中はいろんな花が一杯ですごく綺麗に手入れされています。 今まで見た中で最も綺麗なお寺でした。 |
八幡神社にある大ケヤキ もう、かなりギリギリですよ、これは。 |
宮鼻の清水 ここでは、近所の方が洗濯してました。 未だに利用されてるんですね。 |
寺下の清水 金魚の他にザリガニが住んでました。 |
中杉の清水 農業用に水をくみ上げている方がいました。 |
大下の清水 民家の庭先にあり、これは池だと思って周囲を探し回ってしまいました。 |
これで、7清水すべて廻りました〜。 |
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ポピーの花畑でした。 | 正代運動公園の先、小剣神社の前に、立派な煉瓦造りの樋管がありました。 小剣樋管だそうです。 |
となりに、ひっそりと石橋が。 これも、一枚岩ですね。 |
ここからは都幾川の土手沿いに北上していきます。 途中からこのコースを外れ、「野本緑陰史跡巡りコース」に進みます。 |
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都幾川の土手沿いの道。 未舗装です。 |
一本棒のイチョウの木 こんなイチョウ見たこと無いです! |
等覚院 国宝の木造阿弥陀如来があるとのことですが鍵かかってますよ・・・。 |
さて、おなかも空いたことだし、ここいらで昼食にしようかと思います。 今日の昼食は国分牧場直営のバーベキューハウスべこの予定でしたが、どこにもみあたりません(T T) 。 で、どう考えても「ここだ!」っていう位置にあるのが「GRILL」という焼き肉屋。裏に回ると、たしかに国分さんです。というわけで、今日はここで食べてみることにしました。 |
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バーベキューハウスべこ改めGRILL!? | 牛カルビランチ120g:1500円 岩手産の前沢牛らしいです。 肉が甘くてうまい! 独断と偏見による評価 ★★★★☆ |
腹ごしらえが済んだら出発。 写真は、おくま山古墳 |
畑の中を走りながら、のんびりと北上していくと住宅地に入ります。 この中をしばらく進むと柏崎緑地がありました。 |
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途中にあった、薬師寺沼 | 柏崎緑地沿いの道。 なかなか環境のいいところですね。 |
柏崎緑地の看板前です。 |
市街地を北上し、東松山ウォーキングセンター方面へ進んでいきます。 さらに、中から「大谷伝説の里コース」に進むことにし市野川河川敷を進みます。 |
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市野川河川敷は両岸に菜の花が咲いておりとても綺麗です。 | 道にはコースが色付きで示されておりこれに従って進みます。 前方の入り口、これがなければまず気が付きません。 |
岩鼻運動公園の中は、雑木林の中を走る遊歩道になっています。 |
岩鼻運動公園を抜けると新興住宅地と思われる町並みが続いています。 月中川沿いを進み通り抜けると今度は梨園の中を走ることになります。こういう変化もたまらないですね! |
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新興住宅地の中を進みます。 ルート案内は健在(写真右) |
のんびりあぜ道も走ります。 | 道端にはあちこちに花が植えられていて、いい感じのコースになっています。 |
ここで、一旦ルートをはずれ国史跡大谷瓦窯跡を見に行くことにしました。 国の史跡とのことで、どんなのか期待していましたが。。。 |
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途中、巨大なお屋敷が!! 「瓦が落ちるので注意」って書かれていますが、ちゃんと補修してください。 |
で、これが国史跡大谷瓦窯跡なんですが、ただの斜面に屋根を付けたものにしか見えませんねぇ。 | 元のルートに戻ると今度はツツジが満開。 |
畑の中ののんびりとした道を北上ししていくと玉太岡神社があります。 ここには大榎があるというので立ち寄ってみました。 |
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のーんびり走るわけです。 | 大榎ですが大きすぎて写りません。 樹齢3〜400年とのことです。 |
離れてもう一枚。 |
さて、東松山のほぼ北端に近づいてきました。 しばらく進むと上岡の観音様があります。 乗馬体験1回300円は格安であり、是非乗りたかったんですが諸事情により断念。 |
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この馬頭観音を求めて全国から馬関係者が集まってきます。 | 開いてるクジャクを生で見たのは初めてです。 | う〜ま〜 |
上岡の観音様から少し南下したところに、農林公園があります。 ここはいつも辺り一面が四季の花々に埋め尽くされているというとっても綺麗な公園です。 |
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こんなところを通る道でもきちんと舗装されてます。 東松山市のやる気を感じました。 |
農林公園から熊谷方面を眺める。 花と展望の組み合わせ。 良い景色だ〜 |
花畑を下から見上げてみる。 |
ゴルフ場沿いの遊歩道を南下しながら、比丘尼山古墳方面へ向かいます。 緑の中を歩く遊歩道がゴルフ場頼りというのは何とも皮肉な感じがしますね。 |
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気持ちいい雑木林ですが、右側はゴルフ場です。 | お地蔵さん達にご挨拶〜 | ついに出ました。階段の登りです。 これは担ぎですね。 |
引き続き、比丘尼山古墳方面へ向かっていきます。 途中に串引沼があり、何人かの方が釣りをしてました。 |
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串引沼 若狭の局の悲話の舞台だそうです。 |
比丘尼山古墳の周りを遊歩道で一回りすることが出来ます。 | 比丘尼山古墳には吉見百穴と同じ横穴式墓群があります。 写真は案内看板の後ろの急斜面を登ったところにある穴です。 |
比丘尼山古墳を過ぎた辺りで妻が大はしゃぎ!何かと思えばカワセミがいました。 それも雄(青い方)でした。 僕もこういう季節ものイベントははずせないので、東松山ぼたん園に向かいました。 |
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秋葉神社を過ぎたところでまたしても登り階段が。。。 | 東松山ぼたん園 それほど混んでるというわけでもないですね。 |
こどもの日が近づいて鯉のぼりをあげている家が結構ありました。 |
河童の詫び証文の伝説があるという西明寺沼を通過し、滑川の河川敷を走りました。 ここは、未舗装ですが割と締まっていて走りやすい感じです。 |
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西明寺前を通過。 | 滑川沿いを下橋に向かって走っていきます。 | 何とも味のある下橋に到着。 |
下橋を渡り、今度は市野川沿いを走った後、東松山市街へ向かいきます。 | ||
市野川沿いです。 初めは舗装ですが途中から未舗装になります。 |
東松山市街に入ったところに上沼公園があります。 上沼を中心に公園が整備されています。 |
こちらは上沼の水源になっている上沼の清水です。 ここからあの大きな沼になってると思うとすごいですね。 |
こんな煉瓦造りのお店もありました。 | 下沼公園に到着。 ここの水源は?と思いますが資料が無く断念。 |
東松山駅前通 景色が一変して町ですね〜。 |
東松山駅前を通過し、もう一つのぼたんスポットである「箭弓神社」を目指します。ここからは「都幾川歴史道コース」を走ります。 | ||
箭弓神社 かなり立派な神社ですね〜 |
見頃は過ぎてしまったようですが、まだぼたんは残っていたので、それらを眺めてました。 | 藤棚もあり、どっちかというとこっちの方が綺麗な気も。。。 |
実は今回のツーリングの計画に辺り一つだけ不満なところが。 東松山といえばそうです。「焼き鳥」です。 自転車&グルメは僕の大事なポリシーでありこれを外すことはできないのですが、東松山のやきとり屋はみんな夕方にならないと開店しないんです(T T) このまま、東松山名物味噌だれやきとりを食べずに帰るのかと思っていたところ、ありました!箭弓神社内の露店に売ってました。ちょっと胡散臭いが仕方ありません、購入。 |
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憧れの東松山名物味噌だれやきとり 味噌はうまいが所詮、露店。 次回リベンジを誓う。 独断と偏見による評価 ★★★☆☆ |
おため池に向かう途中に見事な芝桜の屋敷がありました。すごい〜。 | [ P R ] |
さて、ここで「都幾川歴史道コース」について一言。 正直コース案内が有って無い様なものです。大谷伝説の里コースのすばらしい整備状況とは雲泥の差なので行かれる方は注意が必要かと思います。 |
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おため池に到着 青鳥城跡のお堀の跡らしいですよ。 |
おため池の畔には、虎御石があります。 なんか、かっこいい! |
青鳥城跡を過ぎた辺りでコースは大変な事に!もはや道ではない感じ。MTBで良かった。 おまけに、隣の養鶏場が臭いんですよ〜。 |
この辺になってくるとますます道がわかりにくくなってきます。 途方に暮れているとその家の方が「その細いのをまっすぐで良いんですよ」と教えてくれました。 でも、きっと迷ってる人がたくさんいるんだろうなぁと思いました。 |
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沼地みたいなところも通り抜けていきます。 | なんだかんだでやっと着いた八幡神社。この下に→があります。 | 若宮八幡古墳 石室がのぞけます。 |
本日のツーリングも終わりに近づいてきました。 ここから、スタート地点である唐子中央公園に戻って終了です。 |
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八幡神社のちょっと先にまた湧き水がありました。 八幡沼です。 ツツジがきれいに咲いてました。 |
唐子中央公園にもぼたんが咲いてました。ここのも十分綺麗ですね。 | 駐車場に戻って終了〜 本日も無事に終えることが出来ました! |
東松山を重点的に走ったのは今回が初めてですが、何よりもウォーキングコースの充実ぶりに感動しました。 ちょっと未整備なところもありますが、他より群を抜いてることはたしかだと思います。関係者の方には非常に感謝しています。すばらしいコースをありがとうございました! |
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