三陸は寒かった
3日と4日の二日間、三陸海岸沿いを走ってきました。今回は岩手県の釜石から宮城県の気仙沼まで。
写真4は陸前高田市の、かつては中心街だったところ。
壊れた建物や瓦礫はほとんど片付けられて、知らずに訪れたらもともと空き地だった所かと勘違いするかも知れません。
大船渡市で昼食を食べたのですが、食堂のご主人曰く、盛り土をしてかさ上げをしないと何も建てられないのだが、かさ上げした土地が落ち着くまで数年間待たなければならない。その間は雇用の場も生み出せない・・・ ということでした。
気仙沼に着いたときには日が暮れていたのですが、更地か廃墟だらけでほとんど真っ暗な中、かろうじて残った建物とか仮設店舗とかに、精一杯イルミネーション（クリスマスみたいなやつ）で飾り付けをしていたのが印象的でした。
景色や海の色は相変わらず素晴らしかったです。
日が照っていると海の色が本当にきれいなのですが、この時期は日が短いのですぐに色が鈍くなってしまうのが難しいところ。
今回は何を血迷ったか一日あたり約70kmというコースにしてしまったので、脚が売り切れて押し歩くという経験を久々にしました。（三陸では一日50kmくらいに押さえるのが妥当と思います）
干し肉さん、三陸にようこそ。
4番目の写真の場所、12/29に行ってきました。
自転車につけているハンディGPSで街の中心部と知って大変驚きました。
わたしは気仙沼から陸前高田までブロンプトンで行き、帰りは岩手県交通のバス輪行で帰って来ました。
走り納めでリアス式海岸の洗礼を受け、陸前高田でバス停を見つける頃には久しぶりに両足が攣りましたよ。
房総半島や三浦半島のリアス式とは規模が違う。
走り初めは1/3、気温-3〜-4℃、風速4〜5m/sの中を20kmくらい走ったら風邪をひいて寝込みましたよ。
干し肉さんは雪の中をどんな装備で走っているのでしょう？
もうすぐ2年ですか・・・
だいぶん走れるようになっているようなので、僕も一度行きたいとは思ってるのですが、せっかく帰ったときにロングツーリングとか妻の目が・・・
＞knさん
ブロで三陸はさすがに辛いでしょ！ 私だったらやりません（笑）。
私の240ピンのスパイクタイヤはつるつるスケートリンク状態の下り坂では少し滑ってヒヤヒヤしました。転ぶことはありませんでしたが。
宮城県内では路面の雪や氷は少なかったので、ピン数の少ないタイヤでも大丈夫かな？
行ったときはたまたま平年よりも寒い日で、日中の最高気温は-2度。
加えて海沿いは風が猛烈で、向かい風が吹いていると下り坂でもペダルを漕がないと前に進まないくらいでした。
登りで大汗をかいて下りで凍える、の繰り返しでした。
装備は、
頭部：ニット帽、ネックウォーマー（兼マスク）
上半身：下着はモンベルのジオライン長袖シャツ、その上に普段着のシャツ、厚手のセーター、合羽。1日目が寒かったので2日目は腕に使い捨てカイロを貼りました。
下半身：吸水発熱のタイツ（安物なので効果は不明）、サイクリング用ズボン（サイクルジャージでなく普段着っぽいやつ）
手足：手袋（モンベルのクリマバリア）、吸水発熱の靴下、普通の靴。手袋の中と靴の中に使い捨てカイロを入れました。
これでも寒かったら使おうと思って合羽のズボンとシューズカバーも持っていったけど使いませんでした。
クリマバリアの手袋は大変スグレモノだと思うのですが、私は冷えやすいので、手が冷たくなって困りました。それ以外の点ではあまり寒さでは困りませんでした。
＞inaさん
三陸は遠いよねー。
でも一泊二日くらいの時間を取れるなら、新幹線を使えばそこそこのツーリングはできるんじゃないかな。
あらためてinaさんが三陸を走ったときのツーレポを見返したら、一日100km以上走っていたんですね。よ～やるわ（笑）。
あの頃はまだ若かったもので・・・ｗ
乾し肉さん、ハンドルネーム間違えてごめんなさい。
なるほど、防寒対策は重装備ですね。
わたしも考えてみます。
ブロンプトン用に16インチのスパイクタイヤを検索してみると、かつてはIRCが出していたようですが、いまは売っていはないようですね。
非スリックタイヤの手持ちの自転車はブロンプトンしかないので、シュワルベマラソンで行ける範囲て楽しもうと思います。
今日の三陸、私のところでは朝方5cmくらいの積雪でしたか、夕方には日なたの車道の路面は乾いていました。内陸に入ると-12℃で今季一番の寒さだったとか。
「干し肉」と変換したがるIMEが多いようですね。
人によって寒さを感じるポイントは異なると思うのですが、私の場合は手の冷えを防ぐことと、あとは冷たい空気をもろに吸い込まないようにするのが有効なようです。
だから寒い季節にはネックゲーターなどで鼻を覆うようにしています。
スパイクタイヤはどうしても選択肢が限られますね。
実は私が大径車を買ったのは、スパイクタイヤの選択肢が多い自転車が欲しかった、というのが大きな理由だったりします。