日光街道を自転車で行く > 日光街道探訪記 > 新田宿から小金井宿へ
小山宿は江戸から二十一里三十四町(86.2km)・小山宿から一里十一町(5.1km)、人口約250人、総家数約60件(本陣×1・脇本陣×2・旅籠11)を有する日光街道で13番目の宿場町です。
昔は日光山・赤城山・太平山などの眺望が良かったといわれていますが、今は工場等が立て込んでて当時の面影はありません。
新田宿は特に見所もなく・・・
唯一、本陣跡である青木家に当時の木門(写真上左)が残されています。
その向かいには脇本陣があったようですが跡形も無し。
街並みを抜けると日光街道は国道と分かれる形となります。
といっても、現在この旧道はほとんど消滅してしまっており、歩くことはできません。
地図で見ると現在の銅市金属工業?の所を流れている川に沿って街道が続いていたようなのですが・・・
と、周囲を探索してみましたが、小川を暗渠化して道を造っている部分以外は、民家になっており走ることはできませんでした。
仕方ないので国道4号線に戻ると程なく小金井一里塚に到着。
小金井一里塚は、珍しく・分かりやすい形で両側の塚が現存している一里塚です。
両方の塚の間には当時の日光街道が復元されており、現在の国道4号線とは微妙にずれた位置を走っていたことが分かります。
小金井一里塚を過ぎたらもうすぐ小金井宿に到着です。