今治から来島海峡大橋へ

今治市内を観光♪今治城を見学した後、しまなみ海道のスタートとなる来島海峡大橋を渡ります。
しまなみ海道を自転車で行く!
YAMA行こ!へ戻る010基礎知識とQ&A| 020ツーリングレポート|

しまなみ海道を自転車で行く! > 020ツーリングレポート > 今治から来島海峡大橋へ

今治から来島海峡大橋へ

しまなみ海道の南側の起点となっている愛媛県今治市は、造船とタオルの製造、そして名物のやきとり等で知られています。もともとは藤堂高虎によって築城された「今治城」の城下町として栄えた場所であり、現在でも四国で5番目の人口を擁する町となっています。

名物の焼き鳥は、一般的に想像する串に刺して炭火焼きってのとはちょっと違って、鉄板で一気に焼いちゃう形式でとっとも美味しいという噂。尾道スタートで今治終着なら走り終わったところで焼き鳥で反省したいところですが、朝7時の時点では焼き鳥店は一つも開いておらず焼き鳥はまた次回のお楽しみ、と。

今治駅前にフランスさんのKHSと僕のポケロケを並べて記念撮影。
いよいよしまなみ海道の旅へ出発です!

早速、自転車道へ・・・
と、今治を素通りしてしまうのはもったいないので、ちょっと市街を観光していきましょう♪

写真左はJR今治駅付近のNTT隣にあるフランスさんオススメの焼き鳥店「鳥林」
いつか食べに来たいですね〜

今治の観光スポットと言えば、今治城とタオル関係(テクスポート今治など)ですが、早朝でどこも開いてないので今治城を見学していくことにしました。

今治城は1604年に藤堂高虎によって築城されたお城で、三重の堀に海水を引き入れた変わった構造から日本三大水城にも数えられる名城です。(ちなみにあとの二つは、高知県の高松城と大分県の中津城)

明治維新後、城の建物は撤去されてしまいましたが現在でも当時の内堀と石垣が残されており、また、天守閣や鉄御門(くろがねごもん)などが復元されています。

そろそろしまなみ海道へと向かいましょう♪

今治城から海岸に近い裏道を走っていくと、なにやら朝一の準備中と思われる街並みに遭遇。周囲には味のある建物が並び軒下では商品を並べる準備?が行われていました。

道なりに進むと国道317号とぶつかり、そのまま国道を直進し西瀬戸自動車道の高架下をくぐって300mほど進んだところで県道161号との分岐を右(県道方面)へ折れるとしまなみ海道の入り口となります。

また、県立今治病院付近から海沿いを走ってサンライズ今治へ向かってもしまなみ海道に入れるようなので、そちらのルートでも楽しめそう。海沿いならこれから渡る来島海峡大橋も見えるかもだしね〜

そのまま県道161号の坂を上っていくと、しまなみ海道サイクリングロードであることを示す緑色の路上ペイントが施されています。今後、サイクリングロードを走る際はこのペイントが目印になります。

そのまま真っ直ぐ登っても良いのですが、フランスさん曰く来島海峡大橋を下から眺めることができる絶景スポットがあると言うことでちょっと寄り道。場所はサンライズ糸山手前の脇道を右に入り海の際まで下ったところで、↑のように来島海峡大橋を真下から眺めることができちゃいます♪

一旦、サイクリングロードまで戻ってサンライズ糸山にも寄り道。
サンライズ糸山は、しまなみ海道自転車道隣接の宿泊施設としても有名で、ラウンジの窓からは来島海峡大橋を一望できる絶景スポットとなっています。

また、レンタサイクルはしまなみ海道の中でもかなり充実した内容となっており、クロスバイク等もあるようなので手ぶらで今治まで来てここで自転車を借りるという手もアリかもしれません。(ただし違う場所で乗り捨てる場合はレンタル料の他に保証金の1000円が戻ってこない他、電動アシストは乗り捨てできません)

サンライズ糸山を出発し、来島海峡大橋へ至る自転車・歩行者専用のループ橋を登ります。

自転車のためにここまで立派な構造物を立ててるのは嬉しいやらバブル感やら・・・、とか思いながら登っていると西側に今治造船の大きな工場が見えてきました。

この付近は造船業がかなり盛んらしく、この後も何度も造船工場を見ることができます。

ループ橋を登り切るといよいよ来島海峡大橋です!

来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)は、今治市砂場町から大島と結ぶ橋で来島海峡を跨いでいます。正確には来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の総称となっていて、これらは世界初の3連吊り橋であり全長は4105mもある巨大な吊り橋です。

好みの問題もあるかと思いますが、しまなみ海道の中では最も大きく美しい橋だと思います♪

しかも橋から眺める景色がこれまた素晴らしい!
日本3大急潮といわれる来島海峡のもの凄い潮の流れを橋の上から心ゆくまで堪能でき、海峡には小島・津島など大小の島々が並んでいます。

こんな景色が見られる自転車道は確かに他にはないよなぁ。

ところでしまなみ海道にかかる橋はそれぞれ有料になっており、橋の途中にある料金ボックスにお金を入れる形となっています。他の料金所は基本無料なのですが、来島海峡大橋だけは有人の料金小屋があり、昼間や休日は人が常駐しているようです。

で、その料金所があるのが「馬島」なんですが、実はこの馬島に降りることができるのです!(料金所の女性が教えてくれました〜)

馬島へは橋脚の中に作られたエレベーターで下りられるとのことだったので降りてみました。こちらも来島海峡大橋を真下から眺められる絶景スポットな他、小さな民宿「民宿みはらし」などもあり、こちらに泊まって見るのも静かで良いかもしれないですね〜

来島海峡を渡ると今治とはお別れし(正確には大三島までは今治市ですがw)、しまなみ海道一つ目の島となる大島へと渡ります。

今治周辺の地図


大きな地図で見る
020ツーリングレポート
«大阪から今治へフェリーで移動! ←前の記事  次の記事→ 大島から伯方・大島大橋へ »
「今治から来島海峡大橋へ」に関する情報や感想をお寄せ下さい♪

このページに関する感想・追加情報等をコメントとして追記することが可能です

なお、コメントを表示する前にこのサイト管理人の承認が必要です。承認されるまではコメントは表示されないのでしばらくお待ちくださいな。










since 2009/02/17 Copyright (C) ina. All Rights Reserved