前回、時間が無くてほとんど素通りしてしまった小川町をじっくり周遊してきました。
食事は小川町のグルメスポット鬼うどん金勝です
走行日 | 2004年2月 8日(晴) |
走行距離 | 48 km |
使用した愛車 | MTB(Jamis Comodo) |
コース概要 | 道の駅おがわまち→カタクリ自生地&遊歩道→流れ橋→西光寺→オオムラサキ展示館→青雲酒造→根古屋廃鉱山→腰越城跡→横川家のトチノキ→穴八幡古墳→八幡神社→仙覚律師跡→吉田家住宅→鬼うどん→寄居町→四津山神社→諏訪神社奉祀跡→八和田神社→みどりが丘団地→鬼ケ谷津沼→八宮神社→道の駅おがわまち |
今週末のツーリングは、当初さいたま市から川越経由で小川町を目指す予定でした。 が、今回めずらしく妻が「一緒に行きたい」と言いだしました。 しかし、妻用の折りたたみ自転車がないため電車輪行というわけにはいきません。 |
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今回は車輪行です。 道の駅おがわまちに駐車させてもらうことにしました。 |
道の駅のすぐ裏には槻川が流れています。 大寺橋を渡り向こう岸に向かいます。 |
ネットの情報によると、この付近に流れ橋があるとのことです。 探索のために橋を渡ってすぐ左折。いきなり最高な感じ。 |
いきなり道がこの調子で、心から「MTBにしといてよかった」と思いました。 気持ちよく前進すると視界が開けたところに流れ橋があり、ちょうど橋を渡ってきた地元の方に「まぁ〜、こんなところを自転車で!」と言われました。 |
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槻川にかかる流れ橋。 とりあえず、歩きで渡っておきました。 |
流れ橋をすぎると、きれいに整備された竹林の中を走ります。気持ちいい〜。 | 竹林を抜けると、カタクリとニリンソウの里です。 ちょっと季節には早いようでなーんにもありませんでしたが、3月のシーズンに向け地元の方が大勢で整備してました。 ご苦労様です! |
遊歩道を抜けたところで、柳町橋を渡り大寺橋方面へ戻りました。 大寺橋まで戻り、もとの道を進むと正面に西光寺が見えてきます。 |
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西光寺です。 目の前に鐘楼がありました。 |
西光寺を過ぎ少し進むとカタクリとオオムラサキの林展示館がありました。 | すごい数の蝶や昆虫の標本です。 写真はオオムラサキです。 |
展示館の脇から仙元山遊歩道に入っていけるようです。MTBでガッツリ走りたくなるような道なのですが、当初の目的を忘れそうなので今回は見送ることにしました。(T T) | ||
次回のために遊歩道案内図を撮影。 | 道を進んでいくと立派なお屋敷が! しかもこの家、お堀があります。すごい! |
八高線の線路を渡ります。 |
さてここまではのんびりした裏道を走ってきましたが、根古屋方面に向かうため一度国道254号に向かいました。 国道254号から県道11号に入るとまもなく青雲酒造があるはずだったのですが、いくら探しても無い!で、結構迷走した結果、元の道のもうちょっと先にありました。。。思ってた位置と違ったんだよなぁ。 |
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苦労してたどり着いた青雲酒造。 仕込水の試飲と酒蔵の見学も可能です。 |
酒蔵の2階にはかつて使用していた道具が展示されていました。 | 青雲酒造を後にし、根古屋方面に向かうと、山の中腹に根古屋廃鉱山が見えました。 |
この辺りに腰越城跡があるということだったので来たんですが、またしても見つかりません(T T) 切通橋を渡って東秩父村まで進みますが無い。こんな奥のはずはないので諦めて槻川沿いを戻ることにしました。 |
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タナボタ的に流れ橋を見つけました。 もう少し下流にももう一つありました。 |
諦めて戻る途中で見つけました。 腰越城跡。いつのまにか通り過ぎてるし。。。 |
城跡は山の上なので山道を登ります。 案内板によると頂上までは450m程だそうです。 |
と、調子よく登り始めましたが、200m程で階段になってしまいました。 仕方ないのでMTBを置いて徒歩で頂上を目指しました。正直、階段はきつかった。 |
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あらら、すぐに階段になってしまいました。 | やっと頂上です。 城跡といっても頂上には何もありません。 その代わり、すばらしい眺めが待っていました! こちらは、東秩父側。 |
反対側は小川町を臨みます。 |
城跡を後にし、ちょっとだけですが、ダートの下りを楽しみました。 次の目的地である「穴八幡古墳」に向かうために県道11号に戻りましたが、通り沿いを走ってもつまらないのですぐ裏道に逃げ込みました。 |
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裏道に入ってすぐ小さなお堂の隣に「横川家のトチノキ」がありました。 町の天然記念物らしいのですが、何がすごいのかよくわかりません。 |
すぐ先には、またしても立派な神社が! | ふと、道ばたを見ると黄色い花が咲いていました。 妻曰く「福寿草」といって春を呼ぶおめでたい花とのことです。 |
さて、穴八幡古墳ですがNetの情報ではいまいち場所がはっきりしません。 GPSに入力した位置を頼りに適当に走っていくとありました。やはり頼りになりますハンディGPS。 |
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穴八幡古墳の石室です。 鉄柵がついていますが中をのぞくことは可能です。 |
穴八幡古墳の隣には八幡神社がありました。 | 八幡神社には町の天然記念物「八幡神社の大ケヤキ」がありました。 ホントでかい! |
この近所に仙覚律師跡があるはずなのですが、例によって場所がよくわかりません。 八幡神社から気持ちよく坂を下り、青雲酒造の裏手まで下ったところで案内板を発見。 後でわかったのですが、最初から坂を下りなければさくっとこれたようです。こういう事もあるよな。うん。 |
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激坂の上にありました。 仙覚律師跡。 |
丘を反対側に下ると、ちょっとした遊歩道がありました。 これを抜けると国道254号に出ます。 |
線路を渡り川本町白鳥飛来地を見たときに通った線路沿いの気持ち良い道を北上します。 |
八高線沿いをのんびり北上し、JR竹沢駅をすぎたあたりで西に折れると重要文化財「吉田家住宅」がありました。 実は前回、看板だけ見つけて立ち寄ることができなかったので今回はちゃんと場所を調べてきました。 |
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重厚な藁葺き屋根をもつ吉田家住宅。 中では軽食や甘酒を売ってます。 囲炉裏のそばで飲む甘酒は格別!? |
再び国道254号に戻り、1Km程北上したところに、今日の昼食スポット「鬼うどん金勝」があります。 | 僕は天ぷらうどんを食べましたが、麺を味わうなら盛りがお薦め。 小麦がほんのり甘くてうまい! 独断と偏見による評価 ★★★★☆ |
小川町の東側へ向かうため、一旦国道254号を寄居まで北上し赤浜小川線を南下することにしました。 途中から↓こんな感じの、のんびりとした田舎道が続きます。高見城跡から下れるシングルトラックがあるというのでそちらへ向かいましたが。。。 |
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こういう雰囲気、いいですねぇ。 | 途中にあった名称不明のため池。 きちんと管理されているようです。 |
四津山神社(高見城跡)入り口。 またしても激坂(もちろん登り) |
必死で激坂を登り終えると、左側にGoodなシングルトラックが! |
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おぉ!って思いましたが。。。 | 気を取り直して田んぼの中を進むと、道ばたに山羊がいました。びっくり。 | 遊歩道の案内に沿って行くと「諏訪神社奉祀遺跡」と思われる遺跡がありました。 でも、説明板等がないのでよくわかりません。 |
続いて、遊歩道の案内板に従って奈良梨方面の八和田神社へ向かいました。 途中の道は↓こんないい感じの下りでした。MTBでよかった! |
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いいね〜。 | 八和田神社には、天然記念物の大スギがありました。 これもデカイ! |
みどりが丘団地に向かうため角山方面に進路をとりました。 |
角山方面へ向かう道は低山の間を抜けていきます。 じわっと登っていくと、途中にいくつか沼というか、ため池がありました。 |
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手入れがあまりされていない沼。 | よく手入れされた沼。 この差はいったい? |
一旦、254号へ下り再び坂を登るとみどりが丘団地です。 |
みどりが丘団地は、その名の通り「丘」の上にあり、もちろん坂が多いわけで、ここに住んだら毎日大変だろうなぁ。と思わずにはいられません。 みどりが丘団地から下ったところに鬼ヶ谷津沼があるとのことだったので、そちらに向かいました。 |
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鬼ヶ谷津沼のまわりはちょっとしたシングルトラックでした。 | 沼の先の舗装路を気持ちよく下りました。 | 道ばたの水路でアヒルが放し飼いされていました。 ふわふわで気持ちよさそうです。 |
当初の予定では、この後小川町の嵐山側を回る予定でしたが、だいぶ日が落ちてきてしまい寒くなってきました。 帰り道の途中に八宮神社があるんですが、ここの彫刻がかなり立派との話だったので見学してきました。 |
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八宮神社本殿の彫刻。写真ではわかりませんがかなり細かい細工です。 | 正面の彫刻もなかなかです。 | 入り口側には芭蕉の句碑もありました。 |
八宮神社を後にして、今日のスタート地点である道の駅おがわへ向かいます。もうすっかり夕方になってしまいました。 予定のすべてを消化できませんでしたが、とっても満足なツーリングでした。家から車で1時間くらいのところにこんないいところがあるなんて幸せだよなぁ、って心から思う1日でした。 |
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