ブレーキワイヤー&アウターの交換
YAMAHONを購入してから3年、そろそろワイヤー類に傷みが出てきて動きが渋くなってきたような気がするので、ブレーキワイヤーとアウターを全て交換します
ブレーキワイヤー&アウターの外し方
はじめに〜
ブレーキワイヤー&アウターの交換手順は、前後輪とも同じ手順です。
微妙に撮影を忘れたりしてるので、写真が前後輪混じってたりしますが気にしないで下さい(笑)
まず最初に、ブレーキ本体側の固定ボルトを緩めてブレーキワイヤーを解放します。
解放した後、先端に付いているキャップを、潰してある向きと90°反対側から潰し返してキャップも外してしまいます。
キャップを外すとブレーキワイヤーを引き抜くことができるので、ブレーキアウターと共にフレームの台座から引き抜いてしまいます。
ケーブルをフレームから全て外し、ブレーキレバー部の溝に沿って追い込んでいくと、ワイヤーとブレーキレバーを固定しているタイコ部を取り外すことができます。
前後輪とも同じ要領でブレーキワイヤーとアウターを完全に外しちゃいます。
ブレーキアウターの加工
新しいブレーキアウターは長さに余裕があるので、取り付ける前に必要な長さにカットする必要があります。
一番手っ取り早いのは元々付いていたアウターと同じ長さにすることなので、2本をそろえてワイヤーカッターで同じ長さにカットしておきます。
カットした面にはバリが残っていることが多いので、ニッパーなどで端面をキレイに仕上げておいた方が良いみたいです。
ブレーキワイヤー&アウターの取り付け方
今回購入した、ユニバーサルブレーキワイヤーは、ロード用とMTB用のタイコが両端に付いており、どちらにも使用できるようになっていました。
YAMAHONのブレーキはMTBタイプなのでロード用のタイコを最初に切り落としてワイヤーをアウターに通せるようにします。
まず最初に、ブレーキレバーにタイコ部を取り付け、ワイヤーの先端をブレーキレバーの溝に沿ってブレーキレバーの中を通してしまいます。
基本的には元々付いていたとおりに取り付ければいいので、最初の状態を覚えておくのが大事です(笑)
続いて、ワイヤーをアウターに通しますが、このとき忘れてはいけないのが、アウターキャップの取り付けです。
(写真中央の銀色のキャップのことです)
アウター先端部には結構圧力がかかるので小さいけれど大事な部品なので忘れないようにしましょう〜
ブレーキアウターとワイヤー共に、フレームの台座に通していきます。
通し終わったら、ワイヤーをバナナに通します。
ちなみに、アウターのバナナ側にはアウターキャップは不要です。
片手でブレーキを締め付けた状態にしつつ、ワイヤーの遊びがないように引きながら固定ボルトを締め付けます。
まず仮付して、最終的にリムとシューの間が左右合計で3〜4mmになるようにワイヤーの位置を調整したら調整完了♪
最後に余ったワイヤーをスプリングストッパーに引っかけて、邪魔にならない長さにカット。
先端にインナーキャップを取り付けてニッパーなどで潰したら完成です。
ブレーキワイヤー&アウターの交換に必要なアイテム
今回の改造を行うのに必要な特殊工具及び部品は以下の通りです〜
まずは、今回使用したパーツ
続いて使用した工具
ブレーキワイヤー&アウター交換後の感想
ブレーキワイヤー&アウターを交換したことで、驚くほど引きが軽くなりました!
元々付いているのが、それほど良い部品ではないというのもあるのかもしれませんが、3年の内にこんなに渋くなってたんですね〜
しばらく乗った愛車では、快適度アップに効果的なメンテナンスだと思いますよ♪
教えて下さい。 昨日ブレーキワイヤーの交換をしようといたのですが、アウターにワイヤーが入っていきません。ちゃんとブレーキアウターを買ったのですが アウターがきつくて
しかもワイヤーの切り口で手を切る始末 初心者な者ですみません。このままでは 近所の自転車屋さんに修理を頼まなきゃならないのですが イヤミを言われそうで...
>hiroさん
ブレーキワイヤーとアウターは1種類しかないと思うので、規格上の問題ではないと思うんですよね・・・
となると、考えられるのは、アウターを切ったときに端部を変形させてしまったことなのですがペンチなどで形状を調整してみると入るかもしれません〜