大峠越えが失敗、撤退することになり、思いがけず早い時間に喜多方駅に戻ってきてしまいました。帰りの新潟行きが偶然にもこのSL列車。狙った訳ではなく、列車本数が少ないので選択の余地が無いんです。
SLって、他の乗り物と違って、なぜか擬人化して見てしまうんですよ。
上り坂では苦しそうにあえぐようにしているのに、スピードは上がらずジリジリとしか進めない。まるで自分の自転車を漕いでいる様そのものじゃないですか。
さらに言うなら、苦労して努力したからといって良い結果が出るわけではない人生そのものです。
一方で平地に出ると、シュシュシューっと伸びやかに気持ちよさげで、「人生悪いことばかりじゃないよ」と言われているようです。
<写真1>SLは本来のC57型が休息中のため、代役として高崎在住のD51型が登場。
<写真2>貨物用なので華やかさは無いが力強い。好ましく思います。
<写真3>このゴージャスな車両はグリーン車かと思いきや、
<写真4>誰でも利用できるフリースペースの展望車でした。
へー、昔の客車とはちがって、トンネル入ったら真黒けとは無縁でSLの旅が出来るわけですね~。
●inaからのレス:偶然SLにのるなんてツイてますね!
それにしてもこの展望車、サービス満点だなぁ。
なぁんだ、そんならウチに寄ってけば良かったのに…
と言いたいところですが、その日は用事があって東京に行っていたのでした。
うちのベランダの真下を線路が通っているんです。
惰眠を貪っていると、汽笛の音で起こされます(笑)。
>うちのベランダの真下を線路が通っているんです。 ->読んでいてちょっと懐古モードに入っちゃいました。
子供の頃、家は東海道線の線路の脇にあって、しかも踏切が真ん前というロケーション。
夜になると貨物列車が通るのですが、列車の編成が長い&速度が遅いので、警報機の音がずっと鳴っているんです。でも、小さい頃からですから慣れちゃって平気で寝られるんですよね~。で、引っ越したら静かすぎてかえって寝られなかった記憶があります。まぁ、それもすぐに慣れたんですけどね...
あと、高校電車通学のとき遅刻しそうになると、踏切からホームに飛び乗れたので、改札通るより5分は時間短縮出来ました。車掌に見つかってしかられたことも何度かあります。でも遅刻したくないので、たまーにやってました。今では、踏切は無くなるしなにより自動改札ですし無理ですね。
2年ほど前にばんえつ号に乗りましたがSLも代わっていますが客車も当時と違うような・・・何編成かあるのかな?
http://blog.livedoor.jp/marty58jp/archives/52016381.html
リンクの記事、拝見しましたけど客車は同じですね、変わっていません。
ただ、私の時は車内は半分程度の乗車率、1ボックス独り占めでした。デッキには自転車を置くスペースが無かったので助かりました(笑)
ラウンジカー(=展望車)のイベントは、ウクレレ演奏ではなくペイントストーン工作だったので、静かでしたよ。
ベタな観光案内ではなく、ハード/ソフトともセンスが感じられるアメニティー満点の列車で、東北新幹線「はやぶさ」のグランクラスよりも満足感は高いかも。