山から海へ
クリスマスの日曜日、朝7時半ごろの電車に乗って房総半島の中心、久留里線の終点の上総亀山駅を目指していました。木更津駅で乗換えで1時間以上待ち、久留里駅に着いたのは12時を回った頃。終点まで行かない列車、ローカル線あるあるです。
穏やかでいい景色と言えばその通りだが、なんか以前によく見ていたような風景。筒森の新しいトンネルの手前で、雰囲気のある谷戸の道に何かを感じて、エイッと右折。その細道は山の中の小さな集落を抜けると尾根上に駆け上り稜線通しの道となって県民の森を通り安房小湊へと下っていきました。
海をよく眺められる旧道を勝浦方面に向かい、やがて国道に合流する地点にひょっこり駅が現れ、時間も15時半を過ぎているのでここで終了。歩道からわずか階段3段で駅のホームです。待合室とホーム1本だけのシンプルな駅。
16時前の列車に乗って、途中徒歩、東京湾フェリー、バスを挟んで地元の駅に着いたのは20時半ごろ。行き帰りの輪行時間が約9時間というとんでもないことに。もっと遠くにだって行けただろうに。でも、最近に無く楽しいい山道だったので満足しました。
千葉市からでも、房総半島の先っちょまでは電車で3時間近くかかったりしますからね~
房総半島を走るときは、ガツガツと距離を走ろうとせず、ちょろっと走ってさっさと輪行して帰るのが正解かな、と思います。