折りたたみ自転車&ミニベロ価格比較 > 折りたたみ自転車の選び方 > 格安な折りたたみ自転車って・・・
小径で折りたためば小さくコンパクトになってしまう折りたたみ自転車、かなり流行ってますね~。
折りたたみ自転車なら、折りたたんで電車に乗っても・車に積んでお出かけしても気楽に楽しめるので、僕的には小径の折りたたみ自転車Loveなわけですが、ちょっと残念なこともあります。
高い自転車を購入すれば楽しめるかもしれないけれど、それほどはりきった趣味ではないし、ホームセンターなどで激安販売されている折りたたみ自転車でも・・・、という方、結構多いかと思います。
格安自転車なら気軽に乗れるし、僕もまったく同じ思いでYAMAHONを購入したのですが、実は格安系の折りたたみ自転車こそピンきりで、選択一つで楽しめるか楽しめないか決まってしまうんです~
趣味でなく、普段気軽に乗る自転車だからこそ、楽しく乗れる選択をして欲しい!
通勤中に見かける激安系折りたたみ自転車に多いのが「コイでもコイでも進まない」ってやつ(T T)
乗っている方はものすごく必死にこいでいるんですがスピードはママチャリより遅い・・・
よく「小径な折りたたみ自転車って遅いんでしょ?」といわれるんですが、ああいうイメージが定着すると確かにそうなっちゃうだろうなぁと。
でも、ホントはそうじゃないんですよ♪
激安な小径の折りたたみ自転車だって、きちんと選べばホントはちゃんと走るんです!
っていうか、小径なタイヤのおかげで漕ぎ出しが軽いため、ストップ&ゴーが多い普段乗りでは、小径車の方が気持ちよく走れる場合だってあるんです!!
ただ多くの場合、選択が間違っているだけで・・・
小径自転車を愛する一人として、その楽しさをちゃんと知って欲しい~
というわけで、格安折りたたみ自転車の選び方です。
私は2012年3月上旬にパール金属の折り畳み車「ミンティアーナ」を買いました。購入先は近所のホームセンター、価格は12,700円でした。
決め手はやはりクランクの歯数でしょう。同じ価格の6速仕様ではクランクが小さなものも見受けられました。間違いなく40Tは無いものばかりでした。(その代わり後輪には荷台が付いている)
ここはやはり20吋タイヤを履かせる小径車である以上はクランクの大きなものが一番と言うのを基準としました。
ミンティアーナは外装6速(TourneyのRD-TY18-SSとMF-TZ20を組み合わせるもの)でクランク歯数は46Tです。(小径車用駆動系部品にカプレオがあるが、実際はTourneyが殆ど)
さすがにフレームが安価な自転車では定番の鉄製(クロモリでもハイテンでもない)なので重たい方です。しかし、重量に関しては私としてはさほど問題になりません。(過去にはもっと重い自転車に乗っていた時がありました)
実際に乗ってみるとスタートダッシュが良く、46Tクランクで通常のママチャリに近い速度で走れます。
ただ、クランクは52T以上に換えてやった方が良いかも知れませんね。
大きいものだと60Tのチェーンリング(バズーカ製、http://www.cb-asahi.co.jp/item/01/00/item11647900001.html)がありますが、フレームの折れ曲がる部分の関係で52Tが限界でしょう。
ブレーキに関してはママチャリでは定番であるキャリパー(シングルピポット式)とバンドドラム(子供車用の80mm)です。あまり性能としては期待するには程遠いので鍛造アルミのデュアルピポットキャリパーとサーボに換えて強化するつもりです。(最低でもバンドドラムからサーボへの換装は欠かせない)
今までやってきた改造はグリップをシマノ(PRO)のグリップに交換したりグリップシフトをサムシフター(どちらもシマノ)に換えたり、LED懐中電灯2個を付ける為に箕浦のスペースマウントを追加してマウンターも付けたりする等があります。(ハンドルがライザーバーなのでバーエンドバーも?!)
今後はクランクを46T→52Tに変更したりボトムブラケットをシマノのカートリッジ式にしたりする上にBMX用タイヤ(幅1.75吋以下)に履き替えたりする等のチューニングを楽しんでみたいものです。
ただし、バンドドラムがある以上はホイール交換だけは絶望的でしょう。(この場合は両切りハブかローラー+ボスフリー対応ハブとしてシマノのRH-IM11が必要。手組みで自作するなら話は別)