さいたま市から岩手県山田町までいっちゃうロングツーリング5日目
今日は塩竃をスタートし松島海岸・奥松島自転車道を堪能した後、リアスブルーライン経由で志津川を目指します
走行日 | 2004年8月16日(曇) |
走行距離 | 137 km |
使用した愛車 | MTB(Jamis Comodo) |
コース概要 | 塩竃→塩竃魚市場→国道45号→松島海岸→大高森→奥松島自転車道→石巻→国道398号→女川→リアスブルーライン(国道398号)→北上川→陸前戸倉→志津川(泊) |
ツーリングも5日目と後半に差しかかってきました。 昨日は親戚の家にお世話になりかなり反省しすぎてしまった訳ですが、いつも通り6時前に目が覚めるのが不思議です。 親戚がお昼にといっておにぎりまで用意してくれたのでそれをいただき出発しましょう。 |
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親戚の家は高台の上にあるので見晴らしがすばらしい。 毎日この景色とはうらやましいですね〜。 |
こちらは東神門。 ぐるっとまわると、 |
こちらが正面。 立派な門ですね〜。 |
では早速、お参りしましょう「残りの行程も無事に終わりますように!」 塩竃神社を後にして、松島方面へ国道45号を進みます。途中塩竃魚市場の看板に誘われてフラフラと入っていきますがなーんにも有りませんでした。 |
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本殿。 質素だけど立派な造り。 |
青銅製の灯籠みたいなのもありました。 これなんだろう? |
市場隣の松木カキ店では深海夏カキ試食キャンペーン中でしたが、もちろんまだ開店前です(T T) |
カキを食べられなかった心の傷を癒すために早いところ松島海岸へ行きましょう。 まず、手前にある双観山展望台に登ってみましょう。 |
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天気がいまいちなため写真写りが悪いですね〜。 ちなみにこれ、雄島です。 |
雄島に渡るために橋が架かってます。 中を散策できるそうです。 |
海の方も撮ってみました。 |
松島海岸から橋を使っていくつかの島へわたれるようになっているのですが、そのうちの一つがこの五大堂です。 松島のシンボル的な存在であの伊達政宗が創建したらしいです。 |
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一つ目の橋を渡るとおみやげ屋があって、 | 次の橋がすかし橋です。 これは、横木の上に細い渡しがかけている構造になっていて下が透けて見えます。 雑念を捨てなさいっていう意味らしいです。 |
こちら本堂 伊達政宗が作ったっていわれるとへぇ〜って感じですね。 |
松島海岸は今回唯一といってもいい「観光地らしいところ」なのでちょっとゆっくり見て回りましょう。 | ||
福浦島へ渡る橋は長くて立派なので行ってみたところ有料でした。 だったら、いいや(笑) |
漁港の方へ来たところ、売店であさり汁のサービスをいただきました。 これはうまい!! |
気をよくして、ふと見ると「岩がき350円」 気が付いたときには注文してましたよ。 あぁ心が癒されました〜 |
そこまでいわれると見に行きたくなってしまうもので宮戸島方面へ向かうことにしました。 | ||
海では沢山のカキの養殖が行われていました。 あの下にはたくさんの、ハァハァ。 |
道端にカキ養殖用のホタテの殻が山積みになってました。 | 野蒜(のびる)海岸を宮戸島方面へ向かいます。 |
えーと、展望抜群との記述でやってきましたが大高森入り口までの道はまったく登っていきません。 |
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入り口は海のそば。 当然、展望台までは登山です。 |
こんなとこや、 | こんなとこを登って、 |
やってきました、大高森展望台! 山頂ということで360°の大パノラマが楽しめます。松島を箱庭のように見られることから"壮観"とも言われているとのことですが、確かにその通り!! |
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松島海岸方面 | 奥松島方面 | 鳴瀬町方面 |
いやー、苦労して登ったかいがありました。 満足したところで先に進むのですが、今日最初の苦難がこの先に待ちかまえていました。 これから向かうのは「奥松島自転車道」鳴瀬川の河口付近から石巻の市街地まで続くサイクリングロードです。 問題はこの入り口ですが、この近辺はいくつかの運河が入り組んでいてそれぞれに橋が少ないため、きちんとスタート地点に行かないとサイクリングロードに入れないのです(T T) 当初、途中から合流しようと思っていたためにあっちこっち未舗装路を迷走する羽目に・・・ |
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最初、ここがサイクリングロードだと思ったのですが1kmも行かないうちに行き止まり。 | 結局こちらが正しい入り口だったのですが、ここに来るまでに未舗装路を7km程行ったり来たり(T T) | さっきはあの対岸まできて橋がないために戻る羽目になりました。 |
まぁ、結局はちょっと距離を縮めようとしたことが失敗のモトだったのですが、もうちょっと何とかしてもらえるとうれしいです。 | ||
入り口が死ぬほどわかりにくいですが、入ってみれば水路脇の松並木の下を走る気持ちいいサイクリングロードでした。 | 途中で親戚にいただいたおにぎりと卵で昼食にしましょう。 | 一路、石巻へ! |
サイクリングロードは石巻に近づくと一般道の歩道と兼用となりあまり走りやすいとは言えません。 やっぱり町中は走りにくいなぁと思っているとJR石巻駅が見えてきました。 |
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JR石巻駅の前には003が立ってました。 後ろには002も飛んでます。 |
そして仮面ライダーまで! 町中のあちこちに石ノ森キャラが居るようです。 |
前方に怪しい建物が見えてきたと思ったら石ノ森萬画館でした。 |
実は松島でのんびり観光し過ぎてしまったため時間が遅れ気味な感じです。 今日は民宿泊の予定なので何とか夕飯時までには着きたいところです。 |
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万石浦にはたくさんのカキ養殖イカダが並んでいました。 | 万石浦をもう一枚。 | 女川にある生ウニ丼の有名店「おじか食堂」 是非食べたかったのですが、お腹が空いてないので断念。 くぅ〜。 |
ウニ丼は断念しましたがアイスくらいなら食べられるだろうということで、女川にある観光物産館「マリンパル女川」にやってきました。 ここでは、フカヒレ・タコ・サンマ・アワビなど海の幸が入ったアイスが売られており何とも危険な香りが漂っています(笑) |
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マリンパル女川前にて。 アイスはどこで売ってるんだ〜。 ちなみにこちらではなく隣のシーパルで売ってます。 |
で、僕がセレクトしたのは、「あわび」 | このつぶつぶが「あわび」でしょうか? ベースはバニラのような気もしますが微妙に違う味が混じってます。 粒アワビの食感がまた絶妙(笑) |
三陸といえばリアス式海岸ですが、これまではまっすぐ且つ平らな道を走ってきたので楽チンではっきり言って油断してました。 でも、この女川から先でそのリアス式の洗礼を受けることになったのです。 |
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はい、いきなり登りでした。 | 登ったら崎山展望公園。女川方面を眺めるとなかなかの景色ですよ。 | 女川から先は道も空いていて気持ちよく走れますが、アップダウンは続きます(笑) |
この辺りはリアスブルーラインということで、アップダウンの続く森の中時々見える海がとてもキレイです。 このタイミングで天気が晴れてきたのはすごくラッキーでした。 |
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きれいな海ですね〜。 | 空もキレイ。 | もう一枚! |
リアス式の洗礼を受けつつ、えっちらおっちら進んでいくと時々トンネルが出現します。 このトンネル峠を登らなくて良いのは非常にありがたいのですが、ほとんどのトンネルに歩道がないためすごく怖いんですよ。カバンにテールライトをぶら下げていますが、車はすぐ脇を「ゴー」とか言いながら通り過ぎていきます。 |
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この釜谷トンネルが最高に怖かった。 狭くて長い上に、暗いんですよ〜。 何度もバランスを失いそうになりました。 |
トンネルを抜けて少し下ると北上川が見えてきます。 | 北上川の堤防の上はこの辺りにしてはめずらしくまっすぐで気持ちいい道でした。 |
え〜、ちょっとまずいことになってきました。 現在16:30なわけですが今日の宿泊地の志津川まであと20km以上あるんですが・・・ やっぱり松島で遊びすぎたか・・・。まぁもともとコース設定が長すぎたという話も。 |
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もうすっかり夕方になってしまいました。 ちょっとマズイですよ。 |
途中、お祭りが始まろうとしていましたが、のんびり覗いている余裕がありませんでした。 | 戸倉海岸パーキングにはなぜかモアイ像が・・・ |
途中、今回の旅ではじめてへこたれそうになって「もう、走りたくないよう」と思いましたが、なんとか無事志津川にたどり着きました。 いやー、今日はホント大変でした。 |
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もはや、日が沈む寸前。 | 志津川の袖浜にある荒島。 チョッピリ夕日に染まってます。 |
夕方の海を眺めてみました。 手前に写ってるのは僕の陰。 |
荒島を過ぎたら、今日の宿泊地である「民宿あっつ前」までもう少しです。 というわけで、着きました。遅くなってごめんなさいです。 ところで、この宿ネットで検索して見つけたのですが、曰く「おいしい海鮮料理が、テーブルにのりきらない品数で、お客さんの舌と目と心が、ご満足いただけるよう工夫を凝らしております。」とのこと。 とはいえ1泊6300円の格安料金ですからそれほど期待はしてなかったのですが・・・ |
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やっと到着しました。 お風呂に入って夕食にしましょう! |
この夕食の豪華さを見てくださいよ! っていうか、脇にあと4品くらい写ってないのがあります。 おまけに一品一品が美味しくてもう最高! |
生まれて初めて殻着き状態のホヤを食べました。 はじめどうやって食べるか分からなくて宿の方に聞いちゃいました。 |
あ〜、もう食事最高! 強いて言えばテレビが有料なことがちょっと残念ではありますが(笑) 今日も疲れましたね〜。明日から天気が下り坂との予報でちょっと心配しつつ、今日もさっさとお休みなさい♪ |
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