レッツノートJ9(CF-J9)プレミアムエディッションを買うメリットは?
Let'snote CF-J9の店頭モデルとマイレッツ倶楽部で販売しているプレミアムエディションの比較
9月に発売されたレッツノートJ9(CF-J9)のプレミアムエディッションを見てきました。
まずはそもそもプレミアムエディッションとはなんぞや、と。
レッツノートを作っているパナソニックでは、「マイレッツ倶楽部」というネット通販を運営しているのですが、メーカー直営ということであまり目立った割引販売ができない代わりに打ち出したのがネット通販限定モデル、「限定・レッツノートプレミアムエディション」なのです。
実際、Let'snote J9のラインナップは、店頭向けにスタンダードモデル(CF-J9N)とハイパフォーマンスモデル(CF-J9L)の2機種。んで、ネット通販「マイレッツ倶楽部」では、それに加えてスペックを強化したプレミアムエディションが選べるという感じになっています。
価格競争に持ち込まないで、ちょっとプレミアムな限定モデルを直販で売る。
メーカーとしてはなかなかカシコイ戦略で、是非、僕の仕事にも取り入れたいところです(笑)
さて、新しく発売されたレッツノートJ9(CF-J9)プレミアムエディッションなんですが、これがまた、心憎いというか、うまいことやるなぁという仕様設定になっているのでレッツノートJ9をプレミアムエディッションで買うメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
まずはデメリットから
最初にプレミアムエディッションのデメリットについて考えてみましょう。
まず、一目でわかるのが「高い」ってことです(笑)
もちろん仕様が違うので単純に比較できませんが、一番安価なOfficeなしスタンダードモデル(CF-J9NYABHR)は12万前後なのに対し、プレミアムエディッションは27万円~と倍以上のお値段。
以下に書くように仕様が全く違うのでアレですが、同じ機種にもかかわらず狙っているユーザー層が明らかに違います。
あとデメリットといえば、実物を試せないこととその場で持って帰れないことかな。
実物については、店頭に行って一般モデルをいじれば大体の雰囲気はわかるのでいいとして、納期はカスタム可能ということから少々かかるので我慢が必要です(笑)
それでメリットは?
一方、それらのデメリットを考慮してもプレミアムエディッションを選ぶ意味があるのか?と。
プレミアムエディッションでいいところは、店頭モデルにはないハイスペックなモデルを購入できるということです。そこで、どの辺弄れるのかを紹介します。
Core i7-640Mが選択可能
一番大きいのがこれ。
店頭モデルではハイパフォーマンスモデルでもCore i5-460Mが最高スペックなのに対しプレミアム・エディションではCore i7-640Mを選択可能です。CPUは高速なのが正義なのでこれは重要。
標準メモリが4GB搭載
プレミアムエディションに限ったことではないのですが、「マイレッツ倶楽部」で販売されているモデルは標準メモリが4GB搭載されています(店頭モデルは2GB)。別にあとで追加できるのでいいやと思いがちですが標準メモリはオンボードで搭載されており、かつ、追加のスロットは1箇所しかないのでのちのちの拡張性が異なります。
実際、一般モデルの最大メモリが6GBなのに対し、通販モデルの最大メモリは8GBとなっています。64bit版のWindowsを使うならこの点はメリット大(反対に32bit版を使うならあまり意味はありません)
256GBSSDが選択可能
高速な動作にもはや無くてはならないSSDですが、レッツノートCF-J9では256GBモデルが選択可能になっています(一般店頭ではハイパフォーマンスモデルで128GB)
SSDをあとで差し替えるとなると非常に大変なので、パソコン本体に大量のデータをぶち込みたい方で、高速な動作を期待する方はプレミアムエディション以外の選択はありません。128GBじゃあっという間にいっぱいになっちゃう!
ジャケットの色が選べる
見た目にこだわる方には重要なジャケットの色。
店頭モデルのパンサーブラック、シフォンホワイトに加え、プレミアムエディションではカーディナルレッド、イーグルブラウンの4色から選ぶことが可能です。
Bluetooth搭載モデルが選択可能
これは以外な盲点ですが、レッツノートCF-J9の店頭モデルにはBluetoothが搭載されていません。モバイルノートなんだからそれくらい付けてよ・・・というレッツノートファンの声が響きわたっていますが、狡猾なパナソニックは直販モデルにのみBluetoothを搭載可能にしています(笑)
どちらを選択すべきか?
型番こそレッツノートCF-J9と同じですが、これはもう全く別モデルと考えるべきです。
10万円強の予算で軽量モバイルノートがほしい人は迷わず店頭モデルを選択すべき
この場合、対抗馬としては僕が愛用しているThinkPad201sあたりが選択肢となります。
対して、最新スペックの軽量モバイルノートを全部入りで買うんだ!
という人はプレミアムエディションで全部乗せを選択しましょう。他の追随を許さないハイスペックと限定のジャケットで満足感はまさに最高スペック♪
個人的にはやっぱりレッツノート買うならハイスペックでと思ったりもしますが、あとはお財布との相談結果次第、なんでしょうね(笑)
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