突入!甲子林道
昨日は福島県の甲子(かし)峠を越えるルートに挑戦してみました。
この峠に至る甲子林道は、地獄の激悪ダートとして全国にその悪名を轟かせています。
事前にその情報を読んでいた私は、さすがにNWTで突入する度胸はなく、今回はMTBの登場となりました。
JR新白河駅から17kmほどでダートの入口に着きます。
初めのうちはごく普通の路面。NWTでも何とか走れるくらいです。
それにしてもやはりMTBの走破性能はすごいですね(あたりまえか)。NWTならやっと走れるくらいの路面を、危なげなく走り抜けてしまいます。
【写真1】近くに酪農家があり、この辺は牧草地が多いです。トウモロコシ畑も多かったけど、牛の飼料用かな?
そうこうしながら走っているうちに路面は険しさを増してきます。所々で自転車を下りて押して歩かなければなりません。しかしここまではいわば「お遊び」でした。
ダート開始から5km、道はいよいよその牙を剥きます。
【写真2】道と言うよりも土石流の跡みたいな...。 ホイールくらいの高さの段差というか割れ目。
【写真3】川原...? 漬物石大の砂利粒...?
ここから約5kmに亘ってこんな路面が続きます。当然、乗って走ることはできず、押し、押し、ひたすら押し。
ここでは自転車はお荷物以外の何物でもありませんでした。
峠の数km手前から、ようやく路面は落ち着いてきます。と同時に、今まで薮や森に遮られて見えなかった景色がひらけてきます。歩くしかない場所では景色が見えず、やっと乗れるようになったら今度は景色を眺めるために立ち止まらなければならない... 皮肉と言うか、底意地が悪いと言うか...。
紅葉の盛りにはまだ少し早いみたいですが、その割には葉の散った木が多いように見えました。さきの台風の影響かな?
【写真4】峠の直前にて。風が強いので雲が青空の中をするすると流れ、それにつれて山にも日が当たったりかげったりを繰り返します。
日を隠していた雲がどいて、斜面に日が当たると、たちまち息を吹き込まれたように木々の葉が輝き始める様は、まるで魔法を目の当たりにしているようでした。
峠から先は問題なく走れます。
気温は低いし風も強く、下り坂を駆け下りていると指がちぎれそうでした。
弥五島の温泉で体を温めて、会津鉄道の弥五島駅から輪行して帰りましたとさ。
体力的なダメージはかなり大きく、今日は絶好の自転車日和にもかかわらず家でごろごろしていました。
写真1と写真4だけを見せて「甲子峠は良いところだよ~、みんな行こうよ♪」などと言ってみんなを誘い込んだら... 袋叩きに遭うだろうな。
こうなるとホント、余計な荷物を持って山登りに来ている状態ですね(笑)
かつてMTBによく乗ってた頃、何度もそういう思いを・・・
とか書きながらも、久しぶりにMTBにも乗りたいな~
以前、何度か似たような道を走りましたねー。いや、担ぎましたね(笑)
ホント、死ぬほど重くてへばりました。下りでも乗れない場所は多いし前転するわで・・・ これほどの荷物は持っていませんでしたけれどね。
でもこの山中に一人で立ち入る勇気が凄いです。熊がいそう・・・
去年の秋、甲子道路が開通して自転車も通れるというのに…こういうところがやっぱり乾し肉さんだ(笑)
そんな乾し肉さんに是非行って欲しいところがあります。
大峠(喜多方~米沢)
明治時代、突貫工事で作ったという歴史もいわくある魅力的な道です。数年前なら普通に通行できたようなんですが、トンネルの新道が出来てからは放置され、特に米沢側の荒廃が著しいと聞いています。喜多方側はヘアピンの地獄(ということは、傾斜が緩いという事ですね)、こちら側は2輪ならば今でも大丈夫らしいです。
今年の夏、行こうと思ったんですが、落石防護柵が道路に倒れこんでいる写真を見てやめました。
【写真1】すごくいいですね。こういう自然の真っ只中走ると気持ちよさそう。
【写真2】【写真3】はちょっと・・・これはただの山登り・・・笑
でも乾し肉さんらしいですよね。
またまたガレちゃってますねえ(笑)
乾し肉さん、こういうとこ好きなんですね~
ところでこの道、まだ生きているんでしょうか。
っていうのは、↓ここに載ってるし(ちょっと主旨がちがいますが)
http://yamaiga.com/index.html
「ヤマ行こ」と一字違いなのがなんとも・・・(笑)
荷物がなければ写真2は乗って上れると思うけど、さすがに写真3は下りじゃないと乗れないですね~。
> 久しぶりにMTBにも乗りたいな~
私も1年乗っていませんが、inaさんは3年は乗っていないんじゃない?
私は予定があって行かれませんが、31日に隊長の「旧碓氷峠自走ツーリング」がありますので参加してみては?
>inaさん、martyさん
おっ、経験者が名乗りを(笑)
本当の「山行こ!MTBツアー」なんての、誰か企画してくれないかな(他力本願)
>genさん、ゆうさん
いや… なんか誤解されているようなんですが、断じて私は「廃道好き」ではありませんよ。
一時期、上総地域の廃道に何度か突っ込んでみたりしたのですが、結局「あんまりオモロくない…」と熱が冷めました。
あくまでも美しい景色とか、歴史の重みが感じられる町並みとか、そんなものを見たくて走っているのでして、そのためには悪路を走るのを厭わない、ということです。
「山行が」サイトはたまに見るんですが、読む分には面白いんですが、自分で同じことをやるのは、ねぇ…
>ロケットさん
なかなか良いでしょ。
上手く写真が撮れなかったのですが、紅葉もなかなかでした。
事前にネット上の情報で紅葉が素晴らしいと読んでいたので敢えて突入してみましたが、そうでなければ行かなかっただろうな。
しつこいようですが、悪路を走ることが目的ではありませんので(笑)
>takuさん
押して歩きながら、「takuさんだったらここ乗って登れるんだろか?」という考えがチラと頭をかすめましたが… そうですか、やっぱりだめですか。
私は下りでも乗りたくないです。転びそう。
秘密基地訪問の昨日、itaさんと初めてyamaいこオフに参加したときのことを聞きました。
初参加のメンバー
その中にはビオラを背負ってポタ参加した乾し肉さんがいたことを。。。
ワイルドな道だよねぇ。。。と話していたら、またまたこんな悪路を走ってました報告が。。。
しかし、本当に皆さん峠が好きですよね(^^)
企画段階から「峠」が組み込まれているわけですから。
乾し肉さんなら、自転車と登山とテント泊
三拍子いけますよね?
そう、あのときのgenさん主催によるオフでは、初参加の人が多かったんですよね。
いまや全国にその名を轟かす暗技研ita所長とか、元祖(?)うましかの忍太さんとか…
> 乾し肉さんなら、自転車と登山とテント泊三拍子いけますよね?
そのうち「キャンプオフ」でも企画しますかね。
うましか連中がやったような、「車にキャンプ道具を積んで行ってバーベキューを食らう」などという、ふやけたような生ぬるいものではなく(笑)、自転車に全ての荷物を積み込んで走るという正統派なキャンプツーリングを!
(さふらんさん、寝込みを襲ったりしないでね♪)
伝説の秦野オフ、あれがヤマ行こ初参加だったのが乾し肉さん、
忍太さん、taddさん、ロケットさん、そして私の5名。
みんな元気に頑張ってますね。
思えばあの時のgenさんの「なだらかな里山です」以来騙されっぱなし。(笑)
「騙された~」と言いつつ付いてきて「うましか」になっているんですから世話無いですね。(^^;
>伝説の秦野オフ
その日は土曜日なのに1日会議・・外を見ながら恨めしく思っていました(笑)
それじゃあ、さふらんさん・martyさんのためにも、また神奈川の「里山オフ」考えてみましょうか。
おんなじコースでは新鮮味が無いので、秦野駅から渋沢丘陵・丹沢山麓辺りで本厚木駅まで、ざっくりこんな感じかな。
ネット環境が悪くアクセス不調の間に。。。
★乾し肉さん。。。なんて、恐ろしい発言を。。。
閣下から挑戦状でも届いたらどうするんですか????
しかも寝込みを襲わないで???
知ってます?ヤドカリって良い貝をしょっているヤドカリを見つけると、その家欲しさにヤドカリを襲って、貝をGETするらしいです。
私はテントを持っていません(^^)
乾し肉さん 今度のテント泊はいつですか?
テント奪いに襲撃します(笑)
★genさん
これまた恐ろしいルートを。。。
私を里山に置き去りにでもしよう計画でしょうか?(泣)
せめて、携帯の電波が届く範囲にしてください。(号泣)
屁垂れな私としては、「りんりんロード&筑波山登山(ハイキング?)」を検討中です。
これなら、私も可能では?というルートが(^^)ありそうなのです。