今昔マップ2
先日のさいたま市中央部ポタの時に何人かの方とポタのコース作りについて話をしていたのですが、私がこのところコース作りに重宝しているソフトが、「時系列地形図閲覧ソフト 今昔マップ2」です。
このソフト埼玉大学教育学部の人文地理学研究室で作成されたもので、なんと!フリーソフトなんです。地形図系のフリーソフトとしては「カシミール」が有名ですが、今昔マップのすごいところは、現在の最新地形図である国土地理院の「うぉっ地図」から明治10年代の迅速側図までの地形図や航空写真を連続的に切り替えてみることができるんです。
旧街道や古道などを探すポタコース作りなどには最適ですよ。
表示できるのは首都圏・中京圏・阪神圏の各半径50km程度ですが、緩ポタ中心の私のコース作りにはこの程度がちょうど良いのではと。
地図画像をインターネット経由でダウンロードするので、インストールには時間がかかりますが、いったんインストールすれば、あとはサクサクと動かせます。
この「今昔マップ」、ベクターなどで検索すればすぐに見つかると思いますう。
皆さんも自分で好きなポタコースを作ってミニオフをプロデュースしてみませんかあ!
僕もポタおじさんからお聞きして早速インストールしてみたんですが、コレ超便利ですね~。
今も新たなネタを発見し、使っていたところです(笑)
私もポタおじさんにお聞きして早速インストールしました!
でも小田原は対象地域から外れていました・・・・(笑)
これわたしも使ってます。
わたしも自転車での散策のネタ探しに入手しました。
千葉には戦時中に陸軍鉄道連隊とういう部隊があり、県内に軍用軌道がありました。今昔マップ2を使用するとかつての軌道跡を探すことが出来ます。
ただし、なかには存在期間が数年と非常に短い軌道もあって、今昔マップ2の収録間隔の狭間に隠れて地図上にない場合もあります。
また江戸時代は幕府の軍馬(野生の馬)供給地であったことから、軍馬が村に侵入しないよう各地に土塁(野馬土手)が構築され、一部は現存しているのですが、迅速測図をみると野馬土手を含む江戸時代の遺構が描かれていて興味深いです。
沼、河川の干拓の様子とか、自分の街の過去の土地利用のされ方とか、いろいろと興味深い情報満載ですね。
「地図が読めない男」(そんなタイトルの本がありましたっけ)である私には、こういうのもいいかもしれない。世はまさに情報化社会。玉石混交なれど、うまく使いこなせば自転車趣味もより楽しいものにできますね。
inaさんのツーレポも、これまでは本文は熱心に読み込んでいたけれど、最後のマップはサラッと通過するだけでした。貯まりに貯まったこの膨大なガイド付き地図データこそが最大の価値なのかな。