日光いろは坂・・・、小さな頃遠足で登った覚えがあるあの険しい山道。
そんなところを格安折りたたみ自転車で登れるのか?という、疑問に決着をつけるために日光へと向かいました(笑)
走行日 | 2005年7月16日(曇&雨) |
走行距離 | 63 km |
使用した愛車 | YAMAHON |
コース概要 | 東武日光駅→日光市街→神橋→清滝→馬返休憩所→いろは坂→明智平パノラマレストハウス→華厳の滝→中禅寺湖→龍頭の滝→赤沼茶屋→戦場ヶ原→三本松茶屋→光徳牧場→中禅寺湖→いろは坂→やしおの湯→東武日光 |
最近よく見かけるキーワード「NIKKO is NIPPON」 つまり、「日光は、これまさに日本」であると、そういうことですね(笑) そうなると走らないわけには行かないので、秋のヤマ行こ!オフにでも・・・と思っていたら、さいごんさんのところで、日光サイクリング企画を発見!! 梅雨明け間近の7/16日。 |
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大宮駅から東武線に乗って、春日部→東武日光を目指します。 | 電車は結構混んでいましたが、何とか座れて無事東武日光に到着。 | 駅前で自転車を組み立てる怪しげな小径集団 |
別口でツーリングに来ていた方に声をかけられたり、軽く自己紹介をしたりした後いよいよ出発です。 事前情報では、「スタートから馬返までの方がツライ」とのことだったので、早くも緊張感が走ります。 |
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まだ人もまばらな商店街を通り抜けていよいよスタート! | さすがに趣ある町並み。 景色を眺めながら、のんびりと登っていきます。 |
下部構造特別限定公開中の「神橋」 普段なら絶対に見に行くところですが、今回は体力温存策を(笑) |
駅から馬返までは、わりと緩やかで真っ直ぐな「だらっ」とした登りが続いています。 坂を登っている途中に日光経験者であるすがのさんに「全体的にこんな感じですか?」と聞いたら、「ちょっとキツイところもあるけど、だいたいは・・・」とのお返事。 これで、油断しました(笑) |
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苔生した古い石垣を眺めながら登ります。 なかなか良い雰囲気♪ |
なんと、奥に見える山にこれから登るんだそうです。 こういうのが、心に効くわけで・・・ |
トレンクルで軽快に登るNaoKatohさん。 トレンクルで山に登れるとは、凄く新鮮な驚き。 |
さて、ここまで緩やかな登りをのんびり走ってきたんですが、重要な問題点に気が付きました。 僕のYAMAHONは、52T×28Tが最も軽い組み合わせですが、他の方はフロントダブルとか内装3段とかの装備なので、YAMAHONより軽い組み合わせを踏むことが可能です。 僕が思う登りの極意は「自分のペースで登ること」なので、コレはいけません。というわけで、ここから先は「踏めなくなるまで頑張る」戦術に変更させていただきました。 |
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いろは坂入口にあたる「馬返の休憩所」 案内看板で、これから登る坂の様子を確認します。 |
そしていよいよ、いろは坂に突入! | いろは坂のカーブには、こんな感じの案内看板があり、カーブ毎に1文字の名前が付いています。 |
いろは坂に入りましたので、一言お伝えしておかねばならないことがあります。 負けて止まってしまったら、次は無い気がしたのでガンガン踏み続けます。 |
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登りは20カーブなので、ココでやっと半分。 頭の中が「登る」という言葉に支配された頃、何か悟りを開いた気がします(笑) |
17カーブを過ぎた辺りにある展望台。 ここで、ちょっと休憩していきましょう。 ココの標高が、1173mだから、600m位登ったことになるんでしょうか? |
ガスっていて分かりにくいですが、遙か下に、これまで走ってきた道が見えます。 |
さぁ!、ココまで登れば、キツイ斜面もあとちょっとだそうです。 最後の力を振り絞り、ラスト3カーブに挑みましょう! |
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キター! ついに、登り切った。 (でもこの後も名も無きカーブがあるんですがw) |
明智平のレストハウスで再び休憩。 | 栃木地鶏の旨みがたっぷりの「大鶏焼き」を食べて、エネルギー補給。 後ろのご当地反省材料も気になる(笑) |
明智平まで登れば、ここから先はそれほどキツイ登りはありません。 後は最後の難関「明智第二トンネル」をこえれば、中禅寺湖までもうちょっと〜 |
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暗くて長い「明智第二トンネル」ですが、一応歩道があります。 濡れてて滑るので注意して進みます。 |
トンネルを抜けると、中禅寺湖周辺の町並みが見えてきました。 | まずは華厳の滝を見学。 梅雨のせいか、かなりの水量ですね。 |
前回、華厳の滝を見たのは小学校の修学旅行だったかなぁ。 でも、あっという間に補修完了、みなさん流石だ(笑) |
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現在パンク修理中。 | 華厳の滝から、中禅寺湖へ向かうと、湖のところに大きな鳥居がありました。 | 湖沿いの緑の道を緩やかに登っていきます。 |
中禅寺湖周辺は、緩やかにアップダウンを繰り返す気持ちの良いルートで、ココまでの登りの負荷から開放された足が軽快に廻ります。 | ||
龍頭の滝の滝見台兼売店。 だんごに心を動かされますが、もうすぐお昼だしココは我慢。 |
こちらもかなりの水量で、見ていて飽きないですね。 | 今回はフライデーがたくさんいて、新車検討中の僕は、ホクホク(笑) |
今日の昼食は、戦場ヶ原近辺にあるレストハウスで取るということです。 今いる龍頭の滝から戦場ヶ原までの間は、ちょっとした登り。そして、本日ほど最後になる長い登りです。 |
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道端に白い花がきれいに咲いていました。 | 坂を登り終えたところにある「赤沼茶屋」 お昼スポットを前に一旦休憩。 |
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坂を登り終えると、目の前の景色が急に開けてきます。 |
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赤沼茶屋から先が戦場ヶ原になります。 | 何でここだけ何もないんでしょうね? 木とか生えてても良さそうなモノですが。。。 |
そしてもう一枚。 |
戦場ヶ原の景色を眺めながら走っていくと、程なく三本松茶屋に到着。 ここが今日のお昼スポットです〜 |
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男体山をバックに登ってきた記念撮影。 一瞬、雲が晴れて、男体山の全景が見れてラッキー♪ |
戦場ヶ原定食(大盛):1450円 お味はまぁ普通でしょうか(笑) |
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お昼を食べるときに、「アイスにするか牛乳にするか・・・?」と悩んでいたら、「この後アイス食べに行きますよ」との声。 というわけで、昼食後のデザートスポット「光徳牧場」へ向かいます。 |
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昼食後、緑のトンネルをくぐって、デザートスポットへ! | 「光徳牧場」に到着〜 早速アイスだ! |
アイスはこだわりの1種類のみ! なかなか濃厚な味で満足♪ |
光徳牧場で、「自転車で登ってきたの?」と不思議な子を見るような視線を感じながらアイスを頂いていると、嫌な予感が「ポツリ、ポツリ」と・・・ ある意味予想通り雨降ってきました(T T) |
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一時スゴイどしゃ降りで、ホントに帰れるのか心配になりましたが、 | 幸いなことに雨はすぐに止みました。 助かった〜 |
中禅寺湖辺りに来ると、雨が降った跡がありません。 天気が違うんですね〜 |
一応、雨は止みましたが、すっかり遅くなってしまった上いつ降り出すか分かりません。 |
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で、あっという間に、48番目「ん」のカーブ。 これで、いろは坂とはお別れです。 |
雨で路面状態が心配でしたが、全員無事に下り終えました。 とりあえず、お疲れさまです〜 |
清滝の集落は、今日お祭りでした。 雨があがって良かったですね。 |
いやー、後半は雨のおかげで駆け足になってしまいましたが、あちこち見て、ガッツリ登って楽しめましたね。 あとは、温泉で汗を流して帰りましょう。 |
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清滝の集落にある「やしおの湯」 男湯は結構混んでましたが、500円と格安なのがGood! |
一風呂浴びた後、再び走り出すのは辛かった(笑) 駅まで帰らなきゃ。。。 |
そして、帰りの電車待ちの隙に、ご当地ビールで反省を(笑) |
というわけで、いろいろ心配された「いろは坂アタック」も無事に終了できました。 ちなみにトータルの感想ですが、「修行よりは楽♪」ということで、ヤマ行こ!常連のみなさまなら、征服可能なことが証明されました(笑) |
いろは坂の最後は「ん」なのですね・・・。
丁度いろは坂について調べていたのでよかったです
>なみだもようのまmdさん
そうなんですよ(笑)
「い」から始まってちゃんと「ん」まであるんです〜