日光街道を自転車で行く > 日光街道探訪記 > 野木宿から間々田宿へ
野木宿は江戸から十七里十三町(68.2km)・古河宿から二十九町(3.2km)、人口約500人、総家数約100件(本陣×1・脇本陣×4・旅籠25)を有する日光街道で10番目の宿場町です。
野木神社の周りに住んでいた人々が移住して野木宿となったといわれていますが、もともと小さな宿場だったため今ではその跡はほとんど残っていません。
野木宿に入って300m程進むと左手にある民家「熊谷氏宅」の前に「日光街道野木宿」とかかれた案内板が建っています。ここはかつて本陣であった場所で、その向かいには脇本陣があったようなのですが、両方ともその跡は残されていませんでした。
その先は、特に見るべき物もないので(と思っていたらどうやら一里塚を見落としたみたい。。。)、道しるべの石碑を見つけたことに喜びながら先に進みます。
野木宿の北端には観音堂があるのでそれを見たら野木宿ともお別れ〜
ここから先はポツポツと立派な屋敷門を構えた豪邸が建ち並んでいます。
お〜、すげぇと思いながら走っていくと下妻道との分岐の所に法音寺と八幡神社が建っていて、法音寺の境内には芭蕉の句碑もあります。
法音寺から1km弱、若宮八幡宮の手前に乙女一里塚があるはずなのですが、サッパリ見つからない。キョロキョロしているとそれっぽい祠(写真上左)があったので自分の中で納得して先に進みます(笑)
さらに進んでもうすぐで間々田宿〜、というところで何となく心惹かれる「まんじゅう」の文字を発見!いや〜、コレは買い食いですね!
寄り道したのは思川まんじゅうの製造直売「朝日屋本店」
思川まんじゅう(60円)ときんとんまんじゅう(84円)と、お買い得な饅頭を購入したらお茶まで出してくれたのでここで小休止♪
自転車で疲れた体に、餡の甘さが染みわたります〜
朝日屋本店をでたらもうすぐ間々田宿に到着です。