ロードバイクのホイール交換
ロードの改造でもっとも効果が実感できるというホイールの交換方法を紹介します
ロードバイクの完成車を買ったら一番最初に交換した方がいいのがホイールらしいです。
完成車にはよっぽど高い車種じゃない限り程々のホイールしかついてないし、反面、ホイール単体買いなら10万円かければ最高級のホイールがゲット可能で、その効果はテキメン!ということで、僕もろくに乗ってないくせにホイールを交換することにしましたよ♪
選んだのはSHIMANOの最高峰DURA-ACEの名を冠するWH-7900 C24 CLです。
ゆるゆるサイクリストのくせに高いホイールいれてんじゃ・・・と思われるかもしれませんが、海外通販で6万円ほどほどで購入できたのでコスト的にはアリかなぁと(笑)
ということで、ロードバイクのホイールの交換方法について紹介します。
まずは準備ってことで、輸送時の保護のためについている余計なパーツ(左)をすべて取り外し、リムテープが付いているか確認します。SHIMANOのホイールの場合、新品ならリムテープは装着済みなようですが、それ以外のメーカーの場合、巻いてなかったり付属してなかったりするので確認が必要です。
自分で巻く場合は、輪っか状のリムテープをぐいっと引っ張って伸ばし、右の写真のような感じでホイール内に収めればオッケーです。
また、チューブレスホイールの場合はリムテープは要らないはず。
前輪の交換
まずは簡単な前輪からとりかかりましょう(笑)
作業スタンドがない場合は写真のように自転車を逆さに置いちゃったほうが作業しやすいです。
んで、クイックレバーをある程度緩めてホイールを上に持ち上げればOK
フレームからホイールを外したら空気を抜いてしまいましょう。
仏式バルブの場合、バルブキャップを外すと先端に小さなパーツがついているので。コレを回して緩め、さらに押しこむと空気が抜けます。
続いてタイヤを外します。
古いタイヤを使わない場合はこの作業は必要ありません。
バルブの反対側あたりのホイールとタイヤの隙間にタイヤレバーを挿し込み、タイヤレバーを倒すことでタイヤのビード部をホイールの外側に出します。もう1本同じようにやって指を入れる隙間を作ったら、そこからは手でタイヤを外しましょう。
片側を外し終わったらチューブを途中まで外に出しちゃう。
(ロードバイクはタイヤが細いのでバルブ部分は外れないかも)
ここまでくれば残った片側も簡単外すことができるので、タイヤ自体をホイールから取り外してしまいます。
続いて新しいホイールにタイヤを取り付けます。
ここで注意しなければいけないのがタイヤの回転方向です。
タイヤにはローテーションマークで転がりの方向が書いてある場合があり、このときは必ずその方向に取り付けます(書いてない場合はどちらでもOK)
また、前輪ホイールについては乗車した状態で見てハブに書いてある文字がまっすぐ読める向きが基本になります。前輪の場合は左右どっちでも取り付け可能なので気をつけましょう。
さらにこだわる場合はタイヤに書いてあるメーカーマークとチューブのバルブの位置を合わせます。こうしておくとタイヤとチューブの位置関係がわかりやすく、パンク修理の時にタイヤ内の原因物質を探すとき便利です。
んで、バルブをホイールのバルブ穴に通して位置を決め、まずは片側だけチューブをホイール内に収めていきます。続いて反対側のビードを両側から均等にホイール内に収めていくと・・・
こんな風にバルブの反対側でちょっとだけ余ると思います。タイヤレバーでエイッと押しこんでもいいのですが、チューブを傷つけてしまうのであまりおすすめできません。
普通のチューブラータイヤの場合、左右から均等に上手になじませていけばレバーを使わなくても手でホイールにタイヤを修めることができるので、その辺は練習ってことで(笑)
両側のビードを収めたら空気を入れる前にチューブがホイール側にはみ出ていないか確認します。はみ出たまま空気を入れるとチューブが破裂しますよ・・・
で、最初と反対の手順でフレームにホイールを取り付けてクイックレバーを閉めれば前輪の交換は完成~
後輪&スプロケット交換の方法
続いて後輪に行きます。
基本的にな流れは前輪と同じですが、後輪にはスプロケットが付いているので前輪よりちょっとだけ厄介。
とはいえ、専用工具さえあれば簡単です♪
前輪同様に車体を逆さまに置いた状態でクイックレバーを緩め、ディレイラーを後ろ側にずらしながらホイールを上に引き上げれば簡単に外れます。
スプロケットの交換には専用の工具が必要です。
「スプロケットリムーバー」でスプロケットが空転しないように固定しながら、「フリーホイールリムバー」をレンチななどで掴んでエイっと廻せばロックリングが外れます。
ロックリングを外せばスプロケットは簡単にバラバラになりますので、各パーツごとに取り外していきます。
シマノ10Sの場合は最後に↑のスペーサーも忘れずに!
続いて取り外したスプロケットを新しいホイールに取り付けます。
取り付けの際に場所や向きが分からなくなるのではと心配になるところですが、スプロケットとホイールの溝が合う向きは一つしか無いので「入るように入れれば」間違いありません(笑)
レンチもしくはスプロケットリムーバーの柄の方でロックリングをしっかり締め込みます。
スプロケットの交換が完了したホイールにクイックシャフトを挿入!
これで準備は完了です!
新しいホイールを車体に取り付けましょう。
ホイールのメーカーが変わった場合、リアディレイラーの微調整が必要になるかも?方法については古い記事ですが「リアディレイラーの調整方法」で紹介しています。
完成~♪
うむ、色もいいあんばいだしかっこいいじゃないか、我がNew FOCUS号!
今回の改造に必要なアイテム
まずは交換用のホイールですよね(笑)
小径車と違ってロード用のホイールはいろいろあって選択に悩んじゃうところですが、なんだかんだでSHIMANOのホイールは平均的に優等生な様です。
今回僕が購入したのはSHIMANO WH-7900 C24 CLというシマノのホイールの中では高級なモデルなのですが海外通販を使えば6万円ちょっとで入手可能なので日本で買うよりお買い得です(笑)
海外通販の利用方法については以下のサイトで紹介していますので参考にどうぞ♪
また、必要な工具は以下の通りです
- タイヤレバー
- スプロケットリムーバー
- フリーホイールリムバー(ロックリング外し工具)
- モンキーレンチ
ホイール購入(装着)おめでとうございま~す
ホイール換えたからには雨が降ろうが雷が鳴ろうが試走に行ってレポートを書かなきゃいけません(大嘘)
次はホローテックⅡ化ですよぉ\(^o^)/
「世界不思議発見」
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery_1.html
本場イタリアは自転車文化が定着していますな。
物欲が止まらなくなるのでロードは全て処分しましたが(笑)
>takuさん
完成してみるとFSAのクランクが妙にアンバランスに見えるという罠(笑)
昨日今日と走ってきたので後ほど感想アップしますね~
>ふみまろさん
ホント、ロードは危険です。
物欲街道まっしぐら・・・