浅草名所七福神巡りのコースを詳細な地図と写真で紹介します。浅草の名所をたどりつつ七福神にもお参りしちゃう楽しさいっぱいのコースでした♪
江戸文化発祥の地といわれる東京浅草。そんな浅草の名所を巡りつつ七福神にお参りしちゃう浅草名所七福神めぐりの地図を頼りに自転車でサイクリング♪
走行日 | 2008年1月 3日(晴) |
走行距離 | 10 km |
使用した愛車 | A-RIDER(A-bike) |
コース概要 | JR上野駅→鍋かぶり地蔵(祝言寺)→矢先神社(福禄寿)→かっぱ河太郎の像→鷲神社(寿老人)→吉原神社(弁財天)→吉原→見返り柳→橋場不動尊(布袋尊)→石浜神社(寿老人)→対鴎荘跡→今戸神社(福禄寿)→待乳山聖天(毘沙門天)→浅草神社(恵比寿)→浅草寺(大黒天)→東武浅草駅 |
2008年がやってきました。 ところで今回走る浅草名所七福神ですが、七福神なのに9カ所の寺社を廻ります。 |
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JR上野駅からのスタートとしたので、まずはもっとも西側にある矢先神社へと向かいます。 | 途中、祝言寺にて「鍋かぶり地蔵」というお地蔵様を発見。眼病治癒にご利益があるといわれているそうです。 | 徳川家光が建てた三十三間堂の守護神として建てられたという「矢先稲荷」。本日1番目の七福神は、福禄寿です。 |
まずは、矢先神社に到着。 (あとで、それが間違いだとわかりますが・・・) |
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矢先神社の天井には、様々な歴史上の人物の武者姿絵が100枚も飾られています。 | 拝殿右奥で福禄寿を発見。 お正月期間ということでご開帳されているようです。 |
境内では無料で甘酒をサービス中♪ 寒い季節に甘酒は暖まりますね〜 |
これで幸せで安定して長生きできることになりましたので、次に進みたいと思います。 下の地図を見てもらえばわかるとおり、浅草名所七福神は浅草界隈をぐるっと1周する感じで配されています。特に廻る順番等は決められていないようなので、配置的に廻りやすい時計回りに進みたいと思います。 |
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お正月ということで殆どの店がお休みで静かな感じの合羽橋道具街通りを北へ向かいます。 | かっぱ河太郎の像 隅田川の河童を見た人の商売が繁盛するという伝説にあやかって作られた金の河童像を発見。 |
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合羽橋道具街通りを入谷二丁目交差点で右折し、さらに国際通りを北に向かうと鷲神社に到着です。 酉の市で有名な鷲神社には、長寿の神様とされる寿老人が祀られています。酉の市は11月の酉の日に行われる鷲神社の祭礼で、縁起物の代表である熊手は鷲が獲物を鷲掴みにするのを模したものといわれているそうです。 |
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とても賑やかな鷲神社の山門 と、奥を見ると・・・ |
なんと大行列! 鷲神社は数人ずつ中に入ってお参りする形式なため非常に混雑します。 |
仕方ないので、行列には並ばず横から写真だけ撮ってきました(汗) |
長寿という意味では、最初の福禄寿とかぶっている気がしますが2倍長生きできるということで先に進みます(笑) さて、続いては知恵、技芸、財物を授けるとされる弁財天が祀られている吉原神社です。 |
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鷲神社のすぐ裏にある吉原神社。 境内には吉原の歴史を説明する案内板等もありました。 |
自転車乗りのカップルを発見したので、後ろから盗撮(笑) | 弁財天は奥の方に祀られているらしく見ることはできませんでした〜 |
この辺りは、かつて吉原と呼ばれた遊郭街だったわけですが、今でも随所にその名残が残されています。 サイクリングマップル東京に「花街の名残を留める建物が並ぶ」と書いてあったので、"お、これは遊郭っぽい建物が残されているのでは?"と行ってみたのですが・・・ |
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ソープ街でした(笑) たしかに、ある意味花街の名残を留めていますが・・・w |
吉原時代には唯一の出入り口であったよしわら大門。江戸時代には黒塗り木造のアーチ型楼門が建っていたそうです。 | 見返り柳 遊郭で遊んだ客が後ろ髪を引かれて、この柳の辺りで後ろを振り返ったとか・・・ |
吉原周辺を後にして、吉原中之町通りを隅田川方面へ向かいます。 カップ酒を片手に道ばたで宴会をするオジサマ達など、周囲とは一風変わった雰囲気に面食らいますが、ここでは日常的な風景らしいのでどんどん先に進みます。 と橋場二丁目の交差点で隅田川の際に到着し左折するとすぐに、浅草名所七福神4つ目の「橋場不動尊」に到着です。 |
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橋場不動尊には、広い度量や円満な人格、また富貴繁栄を司る布袋尊が祀られています。 | 写真中央の小さな黒い仏像が布袋尊です。 | 続いて再び寿老人が祀られている石浜神社へ〜 |
これで幸せで安定して長生きな上、知恵と芸があり、おまけに人格者で富にも恵まれるようになりました♪ 続いて向かうのは本日2度目の寿老人がいる石浜神社です。石浜神社はかつて石浜城があったところとされ、境内には真先稲荷、招来稲荷の他、富士遥拝所(富士塚)等盛りだくさんな神社となっています。 |
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隅田川のほとりのとっても景色の良いところに建っている石浜神社。 | 本殿右手の拝殿の中に寿老人を発見。 お正月だけ開帳しているようです。 |
富士遥拝所 ここにお参りすれば富士山頂の浅間神社に行ったののと同じ御利益が得られるというお気軽なシステムですw |
石浜神社は隅田川のほとりに建っているので、ちょっとコースを外れて隅田川の土手に登ってみました。 この辺りは新しく護岸工事をしたところらしく土手上に広い遊歩道が整備されていてとっても景色が良く気持ちいいところでしたよ〜 |
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土手上から隅田川を眺めてみる。都内にあってこの見晴らしはなかなかすばらしい! | 対鴎荘跡 ちょっと戻って白髭橋の袂にあった「対鴎荘跡」 |
人力車で七福神巡り、なんていう贅沢なツアーも開催されているようです。 |
続いて向かうのは、こちらも再びとなる福禄寿が祀られている今戸神社です。
今戸神社周辺は、今戸焼きの産地として栄えた場所で、招き猫発祥の地といわれているそうです。また、境内には「沖田総司終焉の地の碑」等もあるので新撰組ファンなら一度覗いておきたいところ。 |
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境内のあちこちに招き猫が飾られている今戸神社は、やっぱり大人気。招き効果か!? | 大きな招き猫と小さな福禄寿 | 招き猫発祥の地であることを示す石碑。 他にもあちこちに招き猫がいましたよ。 |
さて、残る七福神は3カ所、毘沙門天、恵比寿、大黒天となりました。 |
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小高い丘の上に立つ待乳山聖天 本堂をはじめとするあちこちに大根のオブジェがあるので探してみてください。 |
お供物として大根が大量に供えられています。1/7にはこの大根をフロふきにして振る舞ったりするそうです。 | 毘沙門天は拝殿左奥の方に祀られていました。 |
さてさて、いよいよ幸せで安定して長生きな上、知恵と芸があり、おまけに人格者で勇気と決断力もあり富にも恵まれる状態になりました。もう大変です(笑) 残す、恵比寿と大黒天は浅草といえばココ!な浅草寺近辺に祀られているので、浅草名所七福神を締めくくるべく浅草寺方面へと向かいます。 |
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ちなみに、待乳山聖天には出世観音像もあるのでお参りしておくと出世しちゃうかもしれません♪ | まずは、恵比寿が祀られている浅草神社へ。参拝するために大行列しているので参拝は断念。 | おまけにどこに祀られているのかわからないので、御朱印所にあった写真で我慢します(笑) |
いやー、さすがに1月3日。。。 |
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さすがに立派な拝殿の浅草寺。 写真は出口側ですが、それでも人がわんさかいました。 |
拝殿の手前右側にある社務所の裏手にひっそりと大黒天が祀られているのを発見!七福神だけなら行列しなくてもお参り可能です。 | 浅草寺は入場規制中・・・ 正月早々、みなさんご苦労様ですとしか言いようがありません(汗) |
というわけで、この後、東武浅草駅に向かって浅草名所七福神めぐりも終了です。 さて、現在の時間は15:30。 ということで、今日はもう一つ「隅田川七福神めぐり」も行っちゃいますよ。 |
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