自転車で秩父札所巡り > 030札所寺院紹介 > 十八番 白道山 神門寺
神門寺の観音堂は宝形銅葺きの三間四面と小さいものですが、大唐破風の向拝を配した風格のあるお堂です。
本尊は室町時代の作といわれる90cm強の聖観音。
神門寺には秩父札所三十四ヶ寺の本尊を彫った版木があり、昔はこれを刷って信者に配ったりもしていたそうです。
住所 | 埼玉県秩父市下宮地町5−15 |
電話番号 | 0494−25−0598 |
御本尊 | 聖観世音菩薩 |
御利益 | 観音様の霊験 |
御詠歌 | ただたのめ ろくそくともに 大悲をば 神門にたちて たすけたまえる |
宗派 | 曹洞宗 |
昔、この地には神社が建っていたが荒廃してしまったので、村人達は再建の相談をしていました。
すると「神社ではなく、お寺を造りなさい」というお告げがあり、お堂を建てて聖観世音を安置したところ信者も増えて繁栄し今に至っているといいます。
本堂に向かって左側のお堂には、十二支守り本尊が祀られています。
右手には、火災鎮護のご利益があるという不動尊があります。
本堂には回廊が設置されていて、裏手に廻るとご本尊の下を通っています
。そこにはご本尊につながれたお手綱がでており、ご開帳の時以外でもご本尊と握手ができるようになっています。