たまには地元の写真でも・・・
ミニベロではないですが、本日地元をうろうろしてきたので写真を貼っておきます。
1枚目、旧国道150号、現静岡県道416号静岡焼津線、大崩海岸。
焼津と静岡を自転車で行き来する時はほとんどの方が眺めの良い崖っぷちを行くこの道を使われるかと思います。石部海上橋は大崩海岸のハイライトで、昭和46年に崖崩れで被害を受けた際に災害区間を迂回する形で作られたもの。
焼津側から来ると下り坂の長いトンネルをトップスピードで海上橋に飛び出せば目の前に大海原と富士山!!爽快感がたまりません。
2枚目、静岡市瀬名の秘湯、平山温泉竜泉荘。
静岡市の秘湯というと静岡市街から車で半日ほど北上し、南アルプス直下・山梨県境近いところにある赤石温泉白樺荘という名湯がありますが、ここは静岡市街からわずか10分足らずの所にあります。
日帰り入浴は500円で1時間以内という制限はありますが、白樺荘に似た古びた建物に川沿いの静かな環境、タイル張りの小さな内湯に舞う湯の花は秘湯の赴き十分。ただ、すぐ脇に第二東名の巨大な橋梁が建設されているために開通後は行き交う車の騒音で静けさは失われてしまうのが残念です。
3枚目、偶然見かけたkaman k-max。
平山温泉の近くに静岡へリポートという静岡地区のヘリの拠点基地があるのですが、そこで見かけたこのヘリコプター。2枚のローターをぶつからないよう左右に傾けた交差反転式という珍しいスタイルで、一人乗り。物資運搬用で機体の下に設けたフックに最大2.7トンの荷物を吊り下げて運搬できます。
見た目も変わっているけど、飛行音が独特で一度聞いたら忘れられない変わった音がします。
大崩懐かしいです!14年前そこの山が崩れアンカー工事を半年程やってました。
緊急工事だったので現場事務所も無く雨が降ったら橋の下で休んでました
アンカーは地中に穴を開けワイヤーを挿入後セメントミルクを注入し地山と定着
その後油圧ジャッキを使い100トンで緊張する工事です
そそ一番長く掘った穴が設計ミスでその山の中を走ってる鉄道のトンネルまで行ってしまい
2時間程電車を止めたことがあったな~私のが悪いんじゃないんですが・・・w
なんかとんでもない裏話が。(笑)
確かにこの付近の東海道線のトンネルって海岸からほんの十数メートルしか離れて
ないんですよ。写真に写ってる場所辺りから2箇所横坑も伸びてます。
海上橋にしたって、現代の常識からすればトンネルで被災箇所をぶち抜いて迂回する
ところですが、敢えてそれをせず海の上に逃げたのは工期短縮目的よりも既存トンネルに
干渉するので新たなトンネルは掘れなかったんでしょう。
いやー 久々に見ましたね K-MAX。
機番からアカギヘリコプター所属の機体だと思いますが、何せ日本に2、3機しかない珍しい機体ですよねえ。カマンは昔からこの交差ローターに執着していますが、世界でもこのメーカーくらいでしょうねえ。
物輸専門の機体なのでなかなか都市部では見られません。いいもの見させていただきましたあ! 影武者さんありがとうございました。
海があって温泉があって富士山が見えるなんて、静岡は良いところだなぁ♪
是非、一度案内してやってください!
と、さりげなく怖い裏話まで飛び出してますねw
あの大崩海岸!
廃道マニアには有名なところですよね。
崩れた洞門の画像は、何度見ても「えっ?何これ」と絶句してしまいます。
脆い断崖絶壁に道路を通そうとした先人の熱意には感動しますが、海上橋を除くと今はみんなトンネルになっているということは、よっぽどやばい地質なんでしょうね。
yosiko2さんが穴を開けてしまったのは石部トンネルの方でしょうか。
何気にすさまじい話ですね。
その大崩海岸付近の地図を見るとトンネルの多さに驚きます。
こういった廃道付近、一度は行ってみたいですね。
>K-MAX
お察しの通り、アカギヘリコプターの2号機です。平山温泉に入った帰り、奇妙な音が
したので上を向くとこいつが追い越しながらヘリポートに向けて降下していくところでした。
形は奇妙で現在ではカマンしか作ってない(というか、ツインローター機はK-MAXと
CH-47しか作られてない)のですが、交差反転式は飛行特性に優れている上に物資輸送に
特化して創意工夫を凝らした機体で世界的に見るとかなりの数が売れているようです。
>静岡おいで
その節はぜひ案内させて下さい。東部・西部はあまり詳しくないですが、中部なら
ポダから山チャリ・平地高速巡航まで様々なルートを組めますよ。
>大崩海岸
地質的にはあまり問題はないと思うのですが、糸魚川-静岡構造線の急峻な山々が
すっぱーん!と海に落ち込む箇所なのでトンネルを掘るか、崖に取り付く以外に
ルートが取れません。明治期に宇津ノ谷峠のトンネルが出来るまでこの山並みを
横断する車道そのものが存在しませんでした。
峠越えの徒歩道として古代東海道の日本坂が通じていますが、今歩いても険しい難路です。
ちなみに大崩付近だけで鉄道・道路合わせて2キロ超の主なトンネルが8本、
短い物まで含めると実に16本もあるんです。しかも全て東西を結ぶ大動脈。
>yosiko2さんが穴を開けてしまったのは石部トンネルの方でしょうか。
JR東海本線石部トンネル用宗駅側入り口付近です。
映画アルマゲドンで出てくる機械みたいなので穴を開けるんですがケーシングを
送る給進圧力が急にゼロになったから空洞が有ると判断したがこんなクラックだらけの
ガサガサな岩盤に3Mの空洞はおかしい?と思い直ぐにケーシングを引き上げたんですよ
JRに連絡し電車を止めてもらいトンネル点検してみると!綺麗に穴が開いてました!!
私が気にせず削孔を続けてたら大惨事になってました!!
泊ってる旅館がトンネルの近くだったので前々から貫通するんじゃないかと
思ってたので これわ!!!と ピントきました 電車が通ってなくて良かったです。
そそ 泊ってた旅館の味噌汁は、何時も甘く!我慢して頂いてたんですが地元の
影武者さんの家でも甘い味噌汁なんですか?
↑あら!名前忘れましたyosiko2ですw
おでんは甘いけど、味噌汁が甘かった事はないです。(笑)
味噌汁って地域色以上に家庭ごとに味が違うので、たまたまその旅館が甘口だったのかも。
掘削の話は・・・本当に間一髪でしたね。この区間は昼間は電車が、夜間は貨物列車が
10分おき位に通るので。
ちなみにトンネルって地表から何メートルのところにありました?
>ちなみにトンネルって地表から何メートルのところにありました?
確か?打設角度25度で58メートル位だったかと、
場所と打つ段数(高さ)で滑り想定線が変るので色んな長さのアンカーを打設します
施工方法はこんなかんじですw
http://isabou.net/sponsor/seee/seee_a.asp#sekou