レノボ ThinkPad X1を詳細にレビューするよ♪

レノボ ThinkPad X1を詳細にレビューするよ♪レノボのノートパソコンThinkPad X1のレビュー。薄型でカッコイイですが使い勝手は・・・


僕はMacは使ったことがない子なのですが、正直に言うと「MacBook Air」が発売されたときは少々悔しかったわけで、Windowsマシンでもあんなカッコイイマシンが発売されたらいいな~、と思ったり思わなかったり(笑)

で、5月。
出たんですよね~、レノボから。超薄型でカッチョいいノートPC「ThinkPad X1」が!

これはじっくりと実機を触ってみたい~
と、心密かに思っていたところ、某所から上手いこと実機を借りることに成功しまして、しばしの間だけ我が家にやってきたのですよ、ThinkPad X1が。というわけで、実際にいじり倒した感想をレビューしちゃいます。

薄い!そしてカッコイイ!!

ThinkPad X1厚さは、手前側で16.5mm、背面側で21.3mm。
MacBook Airの最厚部は17mmなので、残念ながらThinkPad X1の方が厚いのですが、旧型やATOM系のCPUではなく標準電圧版のCore i5プロセッサーを搭載してこのサイズなら無問題。むしろ、よくやったなレノボさん!

十分に薄いと思ってた我が家のX201sと比べてもこんなに薄い~

しかもマグネシウムの筐体とゴリラガラス(ディスプレイ側) or キーボードベゼル(キーボード側)で挟み込む構造とすることで十分な強度を確保し、薄型ながら十分な堅牢性を実現しているというからたまらない。

実際持ってみると、コレが本当に薄い~

我が愛機ThinkPad X201sもそうですが、これまでのThinkPadってどちらかというと無骨なデザインだったと思うんですよ。特にノートPCのフラッグシップモデルであるXシリーズは、高級感はあるもののスタイリッシュとは言いがたいイメージでした。

それが新しいXシリーズであるThinkPad X1でイメージ一新!
おしゃれアイテムとして持ってて嬉しいデザインに生まれ変わり、これならMacBook Airにも負けないぞとw

USBなどの端子はほとんど背面にまとめられており、側面にあるのはUSB×1とヘッドホン、SDカードスロットのみ。側面がすっきりしてカッコイイのですが、実際に使う場面を考えると少々使いにくいかも。

あと左の写真のようにUSBスロットにカバーが付いてるのですが、これは邪魔・・・

モバイルノートとしては少々微妙か?

さて、そんなカッコイイThinkPad X1なので、外に持ち出してゴリゴリ使ってみたいところなのですが、モバイルノートとしては少々微妙かなぁ。

まず重い。
ThinkPad X1の重量は1.69kgとモバイル系のノートとしてはかなり重い部類となっています。おまけに、なぜか無駄にサイズが大きいため片手で隅を持ったときのズッシリ感はかなりのものとなっています。

X201sと比べると横幅で3cm強大きい。

まぁ、両手でバランスよく持てばそうでもないのですが、縁の部分を片手で持つと「うぉっと予想以上の重さだな」と。

ディスプレイサイズは13.3型ワイドと筐体の大きさに対して小さいので、ディスプレイ周りの余計な面積の分だけ小さく作ってくれたらだいぶ印象が違ったのではないかと思うと少々残念なポイントではありますね~。

ゴリラガラスすげぇ!

ThinkPad X1がこんなに重くなってしまった原因の一つと言われているのが、ディスプレイにゴリラガラスを搭載したことなのですが、このゴリラガラスがなかなかスゴイ。レノボの技術陣が重さを犠牲にして搭載したくなった気持ちがわからないでもない。

このガラス、僕の携帯「DELL STREAK」に搭載されているのと同じもので、ドライバーでおもいっきり突いても傷ひとつつかないというスグレモノ!借り物なのでおもいっきり突く勇気はないのですが、気持ちゴツゴツやった感じではビクともしませんでした(笑)

まぁ、モバイルノートのディスプレイは持ち運び時に内側になるので、どの程度意味があるのかは少々微妙ですが、本体の堅牢性と合わせてタフな環境で使っても安心出来る仕様であることは間違いないかなと。

ちなみにこんな風に持っても大丈夫ですw

RapidChargeが超便利~

レノボのモバイルノートに共通する特徴は、高性能だけどバッテリーの保ちがイマイチ・・・だったりするわけですが、ThinkPad X1も公称で最大5.8時間と満足できる長さとは言えません。

この辺は標準電圧版のCPUを採用している以上は本来仕方のないことなのですが、レノボさんはバッテリーの容量を増やす以外の解決策を用意してくれました。

「バッテリーの充電時間を短くすればいいんじゃね?」

で、搭載されたのがRapidChargeという充電システムで、これなんと80%までの充電をたった30分でやっちゃうという凄いシステムなのです。

今までノートPCの充電には数時間必要だったので、一度バッテリーが切れてしまうと自宅や職場などで腰をすえて充電するしかありませんでした。しかし、RapidChargeでは30分で80%の容量まで充電可能なのでマックやスタバでお茶しながらバッテリーの復活が可能なんですよ~

電源がなければどうしようもないけど、都市部で使うなら必ず電源はあるわけで、これは素晴らしい発想の転換ではないかと♪

ACアダプターが大きめなのは残念。
X201sは65W(左)に対してX1は90W(右)なので仕方ないのですが、持ち運びにはちょっと不便かな~

ディスプレイサイズと解像度が残念・・・

先にも書いたとおり、若干無駄に大きく重い気がするThinkPad X1なのですが、本体の大きさに対して搭載されているディスプレイは13.3型ワイドで解像度は1366×768とそれほど大きく有りません。

我が家のX201s(12.1型液晶 WXGA+(1440×900))と比べると画面自体は大きいのですが、解像度が低いため画面の大きさが生かしきれていないような気もします。これならディスプレイ自体を12.1型にしてもうちょっと軽量にしてくれたほうが嬉しいな、と。

また、ThinkPad X1の大きな特徴として、ディスプレイが光沢パネルであることが上げられます。テレビや動画などを視聴する際にはコントラストが高くきれいな画像が楽しめますが、反面、モバイル環境で使う際には映り込みが心配だったりするので賛否が分かれそう。

我が家はパソコンがテレビ兼用なので光沢パネルの方がいいかな(笑)

キーボードのバックライトがカッコイイぞ♪

ThinkPad X1では、Edgeシリーズなどと似たアイソレーションタイプのキーボードが採用されています。

古くからのThinkPadユーザーの方は7段配列キーボードへの思い入れが強いと聞きますが、僕が使ってみた感想としては、キーボードのストロークも十分に確保されているし、コレはこれでいいんじゃないかなと思います。

配列にこだわらなければオッケーかと♪

また、アイソレーションタイプのキーボードを採用したことで、暗いところで使用する際に便利なバックライトがこんな風にイルミネーション的になってカッコイイぞ!

レビューのまとめ

というわけで長々書きましたが結論です。
ThinkPad X1はこんな人にピッタリではないかと思います。

  • ThinkPadブランドに深い思い入れはないけどカッコイイノートPCが欲しい
  • こまめに充電できる環境でモバイルする事が多い
  • 薄いことは正義だと思う

個人的にはこの重さと大きさなら、もっと軽量なThinkPad X220を選んでもいいんじゃないかなと思ってみたりしますけどね~

 

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