自転車で秩父札所巡り > 010基礎知識とQ&A > 札所巡りとは?
札所巡りとは「観音(観世音菩薩)」を祭る霊場をお参りして廻る巡礼のことです。
かつては参拝した証として観音菩薩との結縁を願う木札を寺社の柱や天井に打ち付けていたことから、各霊場が「札所」と呼ばれ、霊場巡りのことを「札所巡り」と呼ぶようになりました。
ちなみに現在は、木札を打ち付けることはなく、御朱印などをもらって参拝の証とするようになっています。
札所巡りとして有名なのは、「西国三十三所」「坂東三十三所」「秩父三十四所」の3つで、西国三十三所は平安時代に成立し、坂東三十三所は鎌倉時代、秩父三十四所は室町時代に始まったと言われています。
これら3つの札所巡りで百観音と切りのいい数となることから、全ての霊場を巡礼する人も多いみたいです。