神戸市の自然と歴史豊かな風景を巡る神鉄粟生線と権現ダムの絶景から加古川沿いへと下る加古川右岸自転車道をのんびりポタリング
神戸電鉄粟生線沿いの自然と歴史あふれる風景を堪能し加古川右岸自転車道で締めるサイクリング
走行日 | 2011年1月22日(晴) |
走行距離 | 90 km |
使用した愛車 | バイクフライデー・ポケットロケット |
コース概要 | 神戸電鉄鈴蘭台駅→鈴蘭台西口駅→西鈴蘭台駅→棚田→藍那駅→小河農村歌舞伎台→木津駅→木津磨崖石仏→顕宗仁賢神社→木幡駅→栄駅→神出山田自転車道→押部谷駅→緑が丘駅→広野ゴルフ場前駅→志染駅→三木山総合公園→恵比寿駅→戎神社→湯の山街道→三木上の丸駅→ナメラ商店街→三木城址→旧玉置家住宅→三木鉄道記念公園→三木駅→谷大膳の墓→大村駅→金剛寺→樫山駅→市場駅→小野駅→サンロード→葉多駅→浄土寺→粟生駅→万願寺川→播磨中央自転車道→加古川右岸自転車道→権現ダム→西川→水管橋→高砂海浜公園→山陽電鉄高砂駅 |
通勤途中に発見した「神鉄粟生線ウォーク&スタンプラリー」のチラシ。 というわけで、ホントは納車されたばかりの「Focus Cayo 2.0」でロード乗りらしくサイクリングロードを快走する予定だったのですが、急遽変更して粟生線ウォークのコースを自転車で探訪することにしました♪ さて、神鉄粟生線。 Googleのサジェスト機能(検索ワードの候補が出るやつ)で、廃線・廃止・赤字・2ch・事業仕分けとかネガティブなキーワードばかり出てくる! いやまぁ、帰りに乗れば良いんですが、今回は終点の粟生駅から加古川右岸自転車道に行く予定なので・・・ って、いきなり話がそれまくってますが神鉄粟生線です。 まずはスタート地点である神戸電鉄鈴蘭台駅まで輪行でやってきましたよ~ |
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鈴蘭台駅まで輪行してきました。神戸辺りから結構登ってきたのですが、周囲には住宅も多く賑やかな感じです。 | スタートしてすぐの鈴蘭台踏切。左側に折れていく粟生線の先に急勾配の坂が見えます。 | ウォーキングコースも住宅街の激坂を登るハードな感じでしたが、登り切ったらあっという間に次の鈴蘭台西口駅に到着~ |
神戸の辺りは六甲山の山並みが海の近くまで広がっているので平野部が少ないとは思っていたのですが、こんな山を登ったところまで宅地開発されているとは! スタート地点の鈴蘭台駅の標高は250m。この先も山の斜面に広がる住宅地をアップダウンしながら走っていきます。こういうところに住んでたらヒルクライムも強くなるだろうにw |
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続いて目指す西鈴蘭台駅までは線路沿いを真っ直ぐ。一旦登って坂を下ればすぐに到着~ | あっという間に西鈴蘭台駅。駅間が1kmもないので、あっという間に着いちゃう。けど、この先はちょっと駅間が離れますよ。 | 広々とした風景の星和台団地を抜けていきます。 |
ここまではアップダウンのある静かな住宅地って感じで取り立てて面白いところもなかったのですが、西鈴蘭台駅を出て星和台団地を抜けたところで雰囲気が一変します! | ||
ちょ。。。すっごい素敵な山道なんですけど!しかも簡易舗装されてて走りやすい。 | さらにその先の谷間には棚田が広がってました♪うは~、こういう風景に出会うと「サイクリング」って感じがしますね♪ | 藍那駅の手前辺り。山間の斜面にへばりつくように大きなお宅が並んでいます。近くには紫式部の墓もあるらしい |
いや~、星和台から藍那へ抜ける山道。超お勧めです♪ 藍那駅を出たら激坂の峠越え~ |
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道路と線路に押し込められるように建つ藍那駅。 | 駅のすぐ目の前にあった七本卒塔婆。いわれなどは分かりませんw | 激坂の峠を越えると、反対側の斜面にはのんびりとした棚田の風景が!手前のため池はまだ凍ってますよ~ |
神戸から電車で30分程度の立地なのにこの風景! 粟生線沿線は、田舎暮らし派にもっと評価されても良いと思う(笑) 小さな峠を越えて景色を楽しみつつ下って行くと、次の木津駅に到着です。 |
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小河農村歌舞伎台。昭和30年代まで地元青年団による芝居が行われていたとか。 | なんだか幸せそうな表情のお地蔵様があったのでパチリ♪ | 下りきったところで木津駅に到着。藍那駅とは打って変わって大きくて立派な駅。 |
木津駅は比較的新しいみたいで、結構立派な建物。廃線が噂されてるのに、新しくしちゃったんだなぁ・・・w 何となく気になる、そんなに遠くないし見に行っちゃおう~ |
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あまり手入れされてない森の中の道を抜けると、木津フレクシャーと呼ばれる小石が密集した変わった岸壁が現れます。これのどこが石仏かと・・・? | よーく見たら上の方にうっすらと阿弥陀如来と地蔵菩薩が3体描かれていました。旅の安全を祈って作られたものだそうです。 | 再び木津駅に戻ってちょっと進んだところにあるのが顕宗仁賢神社。雄略天皇の謀略で親を殺された後の顕宗天皇&仁賢天皇がかくまわれていたことから二人を奉っている神社 |
平清盛が福原に都を置いた頃、この辺りは三木や姫路へ向かう主要な街道だったそうです。 そういわれてみれば立派な日本建築のお宅がチラホラと・・・ コースは粟生線が走る谷にそって続きます。 |
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神戸電鉄の車両基地。周囲には桜並木があり春になったらキレイそう | 西側の山の斜面に住宅がビッシリ並んでるのを見ながら歩いて木幡駅に到着。 | 木幡駅を出てすぐ、線路沿いのこんな小径を走ったりもします。なんか楽しげ~ |
木幡駅周辺はなんだか不思議な場所。 普通、逆なんじゃないかと思うんだけど、どうやらビッシリな方は後から開発された住宅地っぽいなぁ。 なんて考えながらしばし田園地帯を進み、途中から県道22号を走る形になって少々つまらないな~、と思っているウチに次の栄駅に到着。 |
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栄駅。割と大きな駅ですが無人駅。しかもスタンプラリーのスタンプが見あたらない!仕方なく他のラリーのはんこを押して先に進みます | お屋敷の塀の上からこんにちは。外が恋しいのかな? | 明石川沿いを走るルートを選択してきてみたら神出山田自転車道を発見。つくはら湖から老ノ口までの約20kmの自転車道。面白そうなので今度走りに来よう! |
ふと考えてみると、ここまでのコースって割と明石川沿いを走ってきてるんですね~。 ところで、↑にチラッと書きましたが今日走っている神鉄粟生線ウォーク&スタンプラリーのコースですが、その名の通り「スタンプラリー」になっていて、全コース制覇するとちょっとした賞品がもらえるのです。僕はこういうのはきっちり参加しないと気がすまない子なのでもちろん参加してるのですが、半数くらいの駅でスタンプが改札の中にあるんですよ・・・。駅員さんがいる駅は良いのですが無人駅の場合、監視カメラに反応しそうで困るんですよねぇ。 インターホンで呼べば開けてくれるんですが、スタンプのためにインターホンで呼ぶのも悪いかなぁと思うので、できればスタンプは外に置いていただいたいものです。ってか、改札内においたらウォーキング&スタンプラリーの意味なくね? |
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およそ駅があるとは思えない小径を入ったところにある押部谷駅。 | 次の緑が丘駅までは県道22号を真っ直ぐ、そして坂は上りだ! | 登り切ったところで線路を渡ると緑が丘駅に到着。この辺りも宅地開発された土地らしく広々としたロータリーがあるキレイな駅 |
緑が丘駅から次の広野ゴルフ場前駅までは500mも無いくらい近い。 もともと街があったところに線路を引いたのではなく、線路を引くことによって様々な開発を行ったことが伺い知れる感じですね~ |
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この付近は高台の上にあるためか周囲に沢山のため池があります。枯れ果ててるのもあるけど。。。 | あっという間に広野ゴルフ場前駅に到着。隣の緑が丘駅と違ってこぢんまりとした駅ですね。 | その名の通り駅の目の前には広野ゴルフ場があります。中にはなにやら超立派な建物が!? |
緑が丘駅からウォーキング用に設定された別ルートを行くと、先ほど発見した神出山田自転車道付近を通って雌岡山の方にも行けるのですが、なんとなく前半に寄り道しすぎて時間が押してきた気がするので、当初の予定通り全コース制覇用のルートに沿って真っ直ぐ次の志染駅に向かいます。 | ||
広野ゴルフ場の脇を抜けると道の左右に溜め池が点在するちょっと面白い風景を見ることができます。 | 入口が凄くわかりにくい志染駅。五叉路の交差点で一番駅に向かいそうにない細道が正解ですw。僕は分からずに近辺をうろうろ・・・ | 県道22号をさつき台方面へ向かい三木山総合公園へ。三木山の谷の間に大きな運動公園が整備されています。 |
三木山総合公園からいくつかの溜め池を眺めつつちょっと走ると恵比寿駅に到着。 これまでは農村の風景を楽しむコース設定でしたが、恵比寿駅から先は歴史の風景を楽しみます~ |
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真新しい駅舎の恵比寿駅。湾曲した屋根は古くからお金持ちの証だったそうですが、赤字路線についているという皮肉・・・ | 恵比寿駅の由来はおそらく近所にある戎神社だとおもうのですが、駅にも恵比寿様が掲げられています。 | 恵比寿駅を出発し湯の山街道へ。蔵っぽい造りのカフェの前には古い道しるべとお地蔵様がありました。 |
湯の山街道は豊臣秀吉が三木城を攻めた際に三木から湯の山(有馬温泉)を往復したことから名付けられた街道です。 |
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西宮の戎神社から勧請して建てられ「大塚のえべっさん」として知られる戎神社。駅名はここからとられたものだと思われます。 | 造り酒屋の前に吊され新酒ができたことを知らせる「志るしの杉玉」。奈良県の三輪神社のご神体である三輪山の杉を使って作られているそうです | 板塀でレトロな造りの三木上の丸駅。三木城址のすぐ北側にあります。 |
湯の山街道沿いにはこの他にも様々な歴史スポットがありゆっくり見てまわったら1日楽しめそう♪ 面白そうなのでちょっと見てまわりましょう~ |
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何ともレトロな風情の「ナメラ商店街」。残念ながら多くの店がシャッターを下ろしており寂しげな風景でした。 | 秀吉による三木城攻めで知られる三木城址。城主別所長治は、兵士と領民の命と引き替えに一族とともに自害したといわれています。 | 三木城は高台の上にあり、本丸は三木市街が一望できる絶景スポットでもあります。 |
続いての寄り道は、江戸時代に切手会所だったという旧玉置家住宅。 切手会所とは、現在の紙幣や商品券に相当する「切手札」と金銀を交換する場所で、館林藩(三木は群馬の上州館林藩の支配下にありました)の財政立て直しのために設けられたものです。 |
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間口はこぢんまりとした感じの建物ですが、奥行きが長く後ろには母屋2棟と土蔵が残されています。中に案内のボランティアの方がいて、いろいろ面白いお話を聞かせていただきました。 | 金銀を取り扱うということで屋根には侵入者よけの設備なども取り付けられています。 | 写真ではちょっとわかりにくいですが、建物が土地の斜面に平行して斜めに建てられています。このため障子や扉が台形になっているんですね~。金持ちの遊び心だそうですw |
歴史の街「三木」には、まだまだおもしろスポットがたくさんあるのですが、全部見てるとここでツーリングが終わっちゃいそうなのであとちょっとだけ(笑) | ||
こちらはこの付近で最も古いらしい金物屋さん。ヒサシの上にある看板がノコギリの形~ | 平成20年に廃線になってしまった三木鉄道三木駅の跡地は三木鉄道記念公園として整備されています。 | 美嚢川沿いにはいい感じの散歩道が整備されていました。三木駅側の出口が階段なので注意! |
三木鉄道の廃線跡、そのまま舗装してサイクリングロードにしてくれるとありがたいのですが、現状は何にも利用されていないとのことです。 そして、次の大村駅までもあっという間。駅と駅の間が非常に近いのでホイホイ廻れて楽しい~ |
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こちらが三木駅。反対側の方がレトロな雰囲気でいい感じなのですが、スタンプはこちら(北側)の出口にあります。 | 大村駅までの間の見所は、秀吉側の豪将として活躍し三木城攻防戦で命を落としたという谷大膳の墓。 | 小さくてカワイイ大村駅に到着。場所によって線路が単線だったり複線だったりしてるような気がするぞ |
大村駅から先は、一旦線路沿いを離れてちょっとした山登りのコースになります。 といっても、斜度もゆるく標高差もいくらでもないのでラクチン♪ |
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坂の途中にある金剛寺ではイカツイ顔の鬼?がお出迎え | しかし、そのすぐとなりに仏像屋さんがあって、ありがたみが全くない(笑) | 金剛寺は黒い仏像に金色の飾りが付いている独特のセンス。境内は大掛かりな工事中で雰囲気がイマイチでした。 |
さらに坂を登りますが、金剛寺はこの付近の斜面一帯に広がる大きなお寺らしく、次々に独特なセンスの建物が現れますw | ||
境内で発見した巨大な首 | 比較的落ち着いた場所もあります。ここが本堂かな~? | 金剛寺の境内を出て育ケ丘団地方面へ坂を下ったら樫山駅に到着~ |
案内によれば樫山駅のすぐそばに義経の腰掛石っていう史跡があるらしいのですが、周囲をウロウロしてもさっぱり見当たらない(T T) 平家討伐の命を受けた源義経が、一ノ谷へ向かう途中この石に腰掛けてひと休みした場所らしいです。 |
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樫山駅の近くで道しるべは見つけたのですが、腰掛石は発見できず。 | 次の市場駅までは500mくらいなのであっという間。市場駅はなんだかうらぶれた空き地の裏にあり淋しげな雰囲気 | 市場駅をでたら加古川沿いへ。写真は途中で見かけた立派なお宅 |
市場駅を出発し西へ向かうと加古川が見えてきます。 コースは加古川に沿う形で走っている県道349号を進みます。比較的大きな通りなので自転車で走るには快適なのですがウォーキング的には面白みがないかもしれません。 |
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大島町交差点を右折して小野駅に・・・。と思ったら目の前に壁のような坂が!小野駅はあの坂の上だ~ | 登り切って小野駅に到着。かつてこの付近は雁又池という溜池だったそうで、周辺は雁又池跡公園になっています。 | そろばんの全国シェアが70%という小野市の駅前商店街「サンロード」。聞いたことない歌手の演歌が流れ、開店しているお店は少ない寂しさ。。。 |
小野市商店街「サンロード」の演歌が流れる雰囲気はなんだか面白かった(笑) さて、ここでひとつの決断を迫られます。 しかし、葉多駅と反対側には国宝・阿弥陀如来像で知られる浄土寺がある! 行くべきか行かざるべきか・・・。と迷ったら行くのがヤマ行こ!流だ。時間が押してるなんて気にしない(笑) |
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とりあえず、先に葉多駅に行ってスタンプを押してから、サンロードを出たところに戻ります | サンロードを出たところには大池という巨大な溜池があります。周囲はきれいな公園になっていて気持ちいい~ | 大池公園にあるサティはなんと池の上に建っています。池の上にあるサティは全国でも少ないんじゃないかな~? |
田園風景の中を真っ直ぐに走る広々とした道を走っていくと浄土寺まではあっという間~ | ||
途中の道端で見つけたなかなかレトロなトラクター。現役?それともオブジェ? | 鎌倉時代に建立された浄土堂。堂内には国宝・阿弥陀如来像&両脇侍像があり、晴れた日には西日を背景に阿弥陀の来迎のような雰囲気になるとか | 古墳時代の石棺の蓋を再利用して作られた水向石。柩の蓋を使うとか、なんて大胆なことをw |
浄土寺の境内自体は入場無料ですが、浄土堂の中に入って阿弥陀如来像を参拝するには500円かかります。 さて、時間が押してるのに10km以上遠回りして寄り道してしまいました(笑)浄谷北池&浄谷上池を眺めつつ、ウォーキングコースの最終地点となる粟生駅へ向かいたいと思います。 |
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1517年建立と言われる浄土寺薬師堂。この後向かう広渡廃寺跡にあった薬師如来像が本尊として祀られているそうです | 高台にある浄谷北池&浄谷上池周辺はちょっとした遊歩道になっており、田園風景を見渡す景色を楽しみながら歩けます。 | 広渡廃寺跡に来たのだけれど何もないw。どうやら7世紀頃に大きなお寺があったらしい場所・・・的な公園みたい。 |
広渡廃寺跡、写真だと何もないけどよく見るとお堂があったらしい場所に基礎だけ復元されています(笑) さて、ここまで巡ってきた神戸電鉄粟生線も次の粟生駅で終点となります。わざわざ押してきたスタンプラリーもここで無事終了だよ~、なんてノンキに構えていたのですよ、この時はまだ・・・ |
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粟生駅に向かうとおりには古い立派なお屋敷が点在。なかなか良い雰囲気の街~ | そして妙に立派な粟生駅に到着!ちなみに立派なのはJRの駅で神戸電鉄は端の方にありますw | スタンプラリーも全ての駅を埋めて無事終了!のはずなんだけど・・・ |
今回のスタンプラリーではコースを全て制覇するとちょっとした賞品(キーホルダー)が貰えることになっています。 が・・・、ふと気がつけば神戸電鉄の粟生駅は無人駅です。 ぬがぁぁ・・・! と、思ったのですがよく見たらパンフレットにそう書いてあった(笑) 帰りはどうしようかなぁとなにげに地図を眺めていると、ここからちょっと西へ行った権現ダムの辺りに加古川右岸自転車道を発見。これを使えば海まで自転車道で出られそうです。 |
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万願寺川沿いを西へ向かって県道79号を目指します。良い感じに舗装されてますが途中から非常に走りにくい砂利道に変わります | 県道79号沿いには播磨中央自転車道が整備されていました。もうちょっと北側にある丸山総合公園から権現ダムまで続いてるみたい。 | 山陽自動車道の高架下をくぐったところでうらぶれた感じの脇道に入ります。ここからは加古川右岸自転車道を走りますよ |
加古川右岸自転車道は加古川市志方町にある志方東公園から高砂市高砂町にある高砂海浜公園までの間を走る全長22.5kmのサイクリングロードです。 スタート地点である志方東公園は、今いる権現湖よりちょっと西側にあるのですが、前半に寄り道しすぎて日暮れが近づいているので今回はそちらに行かずこのまま下流へ下っていきます。 |
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工業用水&農業用水の貯水池である権現ダムのすぐそばを走る自転車道。とっても気持ち良い道ですよ、ここ~ | 時折、湖岸を離れて森の中を走ったりもします。 | こちらは権現第三ダム。石を積み上げて造られたダムみたいですね。 |
加古川右岸自転車道は主に権現ダムの東側を走っているのですが、帰ってから調べてみたところダム湖の周りをグルッと1周することも出来るようです。1周まわると10kmくらいみたいなので、先ほど見つけた播磨中央自転車道をスタート地点から走って権現ダムを周回、加古川右岸自転車道で海に向かうというコースが面白いかもしれない♪ | ||
ちょっと雲が出てきてしまいましたが、権現ダム周囲の景色は素晴らしい。 | こちらが一番大きな権現第一ダム。このように石を土を積み上げて造るダムをロックフィルダムというそうです。 | 自転車道はつづら折れながら第一ダムの下に降りていきます。下から見ると大迫力! |
加古川右岸自転車道という名前なのにサッパリ加古川が登場しませんね(笑) 権現ダムを過ぎ続いて走るのは権田ダムから加古川流れ込む支流「西川」沿いになります。 |
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ダムからの放流が少ないのか西川は水量が少なく、何となく寂しげな雰囲気。冬を感じるね~ | 加古川のすぐそこまで来ましたよ。よく見ると西川の中に平行する形で用水路がもう一本流れてる! | 権現ダムなどから取水した工業用水を左岸の工業地帯に送水する水管橋。自転車は渡ることが出来るのでとりあえず渡ってみたw |
ここまで比較的わかりやすい形で続いてきた加古川右岸自転車道ですが、↑の水管橋付近でルートが終えなくなります。土手上を続いてきた歩道もここで切れてるしね~ よく分からないけど、土手の内側に舗装路が走っているのでそちらへ降りてみた。 |
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取水路の取水と思われる大きな堰。ここで取水した水路はしばらく土手の内側を平行して流れて行きます。 | 途中からサイクリングロードが復活。どうやら土手の上に続いていたようです。 | 山陽新幹線の高架をくぐった辺りから周囲は工業地帯の様相に。煙突が立ち並び化学っぽい香りがたちこめます |
さすがに海の近くの下流部は工業化が進んでいて車も多く環境としてはあまり良くない感じ~ この辺り(高砂市)は、加古川の豊富な水を利用した製紙業や軍需工場の払い下げによる重工業などが発展した工業地帯。一説によると宮本武蔵の生誕の地だとか!? |
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そんなこんなで加古川の河口部まで走ってきたら加古川右岸自転車道の終点「高砂海浜公園」に到着 | 時間はギリギリ夕暮れ。高砂海浜公園に整備された砂浜から夕日がキレイに見えました。 | 最後は山陽電鉄高砂駅から輪行して帰ります。特急が停まるので便利♪ |
というわけで、いつも通り前半に寄り道しすぎて後半若干巻くことになりましたが、神戸電鉄粟生線&加古川右岸自転車道探訪の旅も無事に終了です。 兵庫県は海と山が非常に近くて平野部が少ないため、ちょっと奥に入るとのんびりとした田舎の風景、そして海側に出ると工業化された町の風景が一度に見ることができて楽しいところですよね~。自転車道も多いしこの辺に住んでる方がうらやましい! 途中で面白げな自転車道をいくつか見つけたので、今度はその辺を繋いで走ってみようかと思います♪ |
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