自転車で秩父札所巡り > 030札所寺院紹介 > 三十番 瑞龍山 法雲寺
法雲寺の境内には、谷水を引き入れた綺麗な池があり、その周囲は美しく刈り込まれたサツキで埋め尽くされています。
観音堂はこの池の奥、一段高くなったところに建っており秩父札所の中でもかなり古い観音堂といわれています。方形屋根三間四面の漆塗りのお堂は周囲の木々と調和してなお美しく見えます。
本尊は楊貴妃観音とも呼ばれる如意輪観音。
鎌倉建長寺の道隠禅師が、唐朝の玄宗皇帝が寵愛した楊貴妃の冥福のために彫刻し不空三蔵が開眼したものをこの地に招来安置したものといわれています。
住所 | 埼玉県秩父市荒川白久432 |
電話番号 | 0494−54−0108 |
御本尊 | 如意輪観世音菩薩 |
御利益 | 安産祈願 |
御詠歌 | いつしんに 南無観音と となうれば 慈悲ふか谷の ちかいたのもし |
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
平安時代深谷山・岩の上堂に安置されていた深谷観音が、鎌倉時代に法雲寺開創に伴って移されたものだそうです。
本尊の如意輪観音は別名「楊貴妃観音」とも呼ばれ、鎌倉建長寺の道隠禅師が唐朝の玄宗皇帝が寵愛した楊貴妃の冥福の為に彫刻し不空三蔵が開眼したものをこの地に招来安置したものだそうです。
沢水を引き込んで池にしているという庭園は、見ているだけで癒されます。
本尊の楊貴妃観音にちなんだ寺宝がいくつか公開されています。
本堂左手奥には龍のような形をした松の木が飾られていました。