リタイアするとこうなるのだ
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こうなったらせめてネタにしましょう(笑)
息苦しいことを路上の係員の方に訴えると、ほどなくコース上を走っているランニングドクターの方が来てくれました。
最も心配されるのは狭心症ということで脈を取ったりしてくれた後、その心配はないと告げられます。ですが、風邪が治っていないところを少々無理して出てきちゃったことを告げリタイアすることに。
東京マラソンでは、非常時に備えるため一定間隔でドクターが走っており、写真右は僕を救助してくれたドクターの方です~
近くのエイドステーションまで歩いて行くことになったのですが、せっかくだからと復路コースを歩かせて貰いました。ズルしてすいません(笑)
エイドステーションに着いたあと、改めて血圧や脈拍をチェック。
特に異常はなかったのですが、とにかく呼吸が苦しいのと、そもそもコースアウトしちゃってるのでもはや選択の余地はありません。
エイドステーション脇で待機している「はとバス」に案内されました。
人生初の「はとバス」がリタイア後の搬送とは、イヤな思い出になりましたよ(涙)
搬送バスは、時間が決まっているのでしばらく車中で待機。
僕の他に5,6人の方が運ばれていきましたが、陽気な外人の方を覗いて皆無口・・・
車中には重~い空気が漂い外では我々の心の中のような雨が降る中、悲しみのレインボーブリッジを渡りゴールである東京ビッグサイトへ(預けた荷物を受け取りに行かねばならないため)
ビッグサイトではひっそりとした裏口にバスが到着。
表側では速い方々がゴールする声援が聞こえてきたりして悲しさがよりいっそう高まります。
しかし、悲しさはこれだけではありません。
ゴール会場に着いたら最初に預けた荷物を受け取らねばいけないのですが、これがゴールした方達と一緒なのですよ(当たり前ですが)
荷物受け渡しのボランティアの方々が、ゴール済みだと思って「おめでとうございます!」「お疲れ様でした!」と次々に声を掛けてくれるのですが、その善意がよりいっそう悲しい~。
リタイアなんてするもんじゃないですよ、ホント。
この何ともいえない空虚な気持ちは「次は絶対完走してやる!」というモチベーションへ変換していきたいと思います。
ゴール後の更衣室には足湯があったり、完走記念写真を撮影するスポットがあったりするのですが、遠巻きに見るだけでトボトボと会場を後にします。
表彰台に来たら男子の部の表彰式がやってました。普通に走ったら絶対に見れなかったわけですが、できれば見たくなかった・・・
というわけで、人生初のフルマラソン。
そして初参加の東京マラソンは、何ともいえない無念の中、静かに終わっていきました・・・
くそ~、次はリベンジしてやる!!
コメント(2)
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いつも楽しく拝見させて頂いております。
リタイアは、残念でしたね。でも、松村さんみたいに死に掛けてしまったりしても大変ですから、止める勇気も必要かと思います。
来年、またリベンジしてください。10キロコースもあるので、練習してみてコースを選択してみるのもよろしいかと思います。でも、やっぱりフルマラソンの方に挑戦したいですね!
健闘をお祈りいたします。
>ごんたさん
松村さん、想像以上に重傷みたいでビックリですね。
あそこまで重傷はイヤだけど・・・、辞め時ってのは難しいです・・・。
リベンジはやはりフルマラソンで!と思ってるので、よりいっそうトレーニングに励んで今度こそは頑張ります♪