JR東日本が主体の観光キャンペーン、群馬ディスティネーションの企画だと思うのですが、「ぐんまワンデーパス」という県内鉄道乗り放題の切符を使って、渡良瀬渓谷に行ってきました。切符代は1,900円。終点間藤駅までの片道料金は1,730円。片道利用だけでも元手の大半が回収できるのでお得です。
さて、鉄道は足尾銅山の辺りで終点ですが、並行する道路の国道122号は日足トンネルを抜けて日光まで続いています。トンネルがあるということはトンネル以前の旧道があるわけで道路地図には大概載っているのに、不思議なことにインターネットのヤフーの地図には載っていません。そこに興味を持って、確かめてみたいと思った訳です。
実際、行って見ると、普通に舗装道路だし道幅も勾配もゆったりしていて、とってもよい道でした。途中MR-4に乗った2人連れとすれ違いました。押しが入るようなきついところもなく楽しい道でした、と言っていましたよ。
<写真1>終点の間藤駅。標高670mくらいで、既に下界の暑さは感じません。高くて涼しいところまで行けるのが輪行の最大のメリットですね。
<写真2>説明文を読めば分かるとおり、ハイキング向けの案内なので、徒歩で行くには「長い長い」12kmということです。足尾側からだと登り4km、下り12km。
<写真3>写真奥の切り通しが峠の頂上。明るい落葉広葉樹の森でよい雰囲気です。
<写真4>ヘアピンカーブが連続する区間。見てのとおり坂がきつい訳ではなく、効果的に勾配が緩和されているのが分かります。
前に日光からわたらせ渓谷を走ったときに見かけたあの峠の入口の先か!
もちろん僕はトンネルを選びましたが(笑)
わたらせ渓谷は、もうチョットしたら紅葉が綺麗でしょうね~
>足尾側からだと登り4km、下り12km
日光側から登らなくてよかった(笑)
●genからのレス:読んでいただけた方はすぐに気がついたと思いますが、足し算が間違っていました。
誤)足尾側からだと登り4km、下り12km。
正)足尾側からだと登り4km、下り8km。
>日光側から登らなくてよかった(笑)
両側の高さが同じくらいだとすれば、日光側の勾配は足尾側の半分程度ということになるんじゃないかと。MR-4の2人連れの証言とも整合性が取れます。是非、実験を(笑)
細尾峠はしばらく路面が崩れて通行止めで一時はそのまま廃棄かと
心配しましたが、整備されてだいぶ明るくなったみたいでうれしい限りです