都電でビール!?年忘れビール号に乗ってきた

以前、「お座敷列車」に乗って電車飲みの楽しさに取り憑かれてしまった僕です(笑)
なんなんでしょうね~、あの揺れが程よい飲んだくれ感を演出してくれるのでしょうか、それとも電車の中で遠慮無く飲んだくれるという非日常感が良いのでしょうか?

まぁ、それはそれとして都電荒川線で開催されているビールイベント「都電 年忘れビール号」に行ってきました♪

都電荒川線では年に数回、専用の貸し切り列車を仕立てて、都電の中でビール飲み放題にしちゃうビール電車イベントを開催しています。ちなみに前回は夏で「都電レトロ麦酒号」という名前でした。

参加費は、ビール飲み放題&軽いおつまみ付きで約2時間のコースが3000円

この都電ビール電車、毎回大人気なのに運行本数が少ないため予約はかなり激戦区。今回の分も受付初日であっという間に完売しちゃったらしいのですが、友人が気合いで電話して席を確保してくれました♪

超ラッキー、友よ、ありがとう!

というわけで、集合場所である都電荒川線 荒川車庫前駅にやってきました。
荒川車庫前駅はJRや地下鉄からアプローチが悪く(JR尾久駅から徒歩10分くらいかな)、何故、こんな場所に集合・・・、と思ったのですが、駅前に「都電おもいで広場」という旧車両を展示した公園があり、そこが集合場所となっていました。

都電おもいで広場は入場無料の公園ですが、復元された昔の都電の中が展示スペースになっててなかなか面白い。サイクリングの最中に立ち寄ってみるのも良いかも~

都電おもいで広場の隣は、都電荒川線の車庫になっています。
そして、写真の右側に写っているのが、今回の飲んだくれ会場である「年忘れビール号」です。

この車両、他の車両と違ってちょっとレトロなデザイン。その名も「レトロ調車両9001号」。普段も走ってると思うのですが、今回は当選者のみ乗車可能な貸し切り列車となります。

都電ビアホールに乗車!

いよいよ出発時間が近づき、ビアホールとなる車両がやってきましたよ♪

今回のコースは、集合場所である荒川車庫前駅を出発し、一旦西向きに走り西端である三ノ輪駅で折り返し、今度は東向きに走って荒川車庫で休憩後、大塚駅で終了となる約1時間40分のコースです。(予定では上記でしたが、実は三ノ輪で折り返した後、一旦、王子まで向かい、そこで折り返して荒川車庫に入り、その後大塚に向かうコースでした)

2時間もビールを飲んだらトイレに行きたくなりますが都電内にはもちろんトイレなどありません。トイレ休憩は約1時間後に一度しかないので出発前に必ずトイレに行っておくのをお奨めします(笑)

ホームではなく車両基地から都電に乗るというのもなかなかレアな経験~

そして写真右が乗車後の社内の様子。
普通の車両の中央に長机をいれただけの簡易的なビアホール。都電に乗ったことがある方は分かると思いますが座席は片側にしかないので、お客が横一列に並んで座り、対面にスタッフが立ってビールを配ってくれる形式です。

また、20人という参加数は座席にみっちり全員座った状態となるので、一人一人の席はかなり狭く、隣の人と密着した感じです。一見、微妙な感じですがこの狭さが他人との連帯感を生んでみんなで盛り上がれるので結果的には楽しかったです(笑)

実際、周囲の人たちと仲良くなって、一緒に盛り上がったりおつまみを配り合ったりとか~

スタッフの女性の発声で乾杯!
ここからは降車まで缶ビール飲み放題です~

都電荒川線のビアホールで飲めるのは、缶ビールが基本。
ビールはエビスを中心としたプレミアムなもので、車内の発泡スチロールの箱に大量投入されていました(笑)

また、今回は忘れてしまったのですが、缶ビールは直で飲むよりコップに注いだ方が美味しいので紙コップを持参した方が良いと思います。

乗車後すぐに抽選会が開催され、今回の協賛である「釣りバカ日誌20」にちなんだお土産や映画グッズ(クリアファイルとか扇子とか)が当たります。

たぶん抽選会では全員が何か当たっていたと思う(笑)

案内には軽食が準備されていると書いてありますが、それほど多くはないので、総菜などを持参した方が良いです。今回おいてあったのは「さんま水煮」と「鮭とば」。あとは抽選会で当たったアレコレくらいかな~(用意されていたさんま水煮はコレだと思うのですが、予想以上に美味しくて家でも買いたいくらい!)

この手の電車の最大の楽しみは、すれ違う電車やホームにいる人たちのビックリした表情ですね。

えぇ、ちょっと優越感ですよ♪

いや~、楽しいね~。
スタッフの女性も周囲に座っている方もノリりが良くて、かなりの盛り上がり。普通の居酒屋ではあまり見ない一体感♪

あっという間に最初の折り返し視点となる三ノ輪駅に到着。

そして、その後も飲み続けて乗車から約1時間。
出発地である荒川車庫に戻ってきました。ここで唯一のトイレ休憩となるので、後半戦に向けて余計な水分をきっちり排出しておきましょう(笑)

あたりはスッカリ日が暮れていてレトロな車両が絵になる感じ♪

基本的にビール飲み放題の都電ビアガーデンですが、若干数、熱燗や日本酒もあります。せっかくなので熱燗を頼んでみたのですが、飲み始める前に無念の大塚駅到着・・・

公表では約2時間とのことでしたが、実際には1時間40分ほどの行程で、20分計算が狂いました(笑)

都電 年忘れビール号の感想

コレは楽しい!

年に数回しか営業してないので予約はかなりの激戦ですが、必死で挑戦するだけの価値はあるかと思いますよ♪

そして乗る際に忘れてはいけないのは、ビール用のコップ&お総菜。

来年もきっと運行すると思うので是非~

 
この記事へのコメント(5件) |コメント入力欄へ
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K2009年12月15日 13:10返信

すげ~良いな!楽しそう♪ ヤマ行こ!で貸し切りしたいですね! 

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フェレパパ2009年12月15日 17:29返信

終点が大塚ってのはいいねえ。
大塚周辺は有名な老舗居酒屋が結構あるよお。
都電降りてからも又渋く飲めるよ、

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ina2009年12月15日 22:19返信

>Kさん
ですね~!
でも、コレ予約がすっごい激戦で、予約時に人数をFIXしないといけないのでオフとかだと難しいかな~

と思いながら、そういえば都電には貸切のシステムがあったことを思い出したのですが、残念ながら飲食は禁止だった。

でも、普通に貸し切って輪行とかでも面白そうですね!
ちなみに、都電片道の貸切料金は14000円くらいなので20人集まれば一人700円で専用列車を走らせることが出来ます~

>フェレパパさん
もうちょっと調べてから行けば良かった!
終わった後も飲みに行ったのですが、そこらの普通の居酒屋に入っちゃった・・・

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小公望2009年12月27日 21:42返信

いいな~。貸切実現したら参加したい!

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ina2009年12月29日 10:33返信

>小公望さん
貸し切りやってみたいですね!
借りるのはかなり簡単みたいなので、オフのコース設定を上手にやればいつでも利用できそうです。

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