有楽町から品川への往復ルート

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東京マラソンも10kmを過ぎて中盤を目指す段階となりました。
ここからは日比谷通り・第一京浜の二つの道を南下して品川へ向かった後、再び同じルートを戻ってくる往復ルートとなります。

日比谷公園の向かいには帝国ホテル。1890年の開業以来120年近い歴史を持つホテルです~

日比谷公園に沿うように日比谷通りを南下し、全面タイル貼り&中央に時計塔という素敵なデザインの建物「市政会館(写真下左)」が建つ「内幸町交差点」が2回目の足切りスポット(10.5km・11:04)となっています。

この時点でスタートから足きりまで約2時間・・・
果たしてホントにそんなに走れるのでしょうか・・・?

「西新橋交差点」に建つ新日本石油の金色像をチラ見しつつ南下していくと、地下鉄御成門駅付近で東京タワーが見えてきます!

青空に赤い東京タワー、映えるねぇ~、当日も是非晴れて欲しいところ♪

芝公園の中に入ればこんな風に東京タワーを見ることができます。

本来のコースからは外れてしまいますが芝公園には公衆トイレもあるので用を足すついでに見てみるのもアリかもしれませんよ!?

芝公園の敷地にひっそりと建つ「有章院霊廟二天門」

徳川7代将軍家継の霊廟でかなり立派なお寺だったようですが、空襲でこの門以外は消失してしまったそうです。

芝公園の緑地帯を過ぎると前方に大きな赤い門が見えてきます!
この山門は「増上寺大門・三解脱門」という名前で、東京大空襲で焼け残ったという東京都で最も古い建物です。

三解脱門をくぐると、三つの煩悩(貪、瞋、癡)から解脱できるそう。
僕は煩悩だらけなのでくぐってみましたが・・・(笑)

増上寺は徳川家の菩提寺として知られるお寺で、徳川将軍15代のうち、6人(秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂)が葬られています。

すっごく大きな三解脱門をくぐると本堂の向こうに東京タワーがそびえ立つ絶景!
タイムを気にしないなら是非覗いていきたい絶景スポットなのです~

この付近では振り返ると至る所で東京タワーが見えるのですが、あまり見てばかりいると疲れそうだしなにより帰りに見ることができるのでサラッと通過しちゃいましょう。

日比谷通りはJR田町駅手前の「芝五丁目交差点」で第一京浜と合流しますが、そのまま道なりに南へと足を進めましょう。

この付近はあまり見所もなくダラケがちなのですが、折り返し地点手前には忠臣蔵で有名な「泉岳寺」があるので、チラ見しながら通過していきます。

コースは品川駅ちょっと手前で折り返しとなり、ここが3回目の足切りポイント(15.5km・11:49)となります。

この往復ルートでは、そこそこ早い人はトップランナーとすれ違ったりとかあるようなのですが、「目指せ完走!」な初心者ランナーには特に関係有りません(笑)

同じコースを戻るのは結構退屈で心が折れそうですが復路側にはいくつか見所があるのでチラチラ見ながら走ると良いかもしれません。

写真上左:夜間、江戸の街を閉め切るために設置された高輪大木戸の跡
写真上中:田町駅手前の「札の辻交差点」では真っ直ぐ向こうに東京タワーが見える
写真上右:日比谷通りに折れる「芝五丁目交差点」は西郷隆盛と勝海舟が江戸城開城の会談を行った場所です。

さらに芝公園では増上寺の向こうに東京タワーが!

東京タワーの眺めは帰路の方がステキです~

と、この付近(日比谷公園手前)で20km
東京マラソンの全長42.195kmの中間地点まであともうちょっと!!

続きは次ページで~

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