ミニノートPC/ネットブック 比較と選び方 > Aspire oneの改造&レビュー > DELL INSPIRON Mini12と比較してみる
DELL Inspiron Mini 9でおなじみ、激安パソコンメーカー「DELL(デル)」から12.1インチ液晶を搭載したネットブック「DELL INSPIRON Mini12」が発売されました。
ラッキーなことに手にとってじっくり使ってみる機会に恵まれたので、愛用のエスプリワンと比較しつつレビューしてみたいと思います。
デル INSPIRON Mini12(インスパイロンミニ12)は、コレまでのネットブックの壁をうち破るハイスペックマシンです。
目立つ特徴は以下の通り
となっており、中でも注目したいのがディスプレイの1280x800ドットという広い表示範囲ですね〜
コレまでのネットブックではどうしても縦方向が短くて縦長のサイトを見る際に苦労したりしたモノですが、これだけの大きさがあれば自宅でセカンドPCとして使うにはもはや欠点が見あたりません。
それでは細かく見ていきましょう〜
開いたところ〜
12.2インチのディスプレイ相応な大きさなのでキーボードのピッチも広いしスライドパッドも大きくて使い勝手はかなり高い。
キーボードとスライドパッドを拡大。
使用率が低いキーも程々に大きい。ちなみにキーボードについてはオンラインストアで購入なら日本語・英語を選択できるようになるそうです。
大きくて反応も素直なスライドパッド
閉じてみました。
表面は安っぽくもないですが、高級感はAspireOneの方が上かなぁ。
デル INSPIRON Mini12を閉じてみてわかるのが、その薄さです。
12.1インチ液晶ということで面積的にはちょっと大きいのですが、その分暑さでは相当がんばっている模様。
もっともそのせいでディスプレイ側が薄すぎて開け閉めの際にギシギシして、ちょっと強度に不安があったりもしますが(笑)
ASPIREONEと大きさを比べてみました。
こうしてみるとかなり大きいことがわかりますが、A4用紙より若干小さいくらいなので鞄にしまうのは問題なさそう。
上にも書いたとおり薄さはかなり満足レベル
液晶のヒンジ側で比べると2/3位の厚さしかありません。
手前側はさらに薄い。
キーを打つ際には手前が薄い方が打ちやすいので、この薄さのおかげでかなり使いやすくなっています。
他の方が持っていたMacBookProと比べてみるとほぼ同じ厚さ!
コレは薄い!
見た目的にもスマートで格好いいし、重さにしても1.24kgとちょっと重いことを全く感じさせません。
ACアダプタ
Mini9と共通になっており、コンセントに変圧部が組み込まれている珍しい形状です。
この形式の方がケーブルがかさばらず良いと思います
と、ここまでは完璧に思えた「デル INSPIRON Mini12(インスパイロンミニ12)」にも欠点が・・・
搭載OSがWindowsVistaなんですよ〜
OSの重さは結構重要だからなぁ・・・
まっさらな状態で使ってみたところ特に動作の重さは感じなかったのですが、ソフトを追加していくウチに重くなるかも?というところが未確認。
と思っていたところ朗報♪
チップセット用のXP対応ドライバーが開発されたら、発売開始(12月頃?)するそうなのでちょっと買い換えを延期して見ると良いと思います!
もう一つ、あえて欠点をあげるとすればメモリーを追加することが難しい件がありませす。本体裏面にはメモリースロット等がないのでやれるとしても全バラシしないと無理な予感です。
XPモデルなら1GBで十分ですが、Vistaモデルとなるとちょっと不足する気がします。
2008年11月3日現在、デル INSPIRON Mini12(インスパイロンミニ12)はネット通販されておらず、店頭でしか購入できません。これはパーツの供給が間に合わず販売数が確保できなかったからなのですが、11月下旬から順次販売していくそうです。