伊豆半島１周ツーリング（東伊豆編）｜折りたたみ自転車♪　YAMAHON(ヤマホン)で行こう！

伊豆半島１周ツーリング（東伊豆編）

伊豆半島１周ツーリング（東伊豆編）伊豆半島一周ツーリング二日目は、南伊豆の弓ヶ浜を出発し東伊豆を北上します。下田から熱川温泉・北川温泉などの温泉地を通過して熱海に向かうはずでしたが・・・

走行日	2008年3月30日（曇&雨）
走行距離	53 km
使用した愛車	ミニベロ(ARKS501)
コース概要	民宿ますはら（宿泊）→弓ヶ浜→田牛→田牛サンドスキー場→国道136号→伊豆急下田駅→国道135号→白浜海岸→白浜神社→尾ヶ崎ウイング展望台→小湊隧道→河津桜並木→オレンヂセンター河津の庄→稲取高校→龍淵院→熱川温泉→大川温泉→赤沢温泉郷→徳造丸→伊豆高原→風来坊（昼食）→伊豆急城ヶ崎海岸駅

伊豆半島一周ツーリング二日目です。西伊豆はとってもハードな予想だったため少数精鋭の４人(かめねこさん、genさん、忍太さん、僕)で走りましたが、今日走る東伊豆はそれほどでもないようなので、昨日別行動となっていたみなさん(大友さん、inatsuさん、てらさん、つかちゃんさん)を合わせて8人でのスタートです。（その後、途中でusiさん＆taddさんと合流、計10名となりました）宿泊地となっている南伊豆の弓ヶ浜温泉をスタートし、下田・熱川温泉・北川温泉などの温泉＆観光スポットを覗きつつ最終的に熱海を目指します♪ ちなみに当初のゴール地点は小田原だったのですが「伊豆半島は熱海まで」という話を聞き、熱海ゴールに変更（笑）そんな２日目の朝。。。窓を開けると昨日とはうってかわってドンヨリした雲行き。天気予報は午後から雨ということで微妙に天候が不安ですが、行けるところまで行きましょう！

西伊豆の疲れがとれない人と昨日の酒が抜けてない人が入り交じる中、「民宿　ますはら」を出発。お世話になりました〜	昨日は暗くて見えなかった弓ヶ浜海水浴シーズン前なので、とっても静かで穏やかでした。	青野川に沿って北へ向かいます川の両岸は桜並木になっているので朝から桜堪能です♪
弓ヶ浜から下田へは国道136号を使うのが一般的だと思うのですが、せっかくの南伊豆でわざわざ車通りが多い道を選ぶこともないですよね〜というわけで、湊から田牛へ抜ける林道を越えてみることにしました。朝一番からの登りは少々辛くもありましたが、これがなかなか雰囲気のいい林道でタナボタ的にラッキー♪

オーナーのちょんまげが日本一だという「ホテル山海」の前を登っていきます。実は以前泊まったことがあるのですが、1泊2食+温泉付きで6500円とかなり格安なホテルです。	登り切ったところには、碧の中を突き抜けるような素堀の隧道がありました！こないだの南房総を思い出しますね〜	田牛へ下ってみると、漁村っぽい石垣と細い路地が印象的な集落がありました。この雰囲気、いいですね♪
やはりあまり観光地化されていない風景というのは味があって良いなぁ〜落ち着いた家並みと静かな海。う〜ん、癒されます。

ドラマの撮影に使われそうな廃校を発見。学校としての役割は終えてしまいましたが、校庭の桜は未だ健在でした。	玉砂利の海岸に波が静かに寄せては返す田牛の海。昨日は駿河湾でしたが今日は相模湾を見ながら走りますよ。	海からの強い風によって自然に砂が吹き上げられるという、田牛のサンドスキー場。ソリを持参すれば無料で滑れるようです。
田牛から下田へは、標高差50mほどの小さな峠を二つほど越えながら走ることになります。東伊豆は比較的アップダウンが少ないと思っていたのですが、こういった細かいアップダウンが結構あったりします。

東伊豆の海は青くてキレイ♪ 西伊豆側の駿河湾とは見た目の印象が違うと思うのですが何故でしょうね？	ペリーが来航したことで有名な下田には、ペリー艦隊の「サスケハナ号」のオブジェが飾ってありました。	下田港の海沿いには温泉ホテルがたくさん並んでいました。
ペリー提督率いる黒船が来航し、長い鎖国に終止符が打たれるきっかけとなった下田には開国に関わる様々な史跡が残されています。それらをブラブラ見てまわるだけでも１日楽しめそうな気がしますが、本日はまだまだ先が長いのでサクッと素通りしていきます。

潰れてしまったらしいホテルの壁に、巨大なアロエが自生していました（笑）さすが南伊豆、南国風味ですｗ	国道135号が北へ向かう辺りが白浜海岸。砂浜が700mも続く伊豆最大の海水浴場です。	2400年の歴史をもつ白浜神社伊豆最古の神社として知られる境内には樹齢2000年の大木があるそうです。
あ〜、しまった！白浜神社、もうちょっとじっくり寄り道してくるんだった（笑）何しろ今日はいつ雨が降り出してもおかしくない天候です。とはいえ、先を急ぐあまり寄り道スポットを見逃すとは・・・

立派ななまこ壁の商店を発見。この辺りは古くから栄えていたんとでしょうね〜	東伊豆の道は緩やかなアップダウンを繰り返しながら続いていきますが、緩い坂も長いとキツイ！	標高差100mほどの長い登りを登り切ったところにあるのが「尾ヶ崎ウイング展望台」。白浜海岸を一望できる絶景スポットです
尾ヶ崎ウイングから海に向かってズバッと下った後、何度か細かいアップダウンを繰り返すと河津に到着です。他の地域に先駆けて咲く「河津桜」が有名な場所ですが、普通の桜が満開の今、一体どんな風景なのか少々気になるところです。

東伊豆では、ときどき岩をくりぬいて作った隧道を見ることができます。	河津桜で有名な河津川の桜並木ですが、3月末現在、すっかり葉桜になっていました。そりゃそうか（笑）	山が多く田んぼや畑が少ない伊豆そんな畑の向こうを伊豆急が走っていたのでとりあえずパチリ♪
河津から稲取までは標高差100mほどの登り基調です。海沿いを走るルートは道幅が狭く、車通りが激しい東伊豆では注意が必要なのですが、今回僕も「タイセイ観光」とかいう会社のバスに意地悪され怖い思いをしました。観光地にはこういうレベルの低い会社のバスも走っているので注意が必要ですね。

一つ目のピークを登り切ったところにある「オレンヂセンター河津の庄」では、大友さんがソフトクリームを堪能中です（笑）	この辺りになると道沿いに桜並木が増えてきてちょっと楽しげな感じになります。	稲取高校が建つ擁壁の上が一面の桜並木になっていて遠くから見てもとってもキレイでしたよ。
さて、ここまで走ってきてふと思ったのですが、東伊豆は西伊豆に比べて景色の変化が少なくていまいち盛り上がりませんね・・・道もダラ〜と登ってダラ〜っと下るみたいな感じだし（笑）もうちょっとそれぞれの温泉地に寄り道とかしてみると違うのかもしれませんが、ちょっと物足りないかも？

片瀬の集落でもの凄い密度で桜が咲いているお寺を発見！龍淵院っていう名前でした。	変化が無くていまいち盛り上がらないので、道路沿いの花壇に咲いていた水仙を撮影してみた（笑）	熱川温泉〜大友さんのお勤め先の保養所があるとのことなので、次回来る際には利用させてもらいたいです♪
熱川から再び海に向かって下っていくと、北川温泉を通過し大川温泉へ到着します。この付近になるとだんだんと道が渋滞し始めて非常に走りづらくなります(T T) もともと道が狭いため渋滞の脇をすり抜けるのも一苦労〜

伊豆高原に向かって渋滞する車の列を追い越して下ってくると大川温泉に藤着〜	赤沢の坂を登ったところにある、赤沢温泉郷で無料の足湯を満喫中♪疲れた足に温泉が染みわたります〜	道沿いの至る所にお土産やさんがあって心惹かれます〜。東伊豆最大の観光地「伊豆高原」が近づいてきましたよ。
今日の伊豆高原は桜祭りの真っ最中！そりゃ渋滞もするわ・・・。と、思いながら現地に着いたら凄い人の数〜ホントは伊豆高原のちょっと北にある「カネ光水産」というところで昼食にしようと思っていたのですが、満席で断念(T T)

伊豆高原周辺は桜満開中でした♪ その分観光客もいっぱいいて大変なことになってるので入口だけ覗いて行きます（笑）	カネ光水産が満席だったので近所にあったラーメン店「風来坊」に入ってみました。	特盛りすぎ（笑）洗面器みたいなどんぶりに並々のスープ。しかし味は普通・・・
伊豆高原周辺の渋滞があまりにも酷くて走るのが辛かったため、国道135号を外れて城ヶ崎方面に迂回しようと思っていたのですが、昼食を終えて店から出ると雨がポツポツと〜山の方を見るとすっかり雨雲が掛かっており、今にも本降りになりそうな感じ・・・ここは諦め時なのか？いやいやまだ行けるのか？激しい葛藤がありましたがこの寒空の中みんなして濡れるのは得策ではないと大人な決断をして、近隣の伊豆急城ヶ崎海岸駅で本日のツーリングを終了とすることにしました。

城ヶ崎海岸駅に向かう道は満開の桜並木で、まるでツーリングの無事を祝福してくれているようでした♪	ちょっとおしゃれな感じの城ヶ崎海岸駅で本日のツーリングも終了となりました。みなさんお疲れさまです〜	駅には無料の足湯があったので、「伊豆の地ビール」で小さく反省しながら電車を待ちました。
二日間に渡って伊豆半島をグルッと１周・・・はできませんでしたが、概ね走りきったので良しとしましょう（笑）１日目は西伊豆、２日目は東伊豆を走ったわけですが、自転車的にはどう考えても「西伊豆」の方が最高ですね♪ 車は少ないし、何より景色がすばらしい！途中お聞きした話では、伊豆にはまだまだ素晴らしいコースがいくつもあるようです。次は秋にでも修善寺辺りを抜ける中伊豆ルートなどを走ってみたいと思います！