秩父の山々をつなぐように続く林道「奥武蔵グリーンライン」を自転車で縦走してきました。奥武蔵グリーンラインの詳細な地図とサイクリングレポート
秩父の山々をつなぐように続く林道「奥武蔵グリーンライン」を自転車で縦走してきました。アップダウンはキツイですが、途中の峠にはそれぞれ茶屋があったりして楽しい林道サイクリングでした♪
走行日 | 2007年7月28日(晴&曇) |
走行距離 | 65 km |
使用した愛車 | ミニベロ(ARKS501) |
コース概要 | ときがわ町体育センター→越生→JR毛呂駅→鎌北湖方面遊歩道→鎌北湖→林道 権現堂線→北向地蔵→天文霊神→顔振峠→傘杉峠→不動茶屋(高山不動尊入口)→飯盛峠→ブナ峠→刈場坂峠(りんどう茶屋)→大野峠→白石峠→定峰峠(峠の茶屋)→白石バス停→小川町七夕祭り→JR小川町駅 |
来週は栄村100kmサイクリングです。 奥武蔵グリーンラインは、秩父の山々にある複数の林道の総称なんですが、はっきり「ここからここまで」というのはよく分かりません(笑) 今回は最も一般的と思われる毛呂山町から鎌北湖へ登りいくつかの峠を越えた後小川町へと下るコースを選択してみました。 |
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スタートとゴールの中間地点にある「ときがわ町体育センター」に車を停めて集合場所であるJR毛呂駅を目指します。 | ずいぶん大きな銀杏の木だなぁと思ったら植えられてから1200年も経つ大銀杏だそうです。 | 都幾川→毛呂山は基本的に下りなのでのんびりした風景を眺めつつ軽快に進みます。 |
都幾川から毛呂山へ向かう県道30号線は、かつて相模街道と呼ばれた旧街道で、周囲の街並みには当時の面影を残す古い建物も多く、そんな風景を眺めながら走っているとアッという間にJR毛呂駅に到着。 今回のツーリングはヤマ行こ!14回目のオフとなっています。 |
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小さくてかわいい感じのJR毛呂駅 一番遠くに住んでいる忍太さんが自宅から100kmの道のりを自走できたと聞きビックリ! |
鎌北湖入口の交差点で県道30号線とお別れし、いよいよヒルクライム開始です。 | 途中「鎌北湖(遊歩道)」という看板を発見して脇道へ。雰囲気のいい道でラッキー♪ |
気持ちのいい遊歩道を抜けて県道186号へ戻ると、この辺りから本格的な登りが始まります。 じょじょに気温が上がる中、まず目指すのは鎌北湖! |
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車通りもそれほど多くなくて、静かな道を黙々と登っていきます。 | と、思ったより近くてアッという間に鎌北湖へ到着! | 湖畔にあった湧き水でアイス帽を冷やして再出発。 |
鎌北湖は、1935年に農業用の溜め池として作られた人造湖です。 |
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のんびりと釣りを楽しむ人々を横目に、緑の木々の下を進んでいきます。 | 湖畔を過ぎたところから林道権現堂線となり、急に坂が厳しくなります(汗) | 道沿いの壁に巨大なキノコを発見! |
いやー、県道から林道に変わるとこんなに坂が厳しくなるのか!って、ビックリするくらい激坂の連続です。 鎌北湖までは、「こりゃ余裕かも〜」と思っていたのですが、一気に修行モードに突入です(笑)そう考えてみると、途中で何人ものロード乗りの方々に抜き去られたのも納得。きっとちょうど良い練習コースなんでしょうね〜 |
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北向地蔵に向かう遊歩道の入り口のところまで来て一休み。まだまだ登りは続きます・・・ | 山の南側を巻くようにグルッと回ったところに北向地蔵がありました。男女の縁を取り持つ縁起地蔵としても知られているそうです。 | まだまだ登りは続きますよ〜 |
北向地蔵から1km程進むと一山越えた感じになり、一旦下りになります。 暑い中のぼってきたので、下りは気持ちいいですね〜 |
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下りきったところに「天文霊神」と書かれた小さな祠を発見。その隣には岩の割れ目の中に謎の階段が続いています。 | とりあえず一番奥まで行って写真を撮ってみました。この奧には一体何が・・・? | そしてまた再び登り坂〜 |
今日の埼玉の最高気温予想は34℃ということで、想像を絶する暑さを想像していたのですが日陰は意外と涼やかです。 |
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途中、道が土砂崩れで半分ふさがれていました。崩れたてホヤホヤという感じでちょっと怖い。 | 民家が何件か建っている集落が見えてきて、そこからもう一登りすると、 | 顔振峠に到着です〜。 顔振峠には2軒ほどの売店があって賑やかな感じです。ドリンク1本200円・・・ |
顔振峠には、源義経が奥州に逃れるときにあまりの絶景に顔を振りながら登ったという云われもあるそうですが(義経が奥州に逃れたルートは、北陸廻り説が有力なのでこの辺りは通っていない)、実際のところは冠のようにとがった山→かんむり峠→顔振峠(かあぶりとうげ)ということらしいです。 この辺りには、売店の他にちょっとこだわりのレストランとかそば屋とかもあるので、ガッツリ登ってこの辺りでお昼という計画でもいいかもしれませんね。 |
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顔振峠からは吾野方面を眺める展望が開けています。こういう絶景も峠越えの楽しみの一つですね♪ | 顔振峠からさらに2kmほど登ったところで、傘杉峠に到着。名前の通り杉に囲まれた静かな峠です。 | 傘杉峠を過ぎると展望が開けて、「お?登り切ったか!?」と思いますが、まだまだ登りは続いていきますw |
ここら辺で燃え尽きてしまった場合は、傘杉峠の先を右に折れると以前走った黒山を抜けて越生方面へと下ることができるようです。 もちろん、栄村対策な我々はこのまま先へ進みます(笑) |
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途中所々に展望が開けているところがあるので景色を眺めつつ登ると良いかもしれませんね。 | 高山不動尊入口にある不動茶屋に到着〜 ドリンクは1本170円と顔振峠より30円お買い得w |
うどんに心惹かれて食べてみましたが、さっぱりコシが無くてイマイチ。でも、お新香とかお茶のサービスはナイスでした。 |
事前調査の段階では、奥武蔵グリーンライン沿いに売店があるのかどうかイマイチよく分からなかったためJR毛呂駅付近で食料を買ってきたのですが、その必要はまったくありませんでした。 顔振峠より先にある各峠には、頻繁に売店があり食料や水分を補給することが可能です。それほど荷物を持たないでアップダウンにある峠道を走れるというのはありがたいですね〜 |
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杉並木を眺めながら3km程登っていくと、 | 飯盛峠に到着 脇道を登った先に鉄塔が建っているのが見えました。 |
そろそろ下るかな〜と思いつつ、やっぱり登りを1km程進んでブナ峠。 |
この辺りは1〜2kmおきに、傘杉峠→不動茶屋→飯盛峠→ブナ峠→刈場坂峠と、ポイントが連続しているので、気持ちに変化ができて少し楽な感じになります。 当初予想では、飯盛峠までが基本登り基調でそこから先は下り基調になると思っていたのですが、帰ってからデータを見たらこの先の大野峠までは登りだったみたいです(笑) |
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さっきまでの杉並木とはうってかわって、植林ではない自然の雑木林の中を進んでいきます。 | 雑木林を抜け、景色が開けたところで刈場坂峠(りんどう茶屋)に到着〜 | 刈場坂峠はすばらしい展望が望めそうなんですが、ちょっと天気が微妙な感じに・・・ |
刈場坂峠からの展望では、これから進んでいく白石峠方面を眺めることができます。 なんか、まだまだ「山」を進むことを再認識して微妙に心が折れそうに・・・ |
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刈場坂峠から2.5km、本日最も標高が高い峠となった大野峠に到着。いやー、暑い中よく登りましたね〜 | 前方に見える鉄塔は、白石峠の先にある堂平山ですね。 | 大野峠から先は下り基調になります。 楽々だよ〜と下って白石峠に到着。 |
実は今日、ARKS501のフロント廻りを弄ってから初めてのロングライドだったりします。 ここまでの登りは、改造の甲斐あって非常に快調だったのですが下りで問題が発生! |
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白石峠から先は100%下りです。 路面には走り屋対策の段差がたくさんあるので巧みにかわしながら下ります。 |
あっというまに3km下って定峰峠に到着。 | 売店の前には、アジサイがきれいに咲いてました。標高が高い分ちょっと気温が低いのでしょうか? |
ここまでくれば、あとはグングン下るだけです♪ 山を下ったらこんなに暑いのか!って思うくらい暑い・・・。やっぱり山の上は涼しいんですね〜 |
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農家も前にキレイな花が咲いていたのでパチリ。 | 緩やかに真っ直ぐに下っていくと、 | だんだんと風景が街並みに変わってきます。 |
さて、今日7/28は小川町の七夕まつりです。 失礼ながら、小川町でこういったお祭りが行われているのをまったく知らなかったのですが、これが意外にも盛大なお祭りだったりします(笑) |
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市街地の入り口のところで通行止めに! 自転車は押して入ればいいとのことだったので中に潜入。 |
盛大な七夕飾りがたくさん掛かっていました。 僕も願い事書きたいな〜 |
御神輿もあり! |
いやしかし、暑い・・・ |
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やっぱり反省はビールだよな〜と実感しつつ、コーラを飲みながらよさこい踊りを眺めます。 | そんなこんなで盛りだくさんな一日の締めくくりは東武小川町駅 | |
暑い中、栄村対策ツーリングお疲れさまでした! と、グリーンライン。 |
暑さといい、坂の感じといい、栄村対策にはぴったりでしたね。
本番前にポジション調整ができてよかったですね。これで何も心配なし♪
それにしても、別に「対策」にしなくてもいいくらい、よいコースでしたね。
秩父方面や名栗方面など、あの界隈のコースと繋げれば、オフ会のコースにいいんじゃないでしょうか。
今になって気がつきました…
>今回のツーリングはヤマ行こ!14回目のオフとなっています。
すいません。とんちんかんなコメントをつけてしまいました。
genさん、こんにちは。
先日はお疲れさまでした〜
確かにそれほど修行って感じでもなかったし、「普通の」オフ会で走っても皆さん楽しめそうなコースでしたね♪
あの界隈は他にも良いところがありますので、そこらと合わせて計画してみようかなぁ。