さいたま市のJR与野駅付近から川口市根岸付近まで流れているらしい天王川&藤右衛門川。その流れの跡に続く遊歩道を探索に行ってきました。
さいたま市のJR与野駅付近から川口市根岸付近まで流れているらしい天王川&藤右衛門川。
その流れの跡に沿って遊歩道があるということなので、探索に行ってきました
走行日 | 2006年12月10日(晴) |
走行距離 | 38 km |
使用した愛車 | ミニベロ(ARKS501) |
コース概要 | 自宅→さいたま新都心→JR与野駅→天王川遊歩道→天王川コミュニティ緑道→桜通り商店街(藤右衛門川通り)→浦和競馬場→上谷沼運動広場→藤右衛門川放水路→芝川→根岸水門→謎の水路→産業道路→駒場運動公園→藤右衛門川→赤山通り→JR与野駅→自宅 |
冬です。最近めっきり寒いです。。。 あ〜、こりゃ自転車乗りに出かけたいねぇ 午前中の内に、サドルとペダルを交換して準備万端。 今日走るのは、先日「埼玉・千葉自転車散歩」で見つけた「天王川&藤右衛門川」です。 よく知っているつもりの近所にも、まだまだ楽しい発見が隠れていると思うとなんだか楽しくなってきますよね〜 とか考えながら、ARKS501で出発♪大宮駅方面から氷川参道を通過し、JR与野駅に向かいます。 |
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自宅から大宮駅方面へ 空は快晴、日差しも温かくていい感じですね〜 |
氷川参道の鳥居を見ながらさらに南下します。 | さいたま新都心を流れる「高沼用水」を暗渠化した上部に、公園が完成していました〜 |
今回最初に走るのは、天王川。 まぁ、行けば何とかなるでしょ〜 |
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与野駅付近の旧中山道の道の真ん中には、伐採しようとすると災いが起きると言われるケヤキの木が立っています。 | 左の写真の中央付近にある路地が「赤山通り」で、そこを進むと銭湯がありました。 | 大迷走の果てにやっと天王川遊歩道に到着・・・ |
迷走の果てに遊歩道にたどり着きましたが、僕は性格的に「中途半端」というのは我慢できません(笑) |
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この酒屋の先の角を右に曲がるのが正解。 後で分かったのですが、この交差点付近が天王川の源流らしいです。 |
先ほどの交差点を右折して100m程進んだところに天王川遊歩道の入り口があります。 | 遊歩道は、住宅地の中を縫うように流れていく天王川の流れを暗渠化した上に続いていました。 |
レポートで書くとさらっとしていますが、迷走&天王川の源流探しで大分苦労しました(笑) 地域の歴史を示すものですから、ちょっとした案内看板くらい取り付けてくれると嬉しいなぁと思います。 |
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ときどき小さな支流が流れ込んでいて、この下が現役の川なんだということを実感します。 | 北浦和から東へ進む「県道さいたま幸手線」と交差する手前にちょっとした公園がありました。 | さいたま幸手線を越えた先からは「天王川コミュニティ緑道」と名前が変わり、周辺が緑道として綺麗に整備されています。 |
遊歩道が一般道と交差する際に左右を見ると、両側とも登り坂になっており、川の流れが一段地盤の低いところを進んでいることが分かります。 ところで、「天王川コミュニティ緑道」のスタート地点であるさいたま幸手線をちょっと北浦和方面に向かったところに、「自然洞 麺舗」というラーメン店があるんですが、ここ凄く美味しいのに安くてお勧めです♪ なんと、ラーメン280円〜という今時ちょっとありえない値段でありながら、丁寧な仕事で作られた柔らかい味のスープは絶品です。今回はお腹一杯で寄れませんでしたが、時間がピッタリ合った方は寄ってみてはいかがかと(笑) |
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「天王川コミュニティ緑道」は、両側に緑がたくさんある全長510mの遊歩道です。 | 浦和といえばウナギなんですが、緑道沿いにも何件かウナギ店があり漂ってくる香りが非常にキケンです(笑) | 本太中学校の手前で「天王川コミュニティ緑道」は終了し、再び天王川遊歩道となります。 |
なんかややこしいですが、もともと「天王川遊歩道」だったところに、一部を後から整備して「天王川コミュニティ緑道」としたのではないかと思われます。 天王川遊歩道となった後も、車両(自転車は除く)進入禁止の遊歩道は続きます。走っていると買い物やお散歩をしている方が結構たくさんいたりして、地域の方々の生活道として活躍しているんだなぁと感じます。 |
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途中で気が付いたんですが、「うすい」と書かれているちょっと変わったマンホール。 どうやらこれが、暗渠化された川の目印っぽいです。 |
流れは駒場運動場そばの交差点で、国道463号線とぶつかりました。 | 信号までちょっと迂回〜 ふと前方を見ると、正面に「浦和湯」という銭湯がありました。 |
与野駅近辺&今回の浦和湯と、今日のコースには何故か銭湯が結構たくさんあります。 ここ463号を越えたところから、流れは「天王川」から「藤右衛門川」へとその名前を変えます。 暗渠になっているのでよく分かりませんが、この付近で駒場運動場の方から流れてきた「藤右衛門川」と「天王川」が合流しているようです。 |
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しばらく進むと桜通り商店街に入ります。 かつて藤右衛門川の土手には千本桜と呼ばれる桜並木が続いていたそうで、そう店外の名前にだけその面影が残っています。 |
桜通り商店街をぬけ浦和競馬場に付き当たったところで、初めて川の姿を見ることができます。 思ったより流量が多い&水が汚くてビックリ! |
休日の浦和競馬場は、公園として開放されています。 馬が走るコースの中に入れるのは、なかなか面白いですね〜 |
流れは浦和競馬場の中央部を進んでいくため、ここから先は川沿いを走ることができません。 競馬場の表側と裏側のどちらかに迂回しなければならないのですが、今回走った表側は競馬場の中に迷い込むと外に出られなくなってしまうのでキケンです(笑)GPSのログにもその迷走の跡が・・・w |
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浦和競馬場の中を流れる藤右衛門川。 ここから先は、基本的にオープンな流れとなっているようです。 |
競馬場を出た後は、少しの間中宅地の中を進み、 | 武蔵野線の線路から先は、「上谷沼運動広場」となり、川から一旦離れてしまいますが、遊水池付近から川沿いを走ることができます。 |
「上谷沼運動広場」を抜けると、スーパーが建ち並ぶちょっと賑やかな感じになります。 |
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芝坂下の交差点から「藤右衛門川」を眺めてみる。 両岸とも未整備で走れるような道はありませんね〜 |
さんざん迷走したあげくに、なぜかこの階段を下りることに(笑) おとなしく大通りを進むのが正解だったか・・・ |
階段を下りてふと気づけば、以前「見沼代用水の西縁を探訪した」時に通ったところでした。 見沼代用水西縁は、藤右衛門川を伏越して、この下を流れていきます。 |
この先も川沿いには道がないのでフラフラと走っていくと東京外環自動車道のところで再び暗渠となってしまいます。 周囲を見回すと、外環の下に沿うように大きな流れが流れています。いかにも「後で作りました!」という感じの流れなので旧河道ではないと思われたのですが、後で調べたらこの部分は「藤右衛門川放水路」でした。 |
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「藤右衛門川放水路」は、芝川に向かって外環沿いを流れていきます。 もはや川というより完全に排水路の様相ですね(笑) |
合流直前に再び暗渠となり、流れを見失います。。。 芝川に着いたけど、河口がない! |
どうやら直前で流れの向きを変えているらしく、河口は外環の南側にありました。 河口には、芝川の水位上昇による水害を防ぐために「根岸水門」がありました。 |
「藤右衛門川放水路」と芝川の合流ポイントまでたどり着いてとりあえず満足♪ 放水路の流れが旧河道とはちょっと考えづらいので、この辺りにその名残があるはずなんですけどね〜。 この辺りはちょっと時間がかかりそうなので次回ということにして帰路につきますが、その途中で偶然にも旧流路を発見! |
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外環の南側には謎の水路が幾つも流れていました。 この辺りは地盤がかなり低いので、その関係ではないかと思われます。 |
帰り途中に見つけた藤右衛門川の旧流路の分岐。 放水路は旧流路に比べてかなり低い水位で流れているようです。 |
藤右衛門川のかつての流れ。 ちょっとだけ水が流れているんですが、この水は一体どこから来ているんでしょうか? |
藤右衛門川の旧流路は、若干の水をたたえながら今でも現役の川として流れているようです。 |
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その名も「沼の上坂」 先ほどの地域がかつて沼であったことがよく分かりますね〜 |
ダッシュで走ってあっというまに、駒場運動場。 ここで一つ気になることを思い出してしまいました(笑) |
そして、駒場運動場南側に続く小さな路地に進みます。 |
何を思い出したのかというと、ここ駒場運動場付近で天王川と藤右衛門川が合流していたはずではなかったかと。 |
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路地を進んでいくと、かつて川があったっぽい段差と桜の木を発見! この先には蓋の付いた流れがありました。 |
さらに進むと流れを発見しました。 車止めが付いた川沿いの小さな道を進んでいくと。。。 |
こんな狭くなっちゃいました(笑) 一応、何とか自転車で通れるのでそのまま前進します♪ |
流れをたどっていくと、道祖土小学校の校庭の中に進んでいきます。 道祖土小学校の方が本流っぽいので再びそちらに向かいます。 |
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支流と思われる流れは、畑の中から流れてきています。 この先は一体どうなっているんでしょうか? |
道祖土小学校の裏手から先は、住宅街の中から流れ出ているようです。 入り口の車止めは狭いので担ぎが必要です(笑) |
狭い流れを抜けて通りに出たところで流れを見失ってしまいました。 結局、藤右衛門川の流れがどうなっているのかは分からずじまい(T T) |
うーん、出発が遅かったため時間が足りず不完全燃焼〜 天王川の源流はイマイチ確認できてないし、藤右衛門川の旧流路を見ることができなかったし、その源流もさっぱり・・・ ところで、今日は先日購入したARKSミニベロ501での初めてのツーリングでした。 クロモリのフレームってそういう物なのかもしれませんが、踏んだ力がダイレクトに推進力に変わっている感じがします。 バイクフライデーは高級すぎて駐輪が不安なので(笑)、寄り道ポタリングにはとってもいい感じかも〜。 というわけで、探索自体は不完全燃焼ながらNew愛車「ARKS501」には大満足って感じで今日のツーリングは終了です♪ 追加レポート!今回、中途半端になってしまった天王川と藤右衛門川の流れを再び探索しに行ってきました〜 「天王川&藤右衛門川再び」 |
藤右衛門川の源流は北浦和駅から岩槻とうりに面したウエルシアの脇(現在は暗渠)に有ります。
以前(40年ほど前)は周辺から湧き水が流れ込みメダカや白鷺が舞い降りる川でした。
proxyさん、情報ありがとうございます!
岩槻通り沿いのウェルシアですか!?
たぶんアソコかなぁという、ボンヤリした記憶があるので近い内に確認しに行ってみようと思います〜
昔の風景をご存じなだけに、暗渠になってしまった今の様子はちょっと寂しげですね。。。
DAHON06ボードウォークを手に入れたので、試走かたがた市内の緑道探索をしてみました。
そうしたら、北浦和駅の東口北宿通りの入り口付近から天王川コミュニティ遊歩道と領家2丁目公園の境界付近まで続く緑道を偶然発見しました。長さは350m程度と短いですが、与野駅以外に北浦和駅からも天王川緑道に安全にアクセスするルートとして結構使えるかもです。
その後、藤右衛門川沿いに南下して小谷場商店街付近から見沼代用水西縁に沿って、南浦和電車区まで走り、以前ツーレポでinaさん報告済みの六辻水辺公園(遊歩道)経由で笹目川まで走ってきました。ここも、左右に微妙に水路敷跡のような細い道が残っているので、まだまだ探索できそうですねえ。
日頃あまり走った事のない浦和の南側、まだまだ新発見がありそうですう。
ポタおじさん、こんにちは
緑道探索お疲れさまです!
僕は学生時代、良くあの辺にいたのですがそんなところに遊歩道があったとは気が付きませんでした〜
今度いってみたいと思います♪