日高市の高麗川沿いにある巾着田の彼岸花はスゴイらしいと噂は聞いていたのですが、今まで行ったことがありませんでした。
ちょうど見頃との話を聞いて、早速見に行ってみることにしましたよ
走行日 | 2004年9月18日(曇) |
走行距離 | 41 km |
使用した愛車 | MTB(Jamis Comodo) |
コース概要 | 智光山公園→女影新田→宿谷の滝→清流線→物見山→水場→高麗聖天院→カントリーバーグス→巾着田→高麗川→女影新田→サイボクハム→智光山公園 |
朝晩は何となく冷え込む感じで、もうすっかり秋っぽくなってきましたね〜。 秋の初めといえば「彼岸花」です。 実は、我が埼玉県にはこの「彼岸花」が群生しているところがあり、その名を「巾着田」といいます。 僕は埼玉県民でありながらまだ一度も見に行ったことがありません。(だって、車がスゴイ混むんですよ。。。) 妻と一緒だから輪行は出来ないしなぁと地図を眺めていると川越と狭山を巡った際に通った智光山公園辺りから出発し、ちょっと山登りを加えるコースが良さそうな感じです。 |
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というわけで、やってきました智光山公園駐車場。 ここまで来るにも既に渋滞が。。。 |
駐車場でもちょっと臭・・・と思ったのですが、やはり近所で牛が飼われていました。 モー。 |
やっぱり秋ですね。 あちこちで栗が売られていました。 |
僕の勝手なイメージでは「日高市はわりと田舎」(失礼!)と思っていたので、通りから一本はずせばのんびりと走れるものと思っていました。 実際は、そんな予想とは裏腹に裏道でも車通りが激しい所もあり、特にダンプの往来に苦しめられました。 というのも、この辺りは悪い意味で中途半端な田舎であり、工場地帯と処分場が結構あったりします。日本の田舎はキレイじゃないとよく言われますがこの辺りを見るとナルホドっとなってしまいます。 |
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こんな住宅地の中の裏道でも、車が結構走ってきます。 | 踏切脇の柿の木に実がなっていました。 ちょっとオレンジがかっていて「もう秋ですね」と。 |
茶畑もいい感じに緑色になっていました。 |
そんな感じで走っていましたが、やってしまいました。 まぁ、戻るのもアレなんで適当にリカバリーを、と思ったのが失敗。なんか、工業団地の方へ迷い込んでしまいました。 |
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女影新田のちょっと先の工場に、電飾で作られた飛行機やトトロがいました。 夜はライトがつくのかなぁ? |
道に迷って工業団地へ。 目の前にあるのは太平洋セメントの巨大な工場です。 工場からの熱とダンプの攻撃でちょっとげんなり。 |
やっと元の道にリカバリーしました。 やっぱり僕にはこういう道がいいみたい。 |
工業地帯を抜けて、山側の道に入ってきたことでやっと環境が落ち着いてきました。 |
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そばの花がちょうど咲いてました。 もうちょっとしたら新そばの季節ですね。 |
これからあの山に登ります! | きれいな沢の流れる音を聞きながらのんびり走っていきます。 水の音ってなんか心地良いですよね〜。 |
しばらく登っていくと、「宿谷の滝←」みたいな看板がありました。 |
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矢印に従って未舗装路を登ると、途中に個人宅用のかっこいい橋が見えてきました。 | 滝はこの奥。 きれいな遊歩道が整備されているので走るのには問題ありません。 |
沢ガニとかいないかな? |
この沢沿いの遊歩道に入った途端、気温が2,3℃下がったように感じるから不思議です |
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宿谷の滝は物見山近辺の湧き水が集まって出来た高さ12m程の滝です。 | 写真には写ってませんが、左側にはなんか「修行」しに来ている人々が。。。それも若い子ばっかり。 信仰は自由なんですが、なんかこう切ないものがあります。 |
滝の反対側には、スゴイ岩盤が現れていました。 |
滝に向かう遊歩道、ホント涼しくて気持ちよかった〜。 さぁ、リフレッシュしたし、ここから本格的に登りますよ!まずは、北向地蔵手前の清流線への分岐を目指します。 |
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滝から戻るといきなりガッツリ登ってますよ! この後も、かなり急勾配が続きます。 |
しばらく登ると「宿谷の滝すぐ下」みたいな看板が! どうやら、さっきの階段を担げばここまではすぐだった模様。 なにー! |
道には時々カマキリがいるので踏まないように気を付け無ければいけません。 |
このあたりで、標高は200mちょっと。今 |
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途中の湧き水で小休止。 冷たくて気持ちいい〜。 |
でも坂はまだまだ続く。 | |
標高が上がるにつれて、だんだん登坂がきつくなってくるのが、これまた辛いわけです。 やっとのことで、一段落付けるところまで登り切ったので、遙か彼方においてきてしまった妻を待つことにしました。 |
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これ、何の実でしょうね? 赤い実が、割れたところから黒いタネが覗いています。 |
風が吹くとあちこちで「コンッ、ココンッ」って音がします。 何かと思えば小さなどんぐりが落ちてきた音でした。 |
登り切った辺りに、茶店がありました。 これはありがたいですね〜 |
一本目の峠である清流線との分岐まであとちょっとです。がんばるぞ〜。 | ||
峠の手前で木々の間からちらっと町が見えました。 | ついに清流線分岐に到着! ここからしばらく下っていきます。 下りはやっぱり気持ちいいですね〜。 もうずっと下りで良いよ。 |
と思いましたが、すぐに物見山への登り返しが。。。 途中、展望が開けるところが何カ所かありました。 |
物見山への登山道を過ぎしばらく登ったところで、後ろからスゴイ怒鳴り声が聞こえてきました。 あとで登ってきた妻に聞いたところ、ちょうど目の前でコトが始まったそうで
なんというか、いい年してこうまで常識がないと哀れな感じもしますね。 |
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途中にあったスゴイ岩盤。 これ切り開いて道作ったんですね〜。 |
半分くらい下ったところに、水飲み場があります。 ちょうど水をくみに来ていた方がいましたが、場所を譲っていただきました。ありがとうございます! |
ふと、道端を見ると栗が落ちてますよ! どうやら、自生している山栗から落ちてきたみたいです。 周囲を探したら結構落ちてたので、ありがたく拾って帰ることにしました。ラッキー♪ |
栗を拾ってごきげんです♪ っと、前を見ると道にキジがいます。 しばらく下ると道はT字路となり突き当たるのですが、ここで道を間違えてしまいました。 ホントは巾着田の方へ向かうはずだったのですが、考え違いで逆方向へ。 高麗聖天院の前まで来て間違いに気づき引き返しましたが、途中で売っていた一本焼き芋200円にかなり心を揺さぶられたりもしました(笑) |
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道端には、彼岸花や | コスモスが咲いてたりして、すっかり秋な様子です。 | 途中に城がありました! どうやら個人の趣味で作っているようです。スゴイ! |
なんだかんだといろいろありましたが、お昼スポットのカントリーバーグスに到着しました。 カントリーバーグスは巾着田の目の前にあるので結構沢山のお客が入っていて20分ほど待つことになりました。 |
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アメリカンな外観のカントリーバーグスにたまたま止めてあったバイクがよく似合ってます。 | 店内もこんな感じでアメリカン。 | 相変わらずうまいヤミーバガー。 肉の味がギュッと出てきてハァハァですよ。 |
お腹を満たしたら次は花を見に行きます。 |
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水路脇の歩道を歩いていくと、その奥に群生地がありました。 | 辺り一面彼岸花だらけ! | 時々白いのもあります。 |
まだまだ、 | 咲いてます。 | 上からも撮ってみる。 |
いやー、スゴイ咲きっぷりです。 |
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またしても、馬がいました。 | ニワトリは放し飼い状態。 ココッとか言いながらしきりに歩き回ります。 |
そば畑も満開中でした・ |
ホントにスゴイ所でした!一度見ておいて良かった〜。 というところでそろそろ帰路につきたいと思います。帰りはサイボクハムに寄っちゃおうかなぁ〜 |
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表通りは既に車が渋滞中なので、一本裏道を何となく走って帰ることにしました。 | 途中に昔の病院風の立派な建物が見えてきました。 比留間医院さんの旧施設のようです。 |
高麗川では沢山の人がバーベキューの真っ最中。 きぃ〜!うらやましい! |
高麗川駅のちょっと手前で木造橋を発見! 自転車で渡るとカタカタカタって音がして楽しいです♪ |
木造橋をもう一枚。 橋脚はコンクリート製みたいですね。 |
高麗川駅を越えて武蔵高萩方面へ向かいます。 |
日高総合公園を通り過ぎた辺りで事件が! うー、なんだこりゃ〜。テロか!? こんなニオイを放出して許されるのかぁ?ちなみに周囲にあるのはゴルフ場と産廃処分場。犯人はどっちだ!? |
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サイボクハムにつくと新施設「まきばの湯」がオープンしていました。 ツーリングの汗を流すのにちょうど良い感じですが、1500円はちょっと高いなぁ。 |
ここに来たら「スーパーゴールデンポーク」を食べないと! 炭焼ステーキは300円と格安なのに美味しいですよ〜。 |
ツーリング中に拾った栗は、妻の手により「栗おこわ」に! ちょっと実は小さいけれど、ほっくりしてて美味しかったです〜。 |
帰路は智光山公園の中を通り抜けて、スタート地点である駐車場に向かいます。 今日は、久しぶりのヒルクライム&彼岸花&ハンバーガーと炭焼ステーキと盛りだくさんのツーリングで大満足でした。 ところで気が付いたのですが、山登りをしたにもかかわらず疲労度がそれほどたいしたことありません。 |
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