日光街道を自転車で行く > 日光街道探訪記 > 石橋宿から雀宮宿へ
石橋宿は江戸から二十四里十町(95.3km)・小金井宿から一里十八町(5.9km)、人口約400人、総家数約80件(本陣×1・脇本陣×2・旅籠30)を有する日光街道で15番目の宿場町です。
かつては結構繁盛した宿場だったそうですが、今はちょっと寂しげな感じ。
宿場の中ほどにある伊沢写真館がかつての脇本陣で、そのちょっと先の駐車場に小さな祠がある場所が本陣跡ということですが、案内等は見つかりませんでした。
その先に煉瓦蔵の立派な門構えのお宅がありましたが、特に謂われはないみたい(笑)
石橋交差点の先にあるのが開運寺
将軍の日光参拝の際に御殿所となった場所で、塀の白壁には銃眼や矢狭間が設けられています。
小山宿を出た日光街道は、前田製菓手前で右に外れていたようなのですが、現在道は残されていません。
旧道は前田製菓の敷地内を通っていたと言うことなので覗いてみたら、微妙に並木道のように見えるような見えないような・・・?
また、先の旧道付近に下古山一里塚があったようなのですが、資料の誤記により見逃しました・・・
北関東自動車道の高架をくぐった先の「高秀土木工業」の敷地内に塚のようなものがあり、資料でも一里塚と記されているのですが、前後の位置関係から考えるとコレは間違いっぽいかな〜。
前の下小山一里塚から1.2km位しか離れてないしね〜
日光街道はいよいよ宇都宮市に突入ですが・・・
宇都宮って今日の行程の中間地点くらいなんですよねぇ、でも時間は既に13時を廻っており微妙にピンチな予感。
とか言いながら、このときはまだ余裕だと思っていたので、自衛隊の宇都宮駐屯地やら宇都宮社会保険病院前の松並木やらを眺めながら走ってもうすぐ雀宮宿に到着。