この季節、イチゴ熱が盛り上がる吉見町。
地図を見ると「ふれあい歩道」や「ぽんぽん山」なる謎の山が・・・。これははっきりさせなくては!
走行日 | 2005年1月29日(曇) |
走行距離 | 26 km |
使用した愛車 | YAMAHON |
コース概要 | 桜堤公園→荒サイ→吉見総合運動公園→椀箱淵→ポンポン山→八丁湖公園→黒岩横穴墓群→八丁湖→吉見観音→憩いの森→北向地蔵→松山城跡→吉見百穴→岩室観音→大沼→天神沼→元巣神社→観音寺→毘沙門堂→いちごストリート→桜堤公園→あじとみ食堂 |
かれこれ1年位前のことになりますが、川本町白鳥ツーリング中に見つけた「ふれあい歩道」という案内看板。 というわけで今回は、埼玉県の中央、吉見百穴で有名な「吉見町」を探検してみたいと思います。 ふれあい歩道に関する情報がネット上に見つからないので、(近い情報はこちらにあります。)地図を見ながら唸っていると、「ポンポン山」なる場所を発見しました。 |
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桜堤公園まで車で輪行してきました。 今回は妻も一緒です〜。 |
駐車場から土手上に上がると荒サイです。 ここから北上し、まずは吉見総合運動公園を目指します。 |
荒サイではロードの方達がたくさん走ってました。 |
それにしても今日は激しく寒いです。 |
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荒サイ沿いにある、吉見総合運動公園の管理事務所です。 中で休憩できるみたいですよ。 |
かつて、この沼に向かって祈ると「膳や椀が出てきた」と伝えられる「椀箱淵」です。 今は、かなり面積を縮小して貯水池として利用されています。(詳細) |
椀箱淵のそばに火の見櫓がありました。 この後も数カ所で見かけました。 |
市町村が整備しているこういったコースでは、途中で案内看板が消滅したりして、いつも結構苦労しています(笑) でも、今回走った吉見町のコースは的確に案内看板が設置されていてほとんど迷うことなく走ることができました。吉見町様ありがとう! |
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こんな感じの案内看板が的確に配置されているので迷うことはありません。 | 一旦荒サイに戻って少し北上すると、左側にまた案内看板が現れます。 | 案内看板にしたがって、土手を下ると庚申塔がありました。 |
さて、次はいよいよ本日のテーマの一つである「ポンポン山」に向かいたいと思います。 どうやら、あの中の一つが「ポンポン山」らしいですね。 |
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方向からするとこれが「ポンポン山」です。 どうやら、大きな岩で構成されているようです。 |
入口の急坂は微妙に工事中でしたが、何とか押しで登ることができました。 | 登り終えてポンポン山山頂には、高負彦根神社がありました。 |
神社脇にあった解説看板によると、「神社社殿後方の地面を強く踏むとポンポンという音がすることからポンポン山と呼ばれている」とのことです。 想像するに、岩山の中に空洞がありその上を強く踏むと音がするのではないかと思われます。 |
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たいして高い山ではないのですが、関東平野を望むなかなかの眺めです。 | この辺を踏むとポンポンいうみたい。。。 試してみましたが、微妙に違うというか何というか。。。 |
これで一つ謎が解けたので、続いて八丁湖公園に向かいたいと思います。 |
八丁湖公園に続く道は、アップダウンを繰り返す未舗装の道でした。 結構傾斜がきついのですが、八丁湖公園内と併せてMTBで走ったら結構楽しめそうな感じです。 |
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八丁湖公園内はメインルートのみ舗装されていましたが、脇道は未舗装で、MTBで走ったら良さそうな感じです。 | 公園内にある「黒岩横穴墓群」 なんとその数は500以上で、有名な吉見百穴より大規模な横穴墓群なんだそうです。 |
続いて八丁湖。 周囲にはウォーキング用のコースが整備されています。 |
僕は生まれてからずっと埼玉に住んでいるんですが、こんな近所にこれほどいろいろなスポットがあるとは、全く知りませんでした。 |
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予想以上に立派な吉見観音 こんな立派なお寺があったとは全く知りませんでした(笑) |
本堂の欄間には「左甚五郎」作といわれる野荒らしの虎が納められています。 | 本堂の隣には三重の塔までありました。 |
あとでいちご屋のおじさんに聞いたところ、どうやらこの吉見観音、地元では結構有名スポットらしいです。 吉見観音を堪能し、吉見町といえば百穴として有名な「吉見百穴」をめざします。 と、ここで問題発生!! |
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と思ったら、吉見百穴までの道のりはアップダウンを繰り返す根性仕様なルート。。。 | ひと山登り終えたら謎のアンテナ群が! もー、今にも降りそうな空模様ですねぇ。 |
このアップダウンじゃ、憩えませんよ。。。 とか言いながら「憩いの森」に到着 |
もうすぐ、吉見百穴に到着となったときに、ふと思いました。 百穴は外から見ることもできますが、入場料200円を払えばかつて軍需工場に使われていたという「穴」の中を見学することができます。 |
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百穴に向かう途中にある「北向地蔵」 なんで「北向地蔵」って名前なのかと思ったら、そのまま「北向きに立っているから」だそうです(笑) 道標になってるんですね〜 |
百穴の入口付近にある「松山城跡」 かなり大きな山城だったみたいですよ。 |
そして「吉見百穴」に到着〜 今回も外から覗くだけになりました。 光ゴケいつかみたいなぁ。。。 |
松山城跡がある山には他にもおもしろスポットが隣接しています。 特に上の写真の右側にある岩窟ホテルは、B級スポット的で味わい深いです。 この辺の人はどうしてここまで「岩の間」に執着しているんでしょうか(笑) |
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岩室観音 この建物ですが、懸造りといって京都の清水寺の観音堂と同じ造りらしいです。 |
岩をくりぬいた中にお地蔵様がいっぱい。 ちなみに、ここにお参りするだけで四国八十八カ所の霊場を廻ったのと同じ御利益があるそうです(笑) |
左の建物ですが上に登ることができます。 登った上が本殿になってるんですね〜 |
なかなか、「謎的」でおもしろスポットでした(笑) 次は何かなぁと、案内看板に沿って進んでいくと二つの沼が現れます。 |
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こちら「大沼」 写真左側の岸上には団地が造成されていて、ちょっとしたリゾート気分? |
つづいて「天神沼」 県道からちょっと入ったところなのにすごく静かで、水鳥がのんびり泳いでいました。 |
天神沼のほとりに馬頭観音がありました。 これもまた、道標になっているようです。 |
ここで、ちょっと選択をしなければいけません。 仕方ないので、お昼は車で食べに来ることにして先に進むことにしました。 ここから、いくつかのお寺を覗いた後、お楽しみの「いちごロード」を経て出発地である桜堤公園に戻ります。 |
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うわぁ。。。天気が。 心配な空の元、田んぼの中を進んでいきます。 |
元巣神社 啼沢女命を祀った関東では唯一の神社とのことですが、まぁよく分かりません(笑) |
神社には立派な彫刻もありました。 |
つづいて「観音寺」 ごく普通の民家の庭っぽいところで、犬に吠えられたり微妙に入りにくいです。 |
そして「毘沙門堂」 宇治川の合戦で畠山重忠と先陣を競ったという大串次郎の墓があります。 |
こちらが大串次郎の墓といわれる宝篋印塔 |
さて、見るべき物は全て楽しみました〜。 ここからは、「味覚」です(笑) |
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道沿いには何軒ものいちご屋さんが並んでいて堪りません。 値段も小粒な物なら1パック200円くらいからと超格安! |
おみやげに1パック買って帰りましょう♪ | 試食用のいちごをいただくと、小粒な物でも超甘い!! これなら300円ので十分♪ |
いやー、いちご甘いです。 |
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桜堤公園まで戻ってきました〜 | 自転車をしまった後、お昼を食べに「あじとみ食堂」へ。 有名なのは、同系列の呼塚店ですが、こちらは果たして!? |
今回食べたのはチャーシュー麺:740円 スープはちょっと甘い系の味で最初は違和感を覚えましたが、食べ続けると複雑な味が美味しく感じてきます。 でもチャーシューがいまいち。。。 |
わりと近所でありながら、これまで立ち寄ることがなかった「吉見町」ですが、以外にも隠れたおもしろスポットがたくさんありました〜 |
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