GoPro激似のFull HDアクションカメラ SJ4000 触ってみたレビュー
GoPro激似ながら激安なFull HDアクションカメラ SJ4000 を触ってみた感想
最近アチコチの中華系激安サイトで販売されているGoPro激似のFull HDアクションカメラ SJ4000。
小さなボディを活かして今までカメラが撮り仕えられなかった場所に装着可能になったことで面白い動画が撮れるという、新たな境地を開いたGoProと同等の小ささ、そして同じくHD動画が撮影可能ながら10,000円以下という「使い捨て可能な」お値段が魅力の中華ガジェットです。
この値段なら失敗しても後悔はないかなってことで、試しに一つ買ってみましたよ♪
機能面をGoProと比較する
実際のブツに行く前に機能面をGoproと比較してみたいと思います。
SJ4000 | GoPro HERO3+ Black Edition |
GoPro HERO3+ Silver Edition |
|
動画 | 1080p30 960p60 720p60 WVGAp60 |
4kp15 2.7kp30 1440p48 1080p60 960p100 720p120 WVGAp240 |
1080p60 960p48 720p120 WVGAp120 |
静止画 | 12MP | 12MP | 10MP |
WiFi | 無 | 有 | 有 |
記憶媒体 | microSD Max32GB |
microSD Max64GB |
microSD Max64GB |
バッテリー | 900mAh | 1180mAh | 1180mAh |
本体重量 | 59g | 74g | 74g |
価格 | USD91 (9,400円位) |
44,280円 | 34,560円 |
主要な部分で見るとこんな感じ。
GoProの特筆すべき点はBlack Editionで4K画質での撮影に対応している点でしょうか。HD画質を上回るプロ仕様の映像が取れるのですが、一般ユーザーの場合は家庭で楽しんだりYouTubeにアップロードするだけなので、あまり意味が無いという話しも。
スペック上で見るとSJ4000はあらゆる点で劣っているのですが、素人が使うレベルなのでHD画質で十分なのではないかと。ちょっと気になるのはSDカードの容量ですね~。SJ4000は32GBまでしか対応していないので長時間撮影では不利になるかも。
WiFi対応についてですが、ノーマルのSJ4000はWiFiに対応してませんが、WiFi対応モデルってのが売っているので、そちらを買えば対応しているはず・・・
唯一勝っている点は重量。
実測で59gとメッチャ軽いです。
SJ4000開封の儀
では実物を見ていきましょう!
今回僕はDx.comで注文しました。
注文時に一番安かったのが理由ですw
僕は今、香港に住んでいるため配送期間は日本と比べて早いと思いますが、お隣の深センからEMSで1週間弱で到着。
なかなか立派なパッケージに入ってます。
中身を出したところ。
防水ハウジングに入った本体と、様々なシチュエーションで使用する取り付け台座がゴチャっと入っています。
本体。
パッと見なかなか良い感じですよ。そしてメチャ小さい。
僕は男性としては手が小さい方だと思うのですが、それと比較してこの小ささ。
マウント関連が盛りだくさん。
マウントの使用例及び、標準セットで使えるシチュエーションについては後述します
問題は電源・・・
コレは中国仕様か?
日本はもちろん香港とも違うので、困るかなと思ったのですが、電源供給はMiniUSB経由なので、家にあるUSB電源もしくはPCから充電が可能です。なので、ACアダプタはお蔵入りでOK。
内容物を細かく見ていこう
さらに細かく見ていきましょう。
まずは本体。
防水ハウジングから取り出すと、驚くべき小ささ。これでHD動画が撮影可能とかいろいろ捗りそうですね~
メニューは日本語表示にも対応。
一部意味不明な翻訳もありますが、概ね問題ありません。
あ、そうそう。GoProとの一番の違いはSJ4000には液晶画面が付いてます。
こちらの液晶で設定の変更が出来るほか、もちろん撮影中や撮影後の動画を見ることが可能です。GoProはスマホとWiFiで接続して動画を確認することが出来るのですが本体だけで見られるのは便利。
ただし液晶は1.5インチとメチャ小さいので確認用くらいですが。。。
形はGoProそっくりで大きさも若干厚い以外ほぼ一緒。
ただしボタン配置やインターフェイス周りは配置が異なっています。
このためGoProのハウジングケースなどは使用不可です。
本体重量は実測で59g(バッテリー含む)
実際に持ってみると、中身入ってるのか心配になるくらい軽いです。
こちらはハウジングケース。
なかなかしっかりした造りで安心感があります。
ハウジングケースとセットの重さは163g
GoProはハウジングとセットで136gなので、ハウジングの軽さでかなり負けていますね。
標準の取り付け台座いろいろ
取り付け台座アタッチメントはかなりたくさん入ってて迷います。
一応取説に取り付け例が載っているのですが、写真が小さくて最初は試行錯誤が必要かも。
標準のセットで可能なのは、自転車のヘルメットや車のフロントパネルなど平面・緩やかな曲面に両面テープで取り付けるパターン、自転車のフレーム・ハンドルに付属の専用台座で取り付けるパターン、ベルトなどに付属の専用台座に取り付けるパターン、一般の三脚に取り付けるパターンです。
ヘッドマウントベルトなどは別売りなので別途用購入。
いずれも数百円程度と安いので、使用目的が決まっている場合は一緒に買ったほうが良いかと思います。Dxなどは送料無料なのでコスト的にはどっちでも良いのですが納期が掛かるので。。。
よくあるヘルメット取り付けの場合。
防水ハウジングケースに入れてヘルメット台座を直接取り付けるのが基本形。
他に後述するネイキッドフレームでもヘルメットに取り付け可能です。
ヘルメットには3M製の強力な両面テープで貼り付けます。
が、ウチのロード用ヘルメットでは空気穴が多すぎて頭頂部には安定して貼ることが出来ません。
そんなときはフレームを組み合わせて側面に取り付けることも可能
こちらはフレーム&ハンドル取り付け用の台座。
で、ここで問題発生。。。
フレーム&ハンドル取り付け用の台座の工作精度が低く接続部の厚さが十分ではないためしっかり固定することが出来ません。
Dx.comにクレームすれば取り替えてくれそうなのですが、面倒なのと早く使いたいのでワッシャーを挟んでごまかすことにしましょう。中華ガジェットを購入する際は、細かいことは自分で何とかする方が結果的に楽ちんです(笑)
防水は必要ないよって時に使用するのがネイキッドフレーム。
SJ4000は本体には台座を取り付ける場所がないためいずれかのケースを併用する必要があります。(GoProも同じ)
ここでまたしても問題発生。。。
フレーム内に貼り付けてあるゴムの粘着が弱いためSJ4000を嵌めた際にずれてしまい、奥まで入れることが出来ません(T T)
大きさ的に大丈夫そうだったので、邪魔なゴムを撤去したところ解決。
最初から貼らなくていいんじゃね?
上の写真はネイキッドフレームにベルト取り付けアタッチメントをつけたところ。
また、こちらのネイキッドフレームは上下に三脚取り付け台座があるので、一般的な三脚を取り付けて使用することも可能です。
ざっと見たところ本体はプラスチック製で高級感はないもののボタンなどは割としっかり出来てて合格点。1万円ならこんなもんでしょ。
一方、台座の方は細かい問題が・・・
このあたりに中華クオリティを実感します。
ちなみに、ケース以外の台座はGoProの物と兼用できる模様なので、あえてGoPro純正のアタッチメントを使うというのも一つの手かと思います。
僕はあとでヘッドマウントを買おう・・・
ちょっと動画撮ってみたよ
あいにく今日は、凄く天気が悪い。。。
ホントは自転車に取り付けて海沿いを走って、香港の景色をお楽しみいただく予定だったのですが、断念して我が家の窓からの眺めをお届けいたします(笑)
撮影画角170°と超ワイドなレンズなのでメッチャ湾曲収差が出ていますが、これもアクションカメラの味って奴でしょうか。
あと、音声がイマイチですね~
我が家の周りはとても静かなのですが、ずっと「ザー」っていう音が入ってます。
とりあえず触ってみた感想
途中にも書いたとおり、アタッチメント周りの随所で中華クオリティを実感しますが、撮影した動画自体はかなりキレイで個人的なビデオ撮影にはコレで十分だと思われます。
自転車動画をYouTubeにアップするくらいならこれ以上は必要ないかと。
値段はGoProと比べて圧倒的に安いですし、アクションカメラという性質上、荒い使い方も多いと思うので、この値段でこの画質ってのはなかなか面白いんじゃないかと思います。
ちなみに、8/25まではDx.comで5%OFFクーポン「DEALSUBSCRIBER」が出てて、本体は対象外なものの一部のパーツ類は表示価格からさらに5%OFFになります。
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