二十八番 石龍山 橋立堂

かつては胎内くぐりの霊場として巡礼達が修行した橋立鍾乳洞がある「橋立堂」
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二十八番 石龍山 橋立堂

橋立堂の観音堂は、高さ70mもある迫り出した石灰岩の岩壁の下に押しつぶされそうな感じで建っています。

三間四面、流れ向拝を付した方形銅板葺きのお堂が小さく見えます。

本尊は秩父札所唯一の馬頭観音で、漆箔三眼、三面三腎の鎌倉時代の逸品ですが、現在は三腎と馬頭を欠いてしまっているのが残念なところです。

本堂手前にはかつて修行の場として使われていたという鍾乳洞があり、現在は観光施設としても利用されています。

住所 埼玉県秩父市上影森675
電話番号 0494−24−5399
御本尊 馬頭観世音菩薩
御利益 交通安全祈願・動物供養
御詠歌 霧の海 たち重なるは 雲の波
たぐいあらじと わたる橋だて
宗派 曹洞宗

由来

その昔、弘法大師が柚の老木を刻んで馬頭観音としてここに安置したのが始まりといわれています。

西国・板東・秩父の百観音の内馬頭観音を本尊としているのは、ここ橋立堂と西国の松尾寺だけだそうです。

見所

短い階段が続く山門

馬頭観音を本尊とするので境内には馬に関するものも多い。

かつて修行の場であった鍾乳洞は現在では観光施設となっています。

入場料は大人200円

境内にはおみやげ屋と飲食店がありますが、この日は開店していないようでした

御朱印

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