二十四番 光智山 法泉寺

117段の石段を登った先にある法泉寺からは、秩父のシンボル武甲山を眺めることができます
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二十四番 光智山 法泉寺

「観音寺」と書かれた自然石の道標のところを入っていくと目の前に117段の急な石段が現れます。
(一番上は霊地で階段ではないので116段と表記されてたりもします)

石段を登りきった境内は山の斜面を切り開いて作った狭いもので、正面に瓦葺き三間四面の観音堂が建っています。

このお堂は、正面の三間の内一面を解放にして左右の両袖に仁王尊が祀られている(つまり、本堂と仁王門が一体化している)珍しいものです。

4/18の縁日では廻り念仏を行うことでも知られ、このときに使われる数珠は本堂の中に飾られていて参拝者がさわることもできます。

住所 埼玉県秩父市別所1586
電話番号 0494−23−0943
御本尊 聖観世音菩薩
御利益 病気治癒祈願
御詠歌 あまてらす 神のははその 色かえて
なおもふりぬる 雪のしらやま
宗派 臨済宗南禅寺派

由来

昔、武蔵の国に観音を信仰する慈悲深い遊女がいて、口の中の腫れ物に困っていた。

ある朝、秩父から来たという僧が1本の柳の枝を差し出して「この枝で口の中をそそぎなさい」と教えました。

遊女が僧の教え通りにしてみると、口の中の腫れ物は見る見るうちに快癒し痛みも全て消えてしまったということです。

以来、この寺は病の回復を願う人の参拝も多いとのこと。

見所

境内までは117段の急な石段を登ります。真っ直ぐでかなり急な登りです。

毎年4月18日に行われる廻り念仏の際に使われるという大数珠。

廻り念仏は別名大数珠廻しともいわれ、境内に集まった人が念仏を唱えながら輪になって大数珠を隣の人に廻していく行事です。

石段の手前には、おみやげ物や甘味を売る売店があり、秩父で採れた食材を楽しむことができます。

御朱印

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