日光街道を自転車で行く > 日光街道探訪記 > 日光東照宮
日光街道を自転車で走った際に最後の最後で日が暮れてしまい見ることができなかった日光東照宮、いつか機会があったらゆっくり見て回ろうと思っていたのですが、伊東園ホテル 川治温泉一柳閣本館に泊まりに行った際に立ち寄ってみることにしました。
なので、このレポートだけは日付が異なりますが日光街道の目的地であり徳川家康を祀った神社「日光東照宮」の様子を追記しておこうと思います♪
というわけでやってきました日光東照宮!
実はじっくり見るのは小学校の修学旅行以来だ
日光東照宮は江戸幕府初代将軍徳川家康を神格化した東照大権現を祀る神社で、日本全国の東照宮の総本社的存在です。1616年に徳川家康が死去した際の遺言により死去から1年後に久能山より改葬したのが始まりです。
その後、三代将軍家光によって大改装が行われ、現在残っている建物の多くはこの時に造られたものと言われています。
そんな江戸幕府の象徴ともいえる日光東照宮は、やはり立派!
境内はビックリするくらい広いし、各建物の造りも細かく今までに見たどの神社をも圧倒してしまうくらい素晴らしい!!
参道を進んでいき石鳥居をくぐると左手に五重塔が見えてきます。
そのまま真っ直ぐ進んで正面にあるのが仁王門、左右に2体の仁王像が安置されています。
仁王門をくぐって左手にあるのが日光東照宮の代名詞「見ざる・言わざる・聞かざるの三猿」の彫刻が飾られた神厩舎。
神厩舎の彫刻として有名すぎる三猿ですが、実は神厩舎にはこの他に7面(全部で8面)の猿の彫刻が施されており、それら全部で人の幸せな一生の過ごし方を説いていると言われています。
ちなみに「見ざる・言わざる・聞かざるの三猿」は、幼い頃には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えです。
そしてあまりのすばらしさにいつまで見ていても飽きないことから別名「日暮の門」とも呼ばれる陽明門。
陽明門には故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされ、見るものを圧倒します。
陽明門のに向かって左手には鳴龍で知られる薬師堂があります。中では定期的に鳴龍の実演が行われているので是非立ち寄りたいスポットです。
さらに奥へと進んでいきましょう!
陽明門を抜けると正面に見えるのが唐門、そしてその奥に見えるのが御本社なんですが現在改装工事中ということでビニール貼りの残念な姿・・・
御本社は実際に中に入って建物の内部を見ることもできます。残念ながら内部は撮影禁止だったのですが、外も立派なら中も相当に立派で一見の価値有りですよ~
唐門の右手にある祈祷殿ではなにやら個人的なご祈祷が行われている様子。
祈祷殿の右手には奥宮へ続く入り口があり、入り口の上部に掲げられているのが左甚五郎作といわれる眠り猫です
杉林の中に石畳を敷き付けた通路を進んでいくと奥宮に到着。
奥宮の裏手には家康公の神柩を納めたとされる宝塔があり、その隣には願い事が叶うという「叶杉」がありました。なんか若い方が行列してましたよ~