さいたま市役所に行くついでにちょっと遠回りするつもりが、思わぬロングツーリングに。
彩湖から秋ヶ瀬緑道を走った先に、高沼用水沿いに続く遊歩道を発見しました
走行日 | 2004年3月12日(曇) |
走行距離 | 44 km |
使用した愛車 | YAMAHON |
コース概要 | 鴨川みずべの里→鴨川ふれあい歩道→荒サイ→千貫樋水郷公園→秋ケ瀬公園→彩湖→秋ケ瀬緑道→中浦和駅→別所沼公園→武蔵野貨物支線→さいたま市役所→埼玉県庁→ときわ遊歩道(常盤緑道)→高沼用水(東縁)→さいたま新都心→高沼用水(東縁)→高沼用水取入口→見沼代用水(西縁)→氷川神社 |
そろそろ来年度の家庭菜園の申し込みのため、さいたま市役所に行かねばなりません。 ホントは休日に行けばいいのですが、役所なのでもちろん平日しかやってません。 ただ申し込みに行くだけじゃつまらないので、さいたま市の南側を走ってみることにしました。 |
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鴨川沿いに、「鴨川みずべの里」があるので進入してみました。 | こんな感じで小川が流れています。 | 小川の水源になるような川はないので、不審に思っていたところ、竹に隠れてポンプがありました。やっぱり。 |
それにしても、今日は天気があまり良くないです。 そのため、あまり写りが良くないですが、カメラ付き携帯なので許してくださいね。 さて鴨川みずべの里を後にして、鴨川沿いの鴨川ふれあい歩道を進んでいきます。この歩道は未舗装なんですが、結構な距離に渡って桜並木になっており季節が来るとすっごくきれいです。 |
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ふれあい歩道は桜並木になってます。 | だいぶつぼみがふくらんできましたね。 月末が楽しみです。 |
鴨川はかなり汚れてます。。。 でも、小さい頃からこうなので、違和感はなかったりします。 |
鴨川の土手沿いは未舗装な部分が多く、YAMAHONで走る続けるのは辛いので、一旦、鴨川を離れて荒サイの方へ行きたいと思います。 | ||
すごい数の植木鉢を積んでる農家が! しかも、この鉢後ろの釜で自家生産してるみたいです。 |
しばらく進むと、大久保浄水場が見えてきました。 我々さいたま市民の飲み水を供給してくれてます。 |
おなじみ荒サイの工事。 不便なので、さっさと終わらせて欲しいです。 看板に「無駄工事」って落書きされてます。 |
工事区間を迂回すると秋ヶ瀬公園に入ります。 今日は平日なので野球の人々の路上駐車もないだろうし快適かなぁ、って妄想してたんですが、入り口近辺は工事のダンプがガンガン走っていて大変なことになってました。 |
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ダンプが多くて怖い〜 | 野球場には、さすがに人はいませんでした。 この辺はのんびり走れてステキ。 |
公園を抜けると鴨川河口の水門が見えてきます。 この向こうが彩湖です。 |
せっかく来たので、彩湖のまわりを1周することにしました。 さすがに平日だけあって空いてます。休日には人がいっぱいの公園にもほとんど人がいませんね。 |
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排水機場。 水位が上がったときのため高床式になってます。 |
休日は釣り人でいっぱいの管理橋もガラガラ。 | それにしても天気悪い。。。 |
さて、そろそろ本来の目的地である、さいたま市役所に向かうことにします。 彩湖からさいたま市役所方面へは、秋ヶ瀬〜中浦和を結ぶ「秋ヶ瀬緑道」を利用します。秋ヶ瀬緑道は、秋ヶ瀬公園の裏の桜橋から中浦和駅まで鴻沼川沿いに続く遊歩道です。 |
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桜橋の横から秋ヶ瀬緑道へ入ります。 | 新大宮バイパスと交差するところにはスロープ付きの歩道橋があります。 | 新大宮バイパスを越えると鴻沼川沿いに、大規模な団地が見えました。 夏は臭いだろうな。。。 |
高沼用水の西縁との合流地点。 鴻沼川はもともと、高沼用水の排水路として機能していたそうです。 |
中浦和駅が見えてきました。 秋ヶ瀬緑道はそろそろ終了となります。 |
中浦和駅から先は武蔵野貨物支線の高架下を走ってみました。 武蔵野貨物支線はこの少し先で地下に潜ってしまいます。 |
武蔵野貨物支線の高架下の道はすぐ終わってしまったので、別所沼公園の方へ向かうことにしました。 地図で確認すると、やはり、高沼用水(東縁)です。 |
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高沼用水(東縁)。 ちゃんと整備すれば、ステキな遊歩道になりそうだが。 |
別所沼公園。 平日だが結構散歩してる人がいます。 |
別所沼公園内の神社にはお婆さんがお参りに来てました。 |
別所沼公園を北側へ抜けたところから遊歩道らしき物が続いてました。 家庭菜園の継続手続きをさくっと済ませたところで、ふと、「せっかく役所に来たんだからさいたま市の資料とかもらっちゃおうかな」と思いつき、資料室へ。 たまには、役所を利用しないと税金ばっかり払い損だしね。 すべての用事を片づけた後、さっき見つけた遊歩道に戻りました。 |
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さいたま市役所。 かなり立派な建物ですね。 |
別所沼公園を北側へ抜けると遊歩道らしき道がありました。 もちろん探検に行きます。 |
しばらく進むと、武蔵野貨物支線にあたるのですが、コンクリートで覆われているので線路は見えません。 写真の家、新築分譲中なのですが線路の真上です。。。 |
あんな線路の真上に住んでたら絶対うるさいよなぁ。と、余計な心配をしながら進んでいくと遊歩道も武蔵野貨物支線をまたぐ形になります。 が、この歩道橋スロープがない。。。仕方ない担ぎですね、これは。 |
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スロープ無いんですけど。。。 | 歩道橋の上から見ると、先ほどとは反対側にも線路上に普通に家が建ってます。 | 歩道橋を下りると、また遊歩道が続いていました。 |
ところで、この遊歩道いったいどういう謂われでできた物なんでしょう? |
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しばらく進むと、りそな銀行の裏で道が切れてしまいます。 | 周囲を探すと、国道17号の反対側に続いてました。 しかし、この先数百mで道を見失ってしまいました。 |
諦めて、北浦和駅前に戻りました。 実は、ここは荒サイのスタート地点なのです。 |
遊歩道の件がはっきりしないのは、悔しいのですがまぁ帰ってから調べればいいかと納得して鴻沼川へ向かいます。 その途中、気がついてしまいました。 学生の頃、この辺に通ってたのに、全然気がつかなかった。 かつて見沼代用水の分水路として井沢弥惣兵衛が作った水路が、今どうなっているのか非常に興味が湧いてきました!もう、これは調査するしかないですね。急きょ、高沼用水(東縁)を朔上することにしました。 |
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荒サイはケヤキ並木の下を進んでいきますが、人も車も多いため、サイクリングロードとは名ばかりです。 | この川が高沼用水(東縁)です。 | 高沼用水(東縁)は住宅地の合間を流れています。 この辺は、未舗装ですが歩道がありました。 |
うーん、この川って意外に希少価値だよなぁ。 仕方ないので、離れないように注意しながら一般の道を進んでいきました。 |
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中央公園に遮られて川沿いを進むことができません。 | 公園の反対側に出たところです。 ここから先は川と離れてしまうことが多くなりました。 |
国道17号を越えたところで一旦暗渠となりました。 橋の欄干だけが取り残されています。 |
暗渠になったせいで一旦川を見失いましたが、周りを探し回るとすぐに見つかりました。 で、一度暗渠ではなくなるのですが、しばらく行くとまた暗渠に。今度は学校の校庭の下に入ってしまいます。 |
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一度、暗渠でなくなりますが。。。 | 下落合小の校庭の下になってしまいました。 | ←このすぐ脇に、「高谷橋の石橋供養塔」がありました。 石橋ができたのを記念した碑だそうです。 |
下落合小の校庭の先で一度オープンになるも、その先には「さいたま新都心」が! これは、絶望的。どこに続いているかわからないので、探すのは無理かも。。。と、思ったのですが思い出しました。 さいたま新都心駅から見える樋管があったのを! |
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目の前には、さいたま新都心。 ちょっと諦めかけましたが。。。 |
思うところあって、東口へ。 東口へは地下道をくぐって行きます。 |
ずっと、何だろうと思っていた。怪しい構造物。 それが、高沼用水の樋管でした。 ちなみに、反対側は高台橋になってます。写真撮れず。。。 |
さて一瞬地上に出た高沼用水ですが、中山道の反対側ではまた暗渠になってしまいます。 しかし、どうやら用水の上に遊歩道を造っているらしく進んでいる方向はわかりました。 |
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用水の上に遊歩道を建設中です。 | 遊歩道の入り口には、お女郎地蔵と火の玉不動が祀られていました。 | 遊歩道の進む方へ行くと桜並木を発見。 これは川に違いないと、そちらへ行くとやはり正解。 |
ここから先は、川沿いを進んでいきます。 途中、産業道路をすぎたところから、遊歩道として整備されていました。 |
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産業道路より先は遊歩道になっていました。 人工的にせせらぎを作っていいます。 方向性が違うと思いますよ。 |
少し進むと、高沼用水取り入れ口がありました。 高沼用水はここで見沼代用水から取水しています。 |
高沼用水取り入れ口の反対側。 ん、見沼代用水に水がないぞ! |
なんと見沼代用水は途中で流れをせき止めての浚渫工事中でした。 高沼用水の流れが緩やかというか少ないとは思っていたのですが、なるほど!っていう感じですね。 |
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流れをせき止めてます。 | 見沼代用水沿いを北に向かいました。 ところで、このガードレール意味無い様な気が。。。 |
氷川神社の前を通過して家に帰りました。 |
かるーい気持ちで出掛けたのに思わぬ長丁場となってしまった今回のツーリングですが、今まで気がつかなかったいろんな事がわかって、とってもおもしろかったです。 何気なく眺めてる風景にもいろんな歴史が隠れてるんだと改めて気がつかされました。 |
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