12月に入って東京周辺の紅葉もようやく見ごろとなってきました。
ここの紅葉は自然林なので全体が綺麗に色づくことは相当幸運な条件が揃わないと難しい様です。色づき方は、日当たりによって左右されるので、終わりのほうが見ごろになる頃には最初のほうは散ってしまっているという、今日はまさにそんな感じでした。
見栄えのする紅葉ならば、お寺の庭園など植木屋さんの手が入っているほうがいいんでしょうが、自然のもみじの巨木がうっそうと茂る姿は人工的な庭園にはない趣があります。
<写真1>入り口から暫くはじめじめした沢沿いの道。階段のように見えますが、地層の硬い部分が侵食の結果残ったもの。房総半島と似たような景色で、おそらく地質的につながっているのではないでしょうか。
<写真3>足元も散った葉で唐紅のカーペット