世界の自転車タクシー展



◆世界の自転車タクシー展/by gen

http://www.k-i-a.or.jp/plaza/news/20090801_taxi.html
新聞記事で知り、帰省先の戸塚の近所なので見に行ってきました。
入場無料で8月30日までの開催。写真のアジア各国の自転車タクシーの他、日本国内あちこちで運行中のベロタクシーも展示されています。また指定の時間帯は試乗も可能ですが、子どもが一緒でないとトライしにくい雰囲気はあるみたい(笑)。動かすのではなく座ったり跨ったりする分には何時でもOKです。

細かく観察すると、すべてシングルギア、殆どが固定ギア(競輪自転車と一緒)、ブレーキレバーは普通にハンドルバーに付いているのではなくフレームに専用のレバーがある、フレームはクロモリどころか鋼鉄製で頑丈だけど重そう、幅広タイヤに太いスポーク、などの特徴が見られます。

余談ですが、会場の「あーすぷらざ」、区民センターなのにあまりの立派さに驚きました。こんな東京ビッグサイトみたいにする必要があるわけないだろうに。何処も同じ箱物行政よ。

<写真1>バングラディッシュ・リキシャ。今回展示の中では大径で一番速そう。
<写真2>フィリピン・ペディキャブ。小径もありました。サイドカー方式で運転は難しそう。
<写真3>カンボジア・シクロ。客席の乗り心地が良く一番のお気に入り。
<写真4>インドネシア・ベチャ。


※写真がある場合以下にリンクされますが、容量が大きい場合があるので表示には気をつけてください
写真1枚目 写真2枚目 写真3枚目 写真4枚目



●乾し肉からのレス:

10年以上前にビルマを旅行したときに乗りましたよ。
サイドカー形式でしたが、写真2のものよりも安っぽい作りでした。
マンダレーという内陸の都市で乗ったのですが、内陸だけに暑さが半端じゃないんですよ。刺し貫くような、もしくは引き裂くような日の光なんです。
そんな中、「人間」という重い荷物を積んで、決して高性能ではない自転車を漕ぐ… すさまじい仕事だな、と思いました。

余談ですが、自転車タクシーの運転手は市民から低く見られているような印象をそのとき受けました。
職業に貴賎なし、というのはあくまでも建前で、このような(自動車に比べれば)安い道具を使って、体力を使って、わずかなお金を稼ぐ、と言う職業は、どうしても低く見られてしまうのかな、と思ったのでした。









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