この題名で何の事か?分かるがどうかで、おおよその年齢が判別できます(笑)。
ただいま帰省中で、これは実家にある自転車です。約30年前、昭和50年代前半のブリヂストン製。たぶん純国産。全く趣味の自転車ではないので、このサイトで紹介されるような走りを云々する自転車じゃあありません。ろくに整備もされずに錆びだらけでボロボロ。
しかし、乗ってみると結構いいんですよ。重量物積載実用車の如くフレームが頑丈であることは走行時の剛性感の伝わり方で良く分かります。ステアリングの動きも、微塵もガタを感じさせない。
ハブ、BBの回転系の精度が高い。足を止めている時間が長い。クランクを逆回転させると、クルクルと良く回り続けます。
いまどきのママチャリのような安っぽさがないんですよね。一言で言って高品質。フレームと回転系さえしっかりしていれば、スポーツ車ではなくても自転車っていいもんなんだなぁと思いましたよ。かといって、重くて遅いのでサイクリングが出来る代物じゃあありませんが(笑)。
<写真1>全体像。殆ど購入当時のまま。
<写真2>このハンドルは握りやすくていいんですが、折り畳みには向かないか。
<写真3>こういうペダルも見なくなったね。クランクは個人的に美しいと思う。
<写真4>タイヤは20×1.5。スリックのように見えるが、本当は溝があったはず。鉄板みたいなキャリパーブレーキは何故かちゃんと効く。鉄板の材質が今と違うのだろうか?
ミニサイクルは70年代に流行りましたね。
現在でも小柄な女性に需要があるようです。
ミヤタ フェミニン
パナソニック アルエアーU20
ブリヂストン カリシア
秘密基地にもロッドブレーキのブリジストン車に乗ってる町の青年団の人がたまに来ます。
(青年団なのに56歳だったりします。)
一回オーバーホールしてあげたんだけどかなり走りは良かったです。
昔の自転車は、材料も良い物を使っていたぶん それなりに高価で寿命も長かったですよね~。
それに比べて今の自転車は20万円クラスの自転車ですら外に置いとけば3日でボルト類が錆びてきます。
Tikitのスタンドのボルトなんか水に濡れれば一発で錆び錆びですからね;;
●inaからのレス:僕が小さい頃、母親がこんな感じの自転車に乗ってたなぁ
って記憶がうっすらとあります
日本製で品質がいいってのはたぶんこういうものだったんでしょうね。
今は日本ブランドでもみんな中国あたりで作られて品質は・・・ですからね~
僕も小さい頃、母親がこんな感じの自転車が昔あったのよ
って言っていた記憶がうっすらとあります (ウソです)
昔の自転車って、ハンドルとか錆びても錆びを取ったりして乗ってましたよね。よく考えれば錆び取り以外にはチェーンに油をさしたのとものすごくたまにタイヤに空気を入れたくらいしかメンテナンスしていなかったような・・・・ワイヤーのような切れやすい部品はなかったからかもしれませんが・・・・
●じょんからのレス:うちの母も乗っていました。24インチ車だったように記憶してますが。
最初の1台は後に盗難にあってしまうのですが、商店街の福引であたったものでした。たぶん、その頃(1982-1983年頃)になると廉価車が登場しだして来ていたのだと思います。
20インチのミニサイクルは、前橋市街に買い物に来られた年配の女性が乗っているのを見かけましたが、小径ならではの安定感のおかげか危なっかしさは感じませんでした。
ミニサイクル用のタイヤって、花柄のサイドウォールだったりしましたよね。近頃ではまったく見ませんが。