自転車で秩父札所巡り > 020札所巡りレポート > 札所23番音楽寺〜25番久昌寺
普通、22番から23番へ向かうには「秩父ミューズパーク入口」の交差点から一般道を登っていきます。しかし秩父札所道案内を見ると、22番から23番へ続く「明治巡礼古道中山みち」なるルートが書かれています。
明治だしもしかしたら舗装路なのでは?
と思い、22番で納経してくれた地元の方に聞いてみたところ、舗装路だから自転車でも大丈夫とのこと!?
では張り切って行ってみましょう♪
と登ってきたのですが、最初だけ舗装でその後はず〜と未舗装のシングルトラック(T T)
これのどこが舗装路だ〜、いい加減なこと教えるなよな〜。しかもずっと登りだし。
自転車で22番から23番へ向かう際は、一般道を使うことをお薦めしますよ(笑)
14:38
急な山道を自転車を担いで登り、やっとのことで23番音楽寺にやってきました。
音楽寺には札所柱随一の音色といわれる鐘があり、歌上達祈願に御利益があるということから、歌手がお参りに来るそうです。
音楽寺の観音堂の裏にはちょっとした登山道が続いていて、これを5分くらい登っていくと十三地蔵尊もあるので忘れずに寄り道していきます♪
23番で聞いたところ24番へ続く江戸巡礼古道も未舗装の山道とのことだったので、県道72号を利用することにします。
音楽寺から県道へ下る途中には「絵になるまち写真になるまち展望広場」があり秩父市街と武甲山を見渡す絶景スポットになっていましたよ〜
県道72号を佐久良橋がある交差点まで気持ちよく下った後、再び登りとなり差の坂道の途中に「観世音」と書かれた大きな石碑がありました。
15:00
117段の石段が熱い24番法泉寺に到着。
さ〜、気合いを入れて石段を登りましょう!
ここ法泉寺は荒川左岸に続く長尾根の中腹に建っているため、このような長い石段が必要なのです。
石段を登りきって境内に出ると本堂の両袖に仁王門を納めた変わった形の観音堂がありました。山間の狭い土地に効率よくお堂を建てるためでしょうか?
法泉寺の石段の下にはちょっとしたお土産物店があり、ところてんとか大滝まんじゅうとか何やら美味しそうな地元グルメが売られています。
そういえば時間が無くてお昼たべてないしな〜、と、寄り道することに(笑)
ところてんと大滝まんじゅうを食べていると、「これも美味しいのよ」とタケノコとか煮豆とかをたっぷり出してくれるのですがコレ全部無料とのこと。
おかげでお腹いっぱいになりました♪
24番から25番へ向かう途中の、荒川が大きくS字カーブを描く辺りを巴川郷といい、アーチ式の巴川橋と荒川の流れ、武甲山の景色が素晴らしい絶景ポイントとなっています。
そんな景色を眺めながら坂を登り、県道72号をさらに真っ直ぐ進むと札所25番久昌寺の朱色の山門が見えてきます。
15:32
切り立った岩壁沿いにある観音堂とその奥にある弁天池の景色がとても静かで素晴らしい25番久昌寺