1.7万円で買えるWindows8.1タブレット VOYO WINPAD A1 MINI
激安中華Windows8.1タブレット VOYO WINPAD A1 MINIのレビュー
マイクロソフトが9インチ未満のスマホ&タブレット向けにWindows8.1を無料にしたことで、本体価格3~5万円程度というお手軽価格が実現したWindows8.1タブレット。おかげでかなり人気になっているようですね~
しかし、中華パッドはもっと安い!
中にはスペックを絞って1万円くらいで売っているモデルもあるのですが、今回、僕が買ってみたのは日本の売れ筋商品と同等のスペックで、日本からでも送料込みで17,000円くらいで買えちゃうというVOYO
WINPAD A1 MINIという製品。
- VOYO A1 MINI Intel Baytrail-T Quad Core 8 inch Windows 8.1 Tablet
- Newモデル登場!?こちらはCPUが1.8GHzでしかも値下がりしてる!
これが激安なのにイイ!
このくらいの値段のタブレットならアンドロイドの物がいくらでもあるのですが、アンドロイドはなんだかんだで結構不便。その点Windows8.1タブレットは自宅で使っているWindows環境がそのままタブレットで使えるのが最大のメリット。
これが実際、感動的な便利さなのですよ♪
BluetoothもしくはUSB経由でマウスとキーボードを繋げば、あっという間に小型軽量モバイルノートに早変わりだし、いくつかソフトを追加すれば単体でもかなり快適にWindows環境が携帯可能です。
17,000円で買えて、重さは350gのWindows環境とか、素敵じゃないですか!?
日本で人気のモデルとスペックを比較する
レビューはあとで書くとして、日本で人気のモデルとスペックを比較してその安さを実感しましょう(笑)
ASUS VivoTab Note 8 |
Dell Venue 8 Pro |
VOYO WINPAD A1 MINI |
|
CPU | Atom Z3740 | Atom Z3740D | Atom Z3735D |
メモリ | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 32GB | 32GB | 32GB |
ディスプレイ | 1280 x 800 5点マルチタッチ |
1280 x 800 10点マルチタッチ |
1280 x 800 10点マルチタッチ |
カメラ | F:126MP R:500MP |
F:120MP R:500MP |
F:200MP R:200MP |
外部メディア | MicroSD | MicroSD | MicroSD |
GPS | 有り | 有り | 有り |
HDMI | Micro HDMI | 無し | Mini HDMI |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n |
IEEE 802.11a/b/g/n |
IEEE 802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth4.0 | Bluetooth4.0 | Bluetooth4.0 |
重量 | 380g | 395g | 362g(実測352g) |
MS Office | 無し | 有り | 無し |
価格 | 23,980円 | 36,980円 | USD166 (17,000円) |
メーカー品にはストレージが64GBのものがあったり、MS Officeプリインストールのモデルがあったりしますが、スペック上の違いはその程度で、メモリやディスプレイなどはほぼ横並び。
MS Officeプリインストールモデルは高いですが、別にタブレットで使う程度ならキングソフトオフィスで十分(というか僕は自宅でもキングソフトオフィスですがw)なので、必要ないかと思います。
CPUが微妙に違いますが、スペック上の違いだけで実際使って分かるほどの違いはないと思われます。
VOYO WINPAD A1 MINIの最大の欠点はカメラがショボイことでしょうか。
200MPとスペックもアレですが、実際撮った写真も微妙なのでメモ用程度に考えた方が良いと思います。僕は普段iPhoneも一緒に持っているので問題ない感じです
ちなみに、中国や香港にお住まいの場合はTaoBaoで買った方が安いです。
僕はTaoBaoで買ったので、キーボードケース付きで835元(14,000円くらい)でした。TaoBaoは日本向け発送が出来ないのと、代行サービスは別途送料が掛かる上にレートが凄く悪いので、下記リンク先のBanggood.comで購入するのがいちばん良いと思います。
あと、アリエクスプレスなどでも売っているのですが、中華ガジェットを販売元が信頼できないところから買うのは微妙かも。TaoBaoにはVOYOの公式ショップがあるので良いのですが。。。
なにしろ中華ブランド携帯にも粗悪なコピー品がある国ですからね(笑)
VOYO WINPAD A1 MINIの実機を見ていきましょう!
それではVOYO WINPAD A1 MINIの実機を見ていきたいと思います。
大手物流会社SF EXPRESSで届いたVOYO WINPAD A1 MINI。
袋を開けるとなかなかしっかりと梱包されています。
今回は、USBキーボード付きカバーと一緒に購入しました。
カバーはビニール感満点で少々安っぽいのですが追加600円くらいだったので許す。
内容物はいたってシンプル。
本体、ACアダプタ、取扱説明書(中国語)、保証書のみ。
取説は中国語のみなのですが、ボタンやインターフェイスの説明は見なくてもだいたい分かりますし、Windows自体の使い方は他と同じなので困ることはないですね。
電源を入れるとすぐ使える状態になっていますが、もちろん中国語表示。
しかしWindows8.1では言語パックをダウンロードすることで無料で言語を入れ替えることが出来るので問題ありません。言語の変更方法は後ほど別記事にて詳しく解説します。
ちょろっと触ってみたところ、昔の安価なタブレットで見られたスクロールのもたつきもなくスムーズで快適な使い心地です。
裏面。
リアカメラとスピーカーが二つ見えますね。この位置にステレオのスピーカー二つはちょっと微妙ですが、内蔵スピーカーはあまり使わないので、まぁ、いいか。
裏面にはintel insideの文字と32GB版であることの表記があります。
エクスプローラーでストレージを確認すると、32GB表記ですが実際に使えるのは24GB。さらに既にインストールされているアプリなどで5GBが使われているため実際に使用できるのは19GBとなっています。
なんで24GBやねんと思ったりもしますが、この辺は国内で売られているタブレットと同じなので諦めましょう
インターフェイス関連も充実。
側面に、電源、マイク、MicroSD、HDMI、USB、ヘッドホン、電源スイッチ。
上部にWindowsキー、音量ボタンがあります。
国内の売れ筋モデルの一部にはHDMI端子がなかったりします。
動画などを大画面のテレビに映す必要が無ければ別に問題ないと思いますがw
それと最初気になったのが電源。
VOYO WINPAD A1 MINIでは独立した電源端子があり、「もしかしてUSBから充電できないのでは?」と心配していたのですが、試してみたところ問題なくUSBからも充電可能でした。
USBを利用している状態でも、別途充電できるのでむしろ便利ですね♪
(というかノートPCだと思えば普通なのか・・・)
手に持つとこれくらいの大きさ。
普段、iPhone5を使い慣れている感覚からするとかなり大きいです。
重さは実測で352g
Windows8.1タブレットの中ではかなり軽量の方なのですが、これを電車内で片手持ちで使えるかと言われたらちょっとキツイような。。。
両手持ちで読書は行けそう。
iPhone5は4インチ液晶なので比べてみると相当大きい。
とはいえ、デスクトップと同じWindowsをを操作することを考えると、これでもまだまだ小さいのですが・・・。
厚さは公称8.9mmなのですが、7.6mmのiPhone5と比べるとかなり厚いような・・・
実際計ってみたら10.1mmありました(笑)
バッテリーの持続時間はどうよ?
一般的なノートPCに比べて消費電力が少ないためかバッテリーはかなり持ちます。というか、まだ限界まで使う機会がないのでアレなのですが、動画を再生し続けて4~5時間くらいは持ちそうな感じですね~
CPUに負荷が掛からない一般的な作業ならもっと持ちます。
外でちょろっとメールやインターネットを見たりするような用途だと帰ってきてから充電するようにすれば、バッテリー切れになる場面がないんですよね。。。
というくらいバッテリー持ちます(笑)
もうちょっとハードに使ってみたら、また追記しますね。
キーボード付きカバーをつけてみる
安かったので一緒に買ってみたキーボード付きカバー。
Voyoのオリジナル製品の模様
中身は良くあるUSB接続のアイソレーションキーボード付きカバーです。
が、専用品として販売されていたのにここで問題が発覚。
VOYO WINPAD A1 MINIのUSB端子はマイクロUSBなのですが、キーボード側は通常のUSB端子になっています。。。
これを回避するためにOTGケーブルが同梱されているので使用上は問題ないのですが、余計なパーツが付いてて邪魔な感じに。。。
やっぱりケチらずにBluetoothキーボードにするべきだったか・・・?
取り付けてみるとこんな感じ。
キータッチに関しては、うん、まぁ、ソフトウェアキーボードよりは良いよねってくらいで、それ以上を期待してはいけません。
背面に脚があってVoyoをディスプレイ的な感じでたてられるのは便利
ケースに入れて持つとかなりデカイ。
そしてUSBのケーブルが微妙に出ちゃうのが邪魔くさい。
安かったので買ったのですが、ちょっと邪魔くさいかな~
キーボードに関しては、長文を書いたりするのでなければ内蔵のソフトウェアキーボードでも事足りるのであまり使わない予感がします。。。
せっかくの小型軽量端末なので、出来るだけ本体のみで便利に使える方向を目指した方が満足度が高そう。
とりあえず触ってみた感想
既にかなり使っているのですが、やはりこのサイズでWindowsのデスクトップ環境をもって歩けるというのは超便利です。
iPhoneやアンドロイドのアプリ環境はやっぱり不自由だったのだと再認識。
当たり前のことが当たり前に出来るってのは凄い(笑)
こうなってくるとアンドロイドタブレットの存在意義とかどうなのよというくらい。
しかし、反対に小ささ故の問題もあります。
まず、Windowsの一般的なソフトはタッチパネルで操作するように設計されていないため、ボタンが超小さくて押しづらい。
これはVOYO WINPAD A1 MINIだけに限らず8インチ程度のタブレット共通の宿命だと思うのですが、各ソフトの閉じるボタン「×」を押すだけでも四苦八苦です。
この問題はマウスさえあれば解決なのですが、タブレットの軽快さが失われるのが寂しいというかもったいないというか。何か良いポインティングの方法を探す必要がありますね。
動作速度には全く問題はありません。
Windows8.1は、メモリ1GB+16GBのストレージで快適に動作可能と聞いて実は半信半疑だったのですが、実際、2GB+32GB構成では全く問題ないです。
サスペンド状態からも一瞬で復活できるので、アンドロイドやiOS同様の軽快な使用感です。
CPUもAtom系ってことで微妙に心配してましたが、これも問題なし。
インターネットやメールの閲覧、動画再生、自分の運営するサイトのちょっとした更新作業などは十二分にこなせます。
動画のエンコードとかするならダメだろうけど、それは自宅のデスクトップでやった方が良いでしょう(笑)
いや~、これが17,000円くらいで買えるとか、凄い時代になった物です。
久しぶりに満足感の高い買い物した(笑)
買いましたよ~w
僕はこっちのカバーケースにしました。
http://akafudatengoku.com/products/detail.php?product_id=6039
微妙な色合いが中華っぽくて笑えますがピッタリで満足です。
>Kさん
買いましたかw
ちなみに僕は近いうちに友人が買ったiwork8も届くので、比較してみたいと思います!