15日に長野・山梨県境の大弛峠を越えてみました。今回は長野県側からアタック。
長野県側から登ると、峠の直前の約9kmはかなりガレたダートです。
小海線の信濃川上駅を出発、駅から19kmほど走ったところでダート開始。道は荒れているところと走りやすいところが交互に現れます。荒れたところではタイヤが空転するので時速6~7kmくらいでそろりそろりと走ります。
こういう道の良い点は、路面の悪さに気を取られて、斜度を気にする余裕がなくなることです。お陰で坂のきつさを感じることなく登ることが出来ます(笑)。
ところどころで景色の良い場所もあります(写真1)。向こう側の斜面に植えられているのはカラマツかな。新緑の季節にはきれいだろうな。
峠の2kmほど手前からは荒れた路面と急坂のダブルパンチ(写真2)。さすがに斜度をも意識せざるを得なくなります。この辺ではタイヤが空転したり横滑りしたりしてバランスが崩れるので、50mくらい走るごとに足をついていました。
散々苦労をしてやっと峠に到着(写真3)。前に長野県側から登ったときはダート部分のうち半分くらいは押し歩きになったのですが、今回は乗ったままで登りきることができました。足つきは数えられないくらいしたけど。
ダート区間の9kmを走り抜けるのにかっきり2時間かかりました。歩くスピードと大差ない...。
写真に霞がかかっているのは、雲の中に突入してしまったからです。晴れていれば、少し離れた場所から良い眺めが見られる(峠そのものからは展望は無し)のですが、この天気では何も見えません。
峠にある山小屋でコーヒー(300円)を飲んで、さっさと降りることにしましょう。
山梨県側の塩山駅までの道は、距離35km、高低差2000m弱のスーパーダウンヒル。ま、田口峠の項でも書きましたが、私は下りの爽快さをあまり重視しないタチなんですけどね。
長野県側に比べて山梨県側はやや大味な印象。それでも渓流沿いの美しい場所もあります(写真4)。
塩山駅への途中にある温泉で汗を流して帰りましたとさ。
今回の走行距離は約70km。私としては平均的な距離です。誰かさんみたいに120kmがちょうどいいなんてことはありません。
今回は、時期が時期だしルートがルートなので誰も誘わなかったのですが、次々に皆さんが富士山奇襲を決めている現状を見るに、誘えば誰か釣れたかもしれませんね。
あっ! ここが例の大弛峠ですね。
なんだ!やっぱり登山道じゃあないですか(笑)
普通のタイヤで行ったらパンクしそうですが、この峠を攻略するコツや特別な装備などはあるのでしょうか?また、おすすめポイントなんぞ・・・・
いっ・・・いや、僕は行きませんよ!!これから行ってみたいという方々の参考として・・・・
初心者向けがここに変わらなくてホントよかった(笑)
行くならマウンテンバイクだけど、もう2年くらい乗ってないからオーバーホールが必要ですね・・・
こういうところは乾し肉さんの独壇場ですね(笑)。
>誘えば誰か釣れたかもしれませんね。
あれは山が好きと言うよりも、意地というか、存在理由というか、それについては言われたくないというか・・・別の要素が大きいと思うので期待薄だと思います。
>ゆうさん
どちら側から登るか、にもよりますが…
とにかく「軽いギアを装備!」ですね。長丁場なので、最初は意識的にゆっくり走らないと、前半で脚が売り切れます。
時間が合えば、途中までバス輪行するというのもひとつの手だと思います。
エスケープ手段(電車の時刻とか、バスはどこまで来ているかとか)を事前に確かめておくのも必要かな。
タイヤは、どれを使ってもパンクするときはするし、しないときしないです。前に Minits Lite でダート林道を6kmほど走ったときにはパンクしなかったし、太いブロックタイヤで舗装路を走っているときにパンクしたこともあります。
いずれにせよパンク修理セットは必須です。
行楽シーズンには自動車も多くなります。あと、猛スピードでバイクで駆け抜ける連中にも注意が必要です。
お勧めの時期は、新緑または紅葉ですね。景色は長野県側の方が美しいと個人的には思います。
山梨県側は、まっすぐ峠に向かう道よりも、その西側の焼山峠を回るルートの方が美しいです。ただしこちらは坂がきついです。
>inaさん
私もそう思いました(笑)
MTBなら余裕でしょ。
>genさん
NWTにブロックタイヤを装着して、Go!