多摩川が武蔵野台地を削ってできた河岸段丘「国分寺崖線」。緑たっぷり湧水たっぷりの極上空間を自転車で満喫しますよ!
多摩川が武蔵野台地を削ってできた河岸段丘「国分寺崖線」。緑たっぷり湧水たっぷりの極上空間を自転車で満喫しますよ!
走行日 | 2009年8月15日(晴) |
走行距離 | 40 km |
使用した愛車 | ルノー(RENAULT) AL-FDB14 |
コース概要 | 東急多摩川駅→田園調布せせらぎ公園→丸子川(旧六郷用水)→谷沢川→等々力渓谷→善養寺→明神池の跡→玉川大師→岡本公園→丸子川親水公園→丸子川源流→成城三丁目緑地→喜多見不動堂→神明の森みつ池→深大寺→深沙堂水源遊水池→深大寺そば きよし(昼食)→沢の台ホタルの池→大沢緑地→野川公園→美術の森→滄浪泉園→貫井神社→新次郎池→殿ヶ谷戸庭園→JR国分寺駅→不動橋→お鷹の道→真姿の池湧水群→最勝院国分寺→JR西国分寺駅 |
前回「野川サイクリングロード&源流探訪」を走ったときに気がついたのですが、野川の周辺には国分寺崖線という全長30kmという連続した崖地があるのです。 東京の、それも23区内に崖・・・、って思うところですが、あるんですよ。それもかなりガッツリとした崖が! 国分寺崖線は10万年という長い時間をかけて多摩川が武蔵野台地を削ることによってできた河岸段丘です。 そんなわけで、前回に引き続き南東京エリアを走りますよ~ いつもはだいたい行き当たりばったりで走ることが多いのですが、今回は久しぶりにきっちり事前調査を実施。ホントは端から端まで走りたかったのですが、この後用事があるのでそういうわけにも行かず、おもしろそうなスポットが多く残されている東急多摩川駅~JR西国分寺駅間を探訪してみたいと思います! |
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東急線の多摩川駅まで輪行してきました。ここから国分寺崖線に沿って北へ進みます | 駅前にある田園調布せせらぎ公園は国分寺崖線の崖地を利用した公園です。ハケ(崖地)とその下を流れる小川が綺麗なんですが、これは公園として作られたものっぽい? | 一号遊水池ってのを見に行ったら湧き水があったのですが、よく見ると奥に塩ビパイプが・・・。そこまで作るとは~(ホントの湧水は裏手にあります) |
なんだか微妙な田園調布せせらぎ公園ですが、これから走るコースの雰囲気を感じるにはちょうどいいかな~ 崖地を登って駅と反対側に出ると田園調布一丁目の高級住宅街。我が家の近所で見かける家の何倍もの大きさのお屋敷が並んでます。 ところでここ田園調布と隣にある自由が丘、名前から想像すると田園調布が低地で自由が丘が台地って感じがするのですが、実際はその逆で丘の上にあるのが田園調布で、谷にあるのが自由が丘だったりします。大正~昭和にかけてこのあたりを宅地開発した際にこの名前になったらしいのですがなんだか面白いですね♪ そんなことを考えながら再び多摩川方面へ崖を下ります。 |
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田園調布1丁目から丸子橋方面へ下る富士見坂は、崖線を下る急坂。名前からすると昔は富士山を眺めることができたんでしょうか? | 富士見坂坂を下って行くと浅間神社の前に丸子川の下流端を発見。今日はここから上流に向かって走りますよ~ | おっとその前に、丸子川が多摩川へと注ぐ水門も確認していきましょう。場所は丸子橋のちょっと北側。県道11号を渡って←の対岸あたりです~ |
丸子川は、かつて六郷用水と呼ばれた用水路を再整備して作ったもので、東京都世田谷区岡本付近から国分寺崖線に沿うように流れ大田区田園調布で多摩川へ注ぐ全長7.3kmの小さな川です。 一般的な川としては不自然に高いところを流れているし、なにより流れる方向が不自然(崖から湧水が流れるならまっすぐ多摩川に落ちればいいはず)なのですが、もともとが灌漑を目的とした用水路だと思えば納得ですね~ そんな丸子川は、国分寺崖線から湧き出る湧き水を集めながら流れる楽しげな川♪周辺の湧き水を探しながら探訪してきましょう~ |
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最下流部は、ここが丸子川でかつての六郷用水だと知らなければ、整備の悪い排水溝にしか見えません。 | 県道11号を離れ1本裏手の住宅街に入ると川幅も大きくなり護岸は綺麗に整備されて雰囲気が一変します。これぞ中小河川探訪って感じ~ | 国分寺崖線を横切る道はどれも激坂ばかり、さりげなく斜面をみると16%の表示が!?この付近を登ったり降りたりすればかなり修行ができそうです(笑) |
かつて六郷用水として活躍した丸子川には流れてきた水をさらに細かく分水するための樋門がポツポツと残されていたりします。 現在周囲は高級住宅地となっていますが、昔はその名の通り「田園」だったのでしょうか? |
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丸子川(六郷用水)の流れを分水するための樋門~ | ふと気がつくと、道の対岸を小さな水路が流れていたりします。これも丸子川の支流かな? | 石積みの護岸と草が生える川面が綺麗ですね~。散歩道として最適な雰囲気で自転車乗りもたくさん走ってました。 |
川沿いを進み目黒通りを過ぎたあたりで、ちょっと変わった光景が目に飛び込んできます。 東西に流れる丸子川に対しほぼ直交する形で川(谷沢川)が交差しているのです!これは用水路で時々みられる伏せ越しかな~、と思っていたのですが・・・ |
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交差部に至るちょっと手前で見つけた井戸用のポンプ。現役で活用中みたい~ | 交差部の下流側では、石積みで作られた吐き出し口から勢いよく水が流れ出しています。一見伏せ越の出口にも見えますが・・・? | が、しかし!上流側をみると伏せ越になっていないばかりか、なんと上流からきた流れは交差すると思われた谷沢川に流れ込んでるじゃないですか! |
と、いうことはですよ。 さて、ここで疑問が。 ちなみにかつて六郷用水が現役だった頃は、この場所に六郷用水の掛樋が架かっており用水路の水が谷沢川の上を跨ぐ形になっていたそうです。 さて、ここで交差する谷沢川の上流には都心に近い絶景の渓谷として知られる等々力渓谷があります。昔から一度行ってみたいと思っていたので寄り道していきましょう♪ |
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交差部から切り立った谷の中を進んでいくと、数分で等々力渓谷の入り口に到着。 | 利剣の橋を渡ったところにある不動の滝。静かな谷間に水が流れ落ちる音が響く癒し系スポット~ | 滝の奥の階段を上っていくと等々力不動尊もあります。 |
ここ等々力渓谷は、国分寺崖線に湧き出た湧水の流れが長い時間をかけて崖を浸食・後退することで作った自然の渓谷です。 渓谷は公園だけでも1km以上あるので、これだけの谷を削り取るってのはもの凄いことですよ~ しかも、後で明らかになりますが現在のこの流れですらわざわざ他の場所から地下水路で水を引いて作っているとのこと。かなり地下水が減っちゃってることを感じます。 |
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再び丸子川沿いに戻り上流へ向かうと右手に巨大な狛犬があるお寺「善養寺」があります。 | こちらが本堂~ 境内に湧水があるということなんで探してみましょう |
都の天然記念物「大榧」と多摩川の精「たま坊」の脇に湧水らしきものを発見。。。でも水は枯れており湧き出てませんでした~ |
さて、最初に「国分寺崖線はかつての多摩川が台地を削り取った河岸段丘」であると書きましたが、現在ではその名残を感じられるスポットはあまりありません。周囲はすべて宅地化されてるしね~。 そんな数少ない多摩川の流れを感じることができる場所が国道466号の高架をくぐった先の野毛3丁目付近にあります。 |
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ちょっと分かりにくいですが写真中央に向かって窪地になっているのが分かるかな~ | で、そのまま進んでいくと道路をふさぐ形で不自然な段差が! | しかもその手前にはいかにも水路跡っぽい遊歩道もあります。 |
この場所は何なのかというと、昔この場所にあった明神池の跡なのです。 |
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さらに上流に向かうと「南大山道の道しるべ」を発見。その先の国道246号と交差する部分は横断不可なので、階段を担いであがった後、いったん下って迂回します~ | 国道246号を迂回してすぐのところにある玉川大師。一見普通のお寺なんですが、噂によると玉川大師の地下霊場は凄いらしい・・・? | 狭くて真っ暗な通路を手探りだけを頼りにひたすら進むと、所々に四国88箇所、及び正鵠33番霊場のお大師さま・観音様が鎮座しているのです。一人で行くと怖いですよ~ |
地下霊場、予想以上のおもしろさです。 あ、ちなみに地下霊場は灯明料として100円かかりますが、それ以上の価値は保証付きですよ♪ 玉川大師を過ぎると、丸子川探訪もいよいよ終盤です~ |
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もともと用水路である丸子川にはこんな感じの水路跡が無数に分かれてたりして探検心をくすぐります。 | 岡本公園の東側で谷戸川が合流しています。森の中の小川って感じの雰囲気~ | 岡本公園内から流れ出る水。公園内に湧水があるのかな? |
公園内には古民家園などもあり、ちょっとした寄り道や休憩にちょうどいいかも~。 | さらに進むと川沿いは丸子川親水公園として整備されていました。 | そして流れは仙川とぶつかる・・・かと思いきや平行する形で流れていきます。 |
丸子川の流れは世田谷区岡本3丁目付近で仙川とぶつかります。 これからそれを探しに行きますよ! |
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暗渠となりながらも仙川と平行しながら流れる丸子川を遡っていくと怪しい施設を発見。でもここから取水しているわけではないようです。詳しくは↓ | 東名高速の東側にあるグランエクレール岡本付近に源流があるとの情報で探しに来るも、敷地付近では怪しい緑地しか発見できず。 | いったん川沿いに戻るとさらに先に側溝が続いており、中を勢いよく水が流れる音が聞こえます。 |
どうやら探すポイントが間違っていたようです。 果たして源流は見つかるのか? とその前に、先ほどの怪しい施設について。上の写真にある怪しい施設は、仙川の流れを浄化してポンプ&地下導水管で谷戸川と谷沢川に送るための施設なのです。なんと、さきほど丸子川に合流した谷戸川、そして等々力渓谷を流れていた谷沢川の水はここで仙川から取水して人工的に送られたものだったのです!今日はホント驚きの連続ですよ~ |
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東名高速沿いを登ってきましたがグランエクレール岡本の手前で進入禁止になっちゃいました。でもどうやらこの奥に源流があるようなんだけどな~ | 仕方なく仙川沿いに戻って上流へ向かうと、水路敷らしき脇道の側溝から勢いよく流れる水音が聞こえてきました。これは何かあるぞ! | その脇道を上流に進むと雑木林に沿ってこんな綺麗な小川を発見!湧き水の予感♪ |
実は走っているときには気がつかなかったのですが、この流れも丸子川の源流の一つなんだそうです。 |
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流れに沿って進んでいくと小さなほこらと、湧き水を発見!水の湧き出るところに神様があるってなんだか素敵~ | さらに上流。自然のままって感じの小さな池がありました。ここが東京都であることを忘れそうです。 | そしてその先・・・。東京都大蔵住宅の裏手でホントの源流となる湧き水を発見。感動的だ。 |
いやー、すばらしい! さらさら流れる小さな小川と国分寺崖線の斜面から湧き出る湧き水。そして木陰を作ってくれる雑木林。 |
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そしてその途中にもたくさんの湧水が!こちらは科学技術学園のそばにある民家の庭にあった湧き水。こんな家に住みたいぞ! | 成城三丁目緑地。周囲には小さな水路が流れいかにも湧き水がありそう。で、奥に進むと・・・ | 斜面全体からじわ~としみ出すように流れる湧水を発見。これは凄い。癒される~。 |
もうね、湧水好きならホント大興奮の連続ですよ、国分寺崖線。 |
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さすがに高級住宅地として知られる「成城」エリア。崖線の斜面にも立派なお宅が並んでいます。 | 喜多見慶元寺の境内外仏堂である喜多見不動堂には湧水を利用した滝があります。かつては信者が水行を行っていたそうです。 | こちらが本堂~。この右手には防空壕のようにぽっかりと口を開けた穴があり中には岩屋不動があります。 |
続いて登場する湧水は神明の森みつ池です。 先ほどの喜多見不動堂から崖沿いに進んですぐのところにあるのですが、特別保護区に指定されているとのことでフェンスに囲まれ中に入ることはできませんでした。 |
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フェンスの隙間から覗いてみたよ!綺麗な湧き水が湿地帯を作ってます。 | 湧き水が野川の流れる流路沿いには「きしべの路」という遊歩道が整備されています。 | パークシティ成城前には国分寺崖線をテーマにした公園がありますが湧水などは無いようです。 |
この先、住所でいうと入間町~西つつじヶ丘付近は宅地開発の影響なのか崖線がかなりなだらかに切り崩されていて、崖線を見つけることができませんでした。なんとな~く台地から緩やかに下っているのは分かるのですが・・・ | ||
入間町二丁目付近で小さな谷頭浸食を発見?この先は崖で行き止まりになっているようです。 | 崖線を見失ったので入間川沿いを下って一旦野川へ戻りましょう~ | 西つつじヶ丘付近では崖線こそ見つかりませんでしたが何となく崖下を流れてたっぽい水路跡を発見。 |
水路跡をたどっていくとちょっと高くなった場所に小さなほこらがありました。かつてはこの辺に湧き水があり流れが始まっていたのでしょうか? | 崖線を求めて国道20号を走っていると菊野台交番前交差点で北西側に崖線を発見! | 早速そちらに向かってみると、崖線の低地部分に田んぼが広がる絶景が待ってました♪ |
さて、前回はうっかり忘れて寄りませんでしたが、この近所に都内では浅草浅草寺に次ぐ古刹として知られる深大寺があります。 しかもこの深大寺、国分寺崖線の斜面とそこから湧く湧水を取り入れた造りになっているとのことで、ワクワクが止まりません(笑) |
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崖線沿いは深大寺水生植物園になっているので都道121号で一旦坂を登り深大寺東参道から進入します。 | 深大寺小の西側にある不動堂の脇に湧き水っぽい滝を発見~ | 参道には有名な深大寺そばを食べさせるお店が軒を連ねており、一部のお店は行列してました。 |
では、続いて境内をみていきましょう♪ | ||
大正8年に再建されたという本堂。 | 本堂の脇には滝と池があり、この付近だけ気温が5度くらい低いんじゃないかと思うほど涼しい~ | 深沙堂水源遊水池。境内の奥の方にある湧き水が作った池。中央には石像が建っています。 |
初めて来たのですが深大寺、なかなか楽しげなお寺ですよ♪ |
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でもせっかく深大寺に来たのだから江戸時代から名物として知られる深大寺そばを食べていきましょう。で、ちょっと外れですいてるお店に入ったのですが・・・ | 大サービスの煽りにつられて注文した天ざる:1500円。いや正直、そばは味も香りもごく普通だし、コシが無くて柔らかい・・・。店の選択を誤ったか!? | かつてそばを引いていた水車小屋をイメージして作られた水車小屋とかもあったりします。 |
さて、時間がありません(汗) |
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第七中学校南側の湧水は「沢の台ホタルの池」として保護されているようです。 | その湧水はこんな風に近所の方が自由に使えるようになっています。 | 大沢緑地内にある湧水はわさび田として利用されています |
野川沿いを走って続いて登場するのは前回の野川探訪でも通った「野川公園」です。 また、次の機会に来るよ! |
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夏の緑は色が濃いですね~ そんな緑の公園内を流れる野川。 |
雑木林の奥、崖線の斜面からかなりの勢いで流れ出す湧き水。この水はいったいどこから来たのだろう。 | 湧き水を利用した小川では小さな子供たちが水浴び中~ |
小さな子供たちがいる方にカメラを向けると親たちの視線が痛いのは気のせいでしょうか(笑) そんなことは気にせず、武蔵野公園の北側に続く「はけの道」を湧水を探しながら走ります。 |
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はけの道の斜面は雑木林になっていて、真夏の日陰を遮る木陰がうれしいですね♪ | 左側に水路跡っぽい小道「はけの小路」、その向かい側には湧水っぽい流れがありました。 | 湧水は「美術の森」と名付けられた緑地に続いており、立ち入り禁止の湿地帯の奥から流れてきているようです。 |
はけの道をまっすぐ進むといつの間にか野川の流れと離れてしまいます。 このあたりは緑も多く低層の住宅がほどよい間隔で並ぶ落ち着いた町並み。 |
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湧水によって作られた湿地帯に、はけの緑地を守ろう!という団体の掲示板が設置されていました。是非賛同したい! | 崖線の斜面に家が並んでいることを実感できる風景。金蔵院というお寺の向かい側なのですが、お寺の中に湧水があったのを見逃しました(T T) | ハケ」とその湧水を取り入れた庭園を持つ別荘であったという滄浪泉園。中はかなり面白そうなのですが、時間がないので入り口だけ~ |
JR中央線の武蔵小金井から国分寺間の線路沿いという好立地にもかかわらず、緑が多いですね~ 貫井神社の境内には東京の名湧水57選にも数えられる湧水があり、大正時代にはこの湧き水を利用した50mプールが作られたこともあったそうです。 |
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貫井神社の前には「貫井プールの碑」があり、大正12年に体育向上と精神鍛錬のため、この寺の土地に湧水を水源とした50mプールをつくった的なことが書かれています。 | 貫井神社の創立は1590年。湧水の出る景勝地に水神様を祀ったのがこの神社の興りといわれています。 | 境内にはコンコンと湧き出る湧水が健在で御神水となっているようです。 |
このあたりの地名は小金井。 |
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キャンパスは一見して大学とは思えない雑木林になっており、その手前から続く怪しい水路がキャンパス内に続いています。 | その流れを追ってキャンパス内の崖を登っていくと新次郎池という静かな池を発見! | 新次郎池の周囲には5つの湧水があり、かつてはワサビ田として利用されていたものを池に改修したものだそうです。こちらも東京の名湧水57選にエントリー |
さて、東急多摩川駅から40kmに渡って旅してきた国分寺崖線湧水探訪もいよいよクライマックス! 最後に寄り道する湧水スポットは、野川の源流の一つとして知られ、そこから流れでる小川沿いに整備された「お鷹の道」が有名な真姿の池湧水群です。今日の湧水探訪を締めくくるにふさわしい湧水ですよ♪ |
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国分寺駅前には殿ヶ谷戸庭園があり、この中にも湧水と国分寺崖線を利用して作られた庭園があるそうなのですが、時間の都合で涙の素通り。 | で、JR国分寺駅前から崖の斜面をズバッと下って、 | 真姿の池からの流れと野川が合流する不動橋(一里塚交差点付近)にやってきましたよ。 |
不動橋という名前は、橋のたもとにあった不動尊に由来してつけられたものだそう。 不動尊は現在でも橋のすぐそばにあり、その脇には小さな湧水もあります。 |
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そして不動橋を渡ったところに流れているのが、真姿の池湧水群からの流れ。水路は微妙ですが水はとっても綺麗です | 前半は水路沿いを進むことができないため、「お鷹の道」の案内看板に従って進みます。時々こんな雰囲気のよい水路を見ることもできます。 | そしてこちらがお鷹の道の入り口。澄んだ水が流れる小さな水路に沿って石畳の遊歩道が整備されていました。 |
お鷹の道は裏路地っぽい小径で、水路を流れる水音がとっても涼しげ♪ 名前の由来は、かつてこのあたりが徳川家の御鷹場に指定されていたことに由来するとか。 |
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遊歩道を進んで行き真姿の池に近づくと人が増えてきました。中には水路に足をつけて涼んでいる方も~ | とりあえず、僕もやってみた。 水は超冷たくて、今朝から体の中にため込んだ熱が一気に引いていくほど!気持ちよすぎ~ |
そしてこちらが、野川の源流の一つ真姿の池湧水群。群というからには、このほかにもいくつかの湧水が点在し、先ほどの流れを作っています。 |
こちらが真姿の池。不治の病に冒された玉造小町と言う美しい姫が池の水を浴びたところ病が治癒したという伝説があるそうです。 | 真姿の池を後にして、遊歩道をの終点まで進むと最勝院国分寺。この境内にも湧水があるみたい、見逃した・・・ | そしてかなり立派な楼門をみて今日の湧水探訪も終了! |
国分寺の脇の崖線を登って行くとJR西国分寺駅。 それにしても・・・、国分寺崖線すばらしすぎるじゃないですか♪ |
こんにちは。先週多摩湖まで行って、立川あたりから多摩川サイクリングロードを下ったのですが、国分寺崖線と丸子川いいですね。記事を参考に次回行ってみたいと思います。ありがとうございました
>とりあえず、僕もやってみた。 やっちゃってぇ~(笑)
楽しそ~。これで『おそば』がおいしかったらムカつくとこだったけどね。
inaさんポクっていいや!
ではでは。
>じてんしゃ操太郎さん
多摩川を走っていると気がつかないんですが、ちょっと外れるだけで全く違う景色が楽しめるので楽しいですよ♪
同じ崖線だとこの辺も楽しいです~
http://www.yamaiko.com/touring/20050416.html
>栗さん
翌日のチーム修行も楽しそうですが、僕は根性がないので夏はこんな感じで(笑)
そばはリベンジが必要!
このコースは使えますね。
私の場合、家から全走か、もしくは登戸か二子多摩から多摩サイとこのコースを使って一周すると楽しそうですね。
暑くないときに行ってみようっと。
>ロケットさん
もっと細かく探索すれば、まだまだいろいろ見つかりそうなコースで、今回は崖下を行きましたが崖上とかも面白そう!
自走でいける範囲とはうらやましい(笑)