800円!?激安ワイヤレス サイクルコンピューター
ワイヤレス サイクルコンピューターが800円以下と激安だったので性能を試してみたよ
趣味で自転車に乗るなら絶対装備したいのがサイクルコンピューター!
サイクルコンピューターは、走っているスピードや距離、これまでに走った積算距離などが分かる、いわゆる「スピードメーター」のことですが、これが有るのと無いのとじゃ自転車の楽しさが1.5倍ほど違うと言っても過言ではありません(笑)
と、いったものの僕個人としてはサイクルコンピューターよりnuvi205やGH-625MのようなGPSの方がおすすめなんですが、これらは値段が2万円くらいするので、誰にでもお勧めできるアイテムじゃないかなぁと。
と、いきなり話題がそれましたがサイクルコンピューターです。
サイクルコンピューターには大きく分けて車輪の回転データをケーブルで伝達する「有線式」と、電波を使って伝達する「無線式(ワイヤレス)」の2種類があります。使い勝手としてはワイヤレスの方が良いと思うのですが、もちろん有線式よりワイヤレスの方が高級です。そう、今日までは!
激安過ぎるサイコンを発見!
最近、自転車パーツの海外通販にハマっている僕ですが、台湾にある「DX(DealExtreme)」というデジタルガジェットが激安過ぎるショップで恐るべきものを見つけてしまいました・・・
なんと、800円以下で買えるワイヤレス式サイクルコンピューター(SUNDING SD-548C)です!?
しかもこのDX(DealExtreme)というショップ、恐るべきことに送料無料なんです・・・。えぇ、もちろん最低購入額とかケチなことも言いません。800円のサイクルコンピューターを1個だけ購入しても送料無料なんです♪
ただ、他にも様々なデジタルガジェットが激安なんですが、品質が安定しないという問題点があるショップなので、ダメだった時は「まぁしかたない」とあきらめるくらいの度量が必要なお店でもあるわけですが(笑)
ホントに動くのか気になって仕方ないので・・・
800円と激安なワイヤレスサイクルコンピューター(SUNDING SD-548C)。
見つけて以来、「ホントにちゃんと動くのか?」と気になって夜も眠れませんw。
で・・・、試しに買ってみた!
いや、ウチ、何個もGPSあるので全く不要なのですが、ARKSで通勤するときにサイコン有った方が良いし・・・
届いた梱包材を開けてビックリ・・・
なんというか、倉庫の奥底で腐りかけていたのか?と思ってしまう程まったくやる気が感じられないパッケージ。こんな箱ならない方が良いよ!っていうか、多くの場合箱は不要なんですけどね~
中華クオリティに初っぱなから不安が~
中身はこんな感じ。
英語の取扱説明書と本体・台座、回転センサー&マグネット、それぞれを車体に固定するためのタイラップ
画面に微妙に傷がついてますが気にしてはいけませんw
それ以外は別にまともな感じがするなぁ。
ちなみに、本体を振るとカタカタ音がしてこれまた不安になりますが、これは、自転車が動いているかどうかを判別するセンサーなので大丈夫。というか、動いてないときは自動的に受信OFFになる機能が付いてて秀逸!
台座は両面テープとタイラップで固定する方式。
センサー部も同じかな・・・?と思ったらセンサー部には両面テープが無く、「かつて両面テープが付いていたように思われる残りかす」のようなものだけが付いてます・・・。まぁ、これは後で自力で何とかしよう
最初に戸惑ったのが初期設定の方法
今回はARKS501に取り付ける予定なので、タイヤの周長設定を20インチ(451)の周長である1615mmにしなければならないのですが、その方法が取扱説明書を見ても分からないという・・・
結局、周長や現在時刻などの初期設定は電池を入れ直ししたときしかできないことが判明し一件落着。しかし、これは逆に電池を入れ直すたびに設定をしなければならないということです。ちょっと面倒~
SUNDING SD-548Cを自転車に取り付けてみよう!
何はともあれSUNDING SD-548Cを自転車に取り付けてみましょう!
まずは本体を取り付けるための台座から~
本体と台座はワンタッチで付け外しできるようになってます。
台座の下部にタイラップを通して両面テープをはがし、ハンドルの適当な位置に取り付け、タイラップを締めれば完成なので超簡単
タイヤの回転を検知するためのマグネットをスポークに取り付けます。いったん固定用のねじをゆるめてからマグネット部の間にスポークを挟んでネジで締めます。
続いてサンサー部。
センサー部もタイラップで取り付けますが、自転車のフォークに当たる部分に何か入れないとすぐにズレ落ちてしまいそうな予感がしたので、100均で購入した屋外用の両面テープを貼り付けることにしました。
センサー部をよく見ると「SENSOR」とかかれた○があるので、これが先ほど取り付けたマグネットと近い位置関係になるように調整しながらセンサー部をフォークに固定します。
取り付け自体は簡単なので15分くらいあれば誰でもできそう~
で、ホントに動くのでしょうか?
そこで新居の近所にある武庫川サイクリングロードへ試走しにいってきました~
では、早速走りながら速度を見ていきましょう!
検証にあたっては比較対象として我が家のGPS腕時計GH-625Mのデータを利用します
結果は・・・
見ていただければ分かるとおり(驚くべきことに)、SUNDING SD-548Cが正確に計測しています!
走りながら眺めていても、スタート時や減速時にGPSの数字とズレが出るものの(これはGPSの方が間違ってる可能性もあり)、巡航時の速度はGPSと比較して最大でも時速1km程度のズレに収まっていたように思います。
う~む、これなら十分な性能ではないかい♪
また、SUNDING SD-548Cは結構高機能で、トリップメーター(今回の走行距離)、オドメーター(積算距離)、最高速度、平均速度、走行時間など、サイクルコンピューターに求められる機能は一通り搭載してたりします。
総合的な感想・評価
SUNDING SD-548Cは、少々作りがチープで耐久性には不安が残りますが、そもそも日本のブランド・サイコンでも1年くらい使ってると壊れたりするので、壊れたらまた新しく買えばいいや、位の軽い気持ちで使えば十分に納得できる価格と機能ではないかと思います。
っていうか、800円以下でこれなら全然問題なしだ!
あと試してないのは雨天時に雨に濡れた場合ということになりますが、これはまた、そういう機会に出会ったら取り外さずに雨と戦わせてみたいと思います(笑)
とにかく安くサイクルコンピューターを付けてみたいという方はお試しのつもりで使ってみるのも良いかもです。ただし、最初にも買いた通り、中華パーツは品質のバラツキが激しい上、対応もいい加減なので、おおらかな気持ちで対処する心構えだけは忘れずに(笑)
※おまけ
記事をアップしてから気がついたのですが、→右サイドバーのヤフオク欄に同じものが1500円で出品されてますね。不具合時には返品可能なのでそちらを利用してリスクヘッジをする手もあるけど・・・?
電池に関する追記(2010/10/12)
激安サイクルコンピューターを通勤用の自転車に取り付けて使っていたのですが、ここで重要な問題点に気がついたので追記します。
このサイコン、ホイールの回転を検知するセンサー部に使われている電池が23A12Vという12Vタイプの特殊な電池なんですよ・・・。これは自動車のキーレスエントリーなどに使われている電池でちょっと普通のお店には置いてないんです。
通販とかでは買えるけど1本300円くらいするし・・・
本体が800円なのに電池が300円もするなんて(笑)
こりゃダメだ、使い物にならん。
と、諦めかけたところで思いつきました。
電池もDXで売ってるんじゃないの??
で、探したところ良い感じに安いのを発見、「なんと5本入りで300円」。あぁ、これなら納得だよね、というわけで、このサイコンを購入する際には一緒に電池も買っておくと手間が掛からなくて幸せかと思います
>武庫川サイクリングロード
尼崎市民マラソンで何度か走りました。
秋になれば釣りで武庫川一文字も行きます。
それにしても、こっちに来るなり激安品リポートですかw
>ふみまろさん
昨日から関西人になりました♪
また遊んでくださいませ~
って、現在、武庫川のレポート作成中です(笑)
サイコンの方は半分向こうで書いてあり簡単だったのでとりあえずこっちが先で~
武庫川サイクリングロードロードですか、サイコンよりそっちが気になる
武庫川が近いとということは甲子園が近いということですね、
別に野球に興味はありませんが、にわか阪神ファンになってみたら?(笑)
>takuさん
甲子園はすぐ近所ですよ~
武庫川CRの記事アップしました♪