これは欲しい! Lenovo ThinkPad X1 Carbon のレビュー!
今ノートパソコンを買うならこれだ!ってことでLenovo ThinkPad X1 Carbon のレビュー
約3年前にThinkPad X201sを購入して以来、新しい機種が発売される度にレノボから借りてレビューを書いてきたのですが、それぞれ確かに良いものの「これだ!」っていうインパクトが無くX201sで満足していた僕ですが・・・
昨年から発売されているThinkPad X1 Carbonで運命を感じた!
これはカッコイイ、そして欲しい、使い勝手もX201sを上回りそう!!
何が良いって、画面のサイズが14インチとデカイ。
そして画素数は魅惑の1600x900。僕がX201sを愛用し続けている理由の一つが1440 x 900というディスプレイ。単純にいうとこの数字が大きい方が一度のたくさんの情報を表示できることになり、一般的なノートの縦768とThinkPad
X1 CarbonやX201sの縦900とでは使い勝手が天と地ほど違うのです。
X201s以降のThinkpadでは、この縦900というディスプレイのラインナップが無くて、グッと来るものがなかったのですがThinkPad X1 Carbonでついに帰ってきました。X201sを買ってから3年経つしそろそろ・・・
X1 Carbonのパーツ構成と選び方
レノボの直販ではタイミングによって選べるパーツ構成が変わるので記事作成時点の物になりますが、どの構成で購入するのが良いか考えてみたいと思います。
注目ポイントはこちら
- CPUはCore i5もしくはi7
- OSはWindows7及びWindows8を選択可能
- メモリスロットは1個しかない
- ディスクはSSDのみで128GB or 256GB
現在見る限りThinkPad X1 Carbonはカスタマイズできる要素が意外に少なく、ほぼレノボが用意したいくつかのオススメモデルから選択せざるを得ない感じです。せめてメモリの量くらい弄れるようにして欲しいです。
しかもメモリスロットは1個しかないため、購入時に予算を削って少なめのメモリ容量のモデルを選ぶと、あとでまるごと差し替えることになるのでもったいない。快適に使うためには8GB程度の容量は必要なので、最初からそれ以上のモデルを選ぶようにしたいところ。
また同じくディスクドライブ(SSD)の容量もカスタマイズ不可・・・
128GBで十分と考え少しでも安いモデルにするか、256GBを選択して最高スペックにするか悩ましい。これを決めると自動的にCPUも決まっちゃうのでコスト優先か最高スペックを選ぶかという究極の選択となっています。
メインマシンとして家でも使うなら256GB & Core i7だけど・・・
現在、Web専用のクーポンで15%OFFになるのですが、一番高いモデルはそれでも177,000円ですからね~。一つ下のCore i5+SSD128GBのモデルが143,000円なことを考えると悩ましい。
実機をチェック!
それでは実機を見ていきましょう。
ヤバイです。カッコイイです。しかし、写真がイマイチでかっこよさが伝わらないのが残念・・・
「仕立てのよい箸」をデザインモチーフにしたというすっきりとして高級感のある外観。Thinkpadの特徴である「持ってて嬉しい!」感は健在。
もう一つの特徴は14.0型ディスプレイ。
通常ウルトラブックだと13.3インチが一般的だと思うのですがThinkPad X1 Carbonでは14インチの大きなディスプレイを搭載。
前モデルThinkpad X1は13.3インチだったので液晶が一回り大きくなったことになりますが、なんとThinkPad X1 Carbonは液晶が大きくなったのに本体のサイズは小さくなっているという快挙。そして重さも1.36kgと軽量なのだ。
前モデルの欠点を一気に解決してきた~
そして薄くてカッコイイ・・・
最近のウルトラブックよろしく驚くほど薄いボディ。
その薄さは漫画と同じくらい。
X201sの液晶を除いた厚さと同じくらいなんですよね~。ビックリ。
しかし、ここまで薄さにこだわった反面残念なのがACアダプタ。
なんかデカイ。。。
それからコネクタの形状が変更されてて旧モデルと共用することが出来無いっぽいです(メーカーとしてはもちろんやっちゃダメなんだろうけど・・・)
14インチディスプレイの筐体ということで余裕のあるレイアウトのキーボード。
薄くするためにアイソレーションタイプのキーボードとなっていますが、フルサイズのキーボードなので操作感的には満足。
各所でも評価の高いキーボード。
薄型ノートってことでストロークが短いのは仕方ないとして、打った感じに適度な反発があるというか、ふかっとした感触の打ちやすいキーボードになっています。
安価なノートだとキーが軽くてガツガツ打つ感じになっちゃうのですが、さすがにThinkPadのキーボードは一味違うと実感できます。
薄型化の犠牲になったのが拡張関連で思い切ったリストラが断行されています。
本体左側は、電源コネクタ、USB x 1、無線LANのスイッチ
本体右側は、SDカードスロット、ヘッドホン&マイク端子、Mini DisplayPort、USB x 1
特にUSBが左右で2個しかないってのはキツイですね~
あと、有線LANポートがないので出張時にホテルなどで使う場合には要注意です。たまに無線LANが無いホテルとかあるので・・・。
便利なのが急速充電機能。
なんと30分でバッテリー容量の80%まで充電できるとか。
で試してみたら、ホントに30分できっちり81%、その後、99%までも15分くらいなので45分くらいでフル充電が可能です。外でも短時間で燃料補給できるのが便利なのですが、ACアダプタさえ小さければ・・・
全体的な感想
薄い、軽い、カッコイイ!
欲しい欲しすぎる。ここ最近のThinkpadの中では一番の出来だと思います。
1.36kgと軽量なので持ち運びにも便利だし、航空機やF1に使われているカーボン素材を使っているというボディは薄型の割にしっかりしてて安心感もある。
デスクトップには及ばないですが、キーボードも打ちやすいので家庭での使用でも十分行けそうです。どこかのサイトに「極めてよくできたビジネス向けノート」っていう評価がありましたが、まさにその通りって感じ。
かっこよく使えるビジネスノート。
安くて軽いモデルは他にもたくさん有ると思うのですがThinkPadレベルの信頼感と使い勝手を併せ持つモデルは他にないと思うので唯一無二のモデルと言えるのではないかと!
購入時はクーポンを忘れずに!
レノボのネットショップではだいたいいつも割引クーポンが出ています。
タイミングにも寄りますが15~20%程度の割引が期待できますので、購入時にはクーポンのチェックをお忘れ無く!
inaさんの記事に釣られたわけではないですが、X1 carbon買っちゃいました。
悲しい事に、セットアップ中にほっぽってお昼に行って帰ってきたら、何故かお亡くなりになっていて、現在修理中です。
何がいけなかったんだろう。
ご無沙汰しています。購入後のちょっとした情報です。
X1カーボンには普通にいうメモリスロットはありません。すべてオンボードで後から増設できませんので、64bitOSを使うのであればメモリは8GBとしましょう。
あとラピットチャージはできませんが、薄くて小型のACアダプターがLENOVOから発売されました。価格も4000円弱なのでACアダプタを持って歩くのであれば、購入は必須でしょう。
ThinkPad 65W スリム ACアダプター 製品番号: 0B47458
http://shopap.lenovo.com/jp/itemdetails/0B47458/460/FB655FA7A2834E04AED9731463CD174E