折りたたみ自転車&ミニベロ価格比較 > 折りたたみ自転車の選び方 > 折りたたみマウンテンバイクって?
世の中、「これは一体どういう意味が?」と考え込んでしまう謎の商品があふれていますが、折りたたみ自転車に関して、かなり謎が深いのが折りたたみマウンテンバイクです。
はっきり言って、マウンテンバイクを折り畳む意味が分かりません(汗)
そもそもマウンテンバイクは山を走るから「マウンテンバイク」なのです。
なので「悪路走行禁止」なルック車の意味も少々アレではあるのですが、それは「カッコイイから」という大事な視点がありますのでそれはそれで良いとは思います。
しかし・・・
そもそも悪路走行禁止なマウンテンバイクルック車に折りたたみ機構を付けて、さらにフレームの強度を下げるというのはいかがなものかと(汗)
を選んだ方が後々自転車に乗ることを楽しめると思います。
さて、この手のモデルで最近売れているのが「avisports A-101」
楽天のランキングでも上位に入っていて自転車を愛するものとしては少々複雑な気持ちに。
そこで「avisports A-101」の仕様にツッコミを入れながら折りたたみマウンテンバイクの問題点について考えてみたいと思います。
折りたたみ自転車のメリットというのは折り畳んだ状態で小さくなり持ち運びが出来るということです。
「重さはとっても重要ですよ 」にも書きましたが、自転車を折り畳んで持ち運ぼうという気持ちになる最大の重さは13kgくらいです。
対して、avisports A-101の重量はなんと18kg・・・
実際持ってみれば分かりますが車のトランクに入れるだけで人生が嫌になるくらいです。。。
また、大きさ的にも、フレームだけの長さ1065mmに対して折り畳んだ状態での長さは960mmと、前後輪を外した場合と折りたたんだ状態がほとんど変わりません。
走りを犠牲にしてこれでは・・・
「サスペンションの罠」に書きましたがこのクラスの自転車についているサスペンションは、はっきり言ってない方がましな代物です。
どんなサスペンションで乗り心地が良くなると思っている方もいるかと思いますが、それは誤解です。
道路の段差・衝撃を吸収し・・・というフレーズが空しいくらいです(笑)
乗り心地が改善されないだけならカッコイイということで許せますが、これがついているせいで18kgというママチャリ並みの重さになっていることも見逃せません。
重りを背負って走っているようなものですよ・・・
と、リアサスペンションメーカーの「KIND SHOCK」について調べてみましたが、高性能なサスペンションも製造しているメーカーのようです。
ですが、今回使われている「KS-261」は、「Coil spring series」と表記されており、単なるバネであることが伺えます。。。
こうしてみると、折りたたみマウンテンバイクとしてのメリットは「カッコイイだけ」であることが分かります。
そこが重要なんだ!
という考え方もアリだと思いますので、そういう方はそれで良いと思うのですが、自転車という乗り物を楽しむという視点から考えると全くお奨めできません(T T)
マウンテンバイクが欲しいならこの辺りのモデル
折りたたみ自転車が欲しいならこの辺りのモデル
をお奨めしますよ~