日光街道を自転車で行く > 基礎知識とQ&A > 一里塚とは?
一里塚とは、江戸日本橋を起点に一里(36町=3.9km)ごとに街道の左右に築いた塚で、5間(約9m)四方、高さ1丈(約1.7m)ほどの塚に松や榎を植えたものです。
これは中国の制度を元としたもので織田信長や豊臣秀吉も行いましたが、全国展開したのは江戸時代になってからの事です。
一里塚は距離の目安となるばかりでなく、駕籠賃や馬賃の目安になりました。当時のカゴや馬の駄賃は距離により決まっていたため、旅人にとって距離の目安として利用されていたということ。